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ブログ-施設長の部屋

2022/1/24
新型コロナ感染拡大について

新型コロナに向けて指針を発表したところだが

今回の第6波は、今までとは違った電波スピードと

その感染力の強さに危機感を抱いている。

感染者数の拡大が進むことによる、濃厚接触者の増加は

我々のような高齢者福祉に携わる者にとって

直接運営に影響を及ぼしかねない重大な問題である。

コロナに感染していなくとも、濃厚接触者となることで

自宅待機を余儀なくされ、ただでさえマンパワー不足であえいでいる事業所は

そのまま事業運営が継続できなくなる。

利用者もサービスを受けることが困難となり

施設側も、利用者にとっても負の要素しかない。

この感染拡大を検証していくと

福祉施設で働くエッセンシャルワーカーだけの感染予防だけでなく

利用者のご家族の協力も不可欠な状況である

誰しも、コロナにかかりたくて罹患するわけではないし

目に見えないウイルスから、どのように防御していくのか

本当に難しい問題ではあるが

私たちにできることを確実に実行し、自分だけでなく

周囲のものからもコロナ陽性患者を出さない。

日々、常に緊張を緩めず、密を避け、手洗い、手指の消毒を徹底するしかないのかもしれない。

皆さんも、ご自身だけの問題でなく、家族を守るために

個々人が自覚をもって行動しましょう。 

2022/1/17
認知症道中膝栗毛 第五話

新年あけましておめでとうございます!と、年も変わって、すでに17日過ぎる頃となりました。

年明けから、新型コロナ感染症も新たな局面を迎え、第6波の兆しが・・・・

新型コロナ感染症ウイルス変異による感染の急拡大に

当事業所も慌てて、新たなる指針の設定と発表を余儀なくされたわけです。

とにかく、この感染の急拡大と言うか、伝播スピードが尋常でなく

たかが一週間程度で第4波の感染者数に近づき

これは入居者を守るためにも、早急の対応が必要と考えたわけです。

ただね、認知症の人の家族とのつながりを考えると、感染リスクと心身機能の悪化リスクの

どちらを優先すると、非常に難しい判断が求められているように思います。

ワクチン接種2回終了の入居者さんが、仮に感染しても重度化しないかもしれない。

それなら心身機能の悪化を防ぐために面会等の家族との絆を大切にしたい。

僕は、コロナの影響で、認知症高齢者が家族の見守る中で死ねない。この状況には疑問を感じている。

だからこそ、感染リスクよりも心身機能の悪化予防に軸を置いて運営したいと願っています。

この思いを重視しながらも、可能な限り感染させたくはない。

だから今回は、面会の完全中止はうたってないのです、特例として管理者が認めた場合 は

時間・人数限定のもと面会を可能としました。 

2021/12/28
現代社会のハラスメントについて

昨日、今日と二日間、職人さんと言われる方々にお手伝い頂き

太陽の家の施設整備を行った。

この二つの業者さんとは長年のお付き合いで

気心も知れている関係の方々である。

そして、その作業中の親方と弟子の会話を聞いていると

全く違う業種であるにもかかわらず、親方の言葉は鋭く、きつく、乱暴であった。

言葉かけを聞きながら、自分自身の職員への接し方とからめ笑えてきた。

親方の一人に、それってパワハラと言われないの?と聞いてみた。

すると、パワハラと言われる方も見えるとの返答が返ってきた。

でも、職人さんの弟子ともなると、これくらいの罵声を浴びて

耐えられないようだと、この業界では務まらない!との言葉に

僕自身も非常に納得した。

介護の世界では、パワハラは厳禁といわれ、ハラスメントに対して非常に神経質になっている。

僕は、ハラスメントの是非は、根底にある人間関係に由来すると考えている一人である。

そして、職人さんたちと言えば、少しの気の緩みが大怪我や命に係わる仕事をする人たちである。

エリート会社員の様に、机に向かって書類を作る業務と違い

自分の身体を使って業務を行う人たちと、当然、気の張り方が違うはずだ。

 随分以前に愛知県の戸塚ヨットスクールが問題視された時代があった。

精神的にひ弱な若者に、スパルタンな指導を行いながら精神の強化をねらう指導方法にストップがかかった。

そんな時代を通りぬけ、今や、社会全体にぬるま湯に浸した、厳しさを知らない日本人に成り下がってしまっている。

日本人自体が脆弱な人種に変貌したとは言わないものの、必要以上にハラスメントに神経質となっている日本人に

ハラスメントの定義を教えるのではなく、一人でも生きていける人間を育成するための教育の方が優先されるべきかもしれない。 

2021/12/21
認知症人生膝栗毛第4

年末大掃除が、そろそろ始まり、先日もうちの太陽の家の段ボールや雑誌などの処分に

近所のリサイクル業者の処分場に赴いた。

それほど多くはない段ボールを、しっかりと束ねてビニールひもで縛り

適当なサイズにまとめて持ち込むのである。

これは、誰しもが行っている処分方法だと思うが、

いざ、処分場のコンテナーをみると

小さくたたんでない段ボールがそのまま、捨てられている。

はこの状態で捨てられているから、コンテナーには、空きスペースがなく

うちから持ち込んだ段ボールだけでなく、他にもコンテナ―に入りきらない段ボールが

コンテナ―の外に山積みとなっていた。

まあ、からの段ボール箱をつぶして、軽く折りたたむ行為の出来ない人。

それは、まさしく認知症の人の実行機能障害の典型的な症状である。

今までで出来ていた行為ができなくなる障害。

それと、人に迷惑が及ぶことを考えることができない障害として

「協調性に欠ける自己中心的行動」も、認知症の人に出現する障害である。

私たちソーシャルワーカーは、このような障害を持つ人の出来ないことを支援する。

こんな人に遭遇したら、適切な声掛けして、共に実行できるよう支援しなきゃいけないね。

しかし、これは、あくまでも相手に認知症がある場合。

社会的ルールに従って、もう少し相手を思いやろうよ!! 

2021/12/21
ケアマネ泣かせの一つの事例

ケアマネの第一の業務は、サービスを必要とされる方々の自宅訪問があるが、

この自宅を訪問するにも、日本の住宅事情と最近懸案事項にもなっている「個人情報」に

何がしかの変更や改善が必要でないかと思われる。

新規の要介護者をご自宅に訪問する時、住所と電話番号を頼りに

車のナビゲーションを頼りに訪問しようとしても、目的地に到達できない。

目的地周辺とナビはアナウンスするけれど、そのような建物は見当たらない。

例えば、ナビゲーションは目的地周辺ですと言いながら、目的地は右側です。と言う。

しかし、実際は、現在の位置から右側は、用水路があり、住宅は用水路を超えなくてはならない。

ガードレールで囲まれた用水路を、どこで渡る? 等の困った問題が起きる。

仕方ないので、車を降りて徒歩で近所を歩いて回るが、今度は表札が出ていない。

名前も書いて無ければ、住居番号も表示されていない。

もう、こうなると絶望的で、いちいち疑わしい居宅を全てピンポンして

お名前の確認が必要となってくる。

まあ、ゼンリンの地図で確認して、コピーも用意していくものの

なかなか目的地に到達できない日本の住宅。

郵便配達員の方の苦労が計り知れる。 


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