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ブログ-施設長の部屋

2012/11/17
・・・・・結構いけるかも・・・・?

うちの近所のスーパーをうろついている時(不審人物ではないぞ!)陳列棚に面白いものを見つけた。それは、インスタントのピラフである。海外の食品で、食品の説明書きはすべて英語で書かれている。もちろん、日本語の簡単な説明書きも添えられており、調理方法等も分かりやすく表記されている。

それで、肝心な話、どのようなピラフかと言えば、グリーンカレー風味のピラフである。熱湯を注いで7分。それで食べられる。グリーンカレーと言えばタイ料理である。ココナッツミルクのほんのりとした甘味が、独特の香辛料の辛さを引き立たせる絶妙の旨さが、僕は大好きな一品ではあるが人によっては苦手という人も多い。まあ、騙されたと思って食してみれば、このピラフの面白さが伝わってくる。

まず、規定量のお湯を注いで待つこと7分。東南アジア特有の長いお米にグリーンカレーの風味がしみ込んでいる。おまけに米はパサパサしてお湯を入れたことが信じられないほど、ドライな感じに仕上がっている。付属のスプーンで食べるのだが、これが結構いけてる。辛すぎず臭すぎず・・・パサパサごはんさえ気にならなければ、大概の人は旨いと思ってもらえる品である。

ついでにPRしとけば、このグリーンカレー版とレッドカレー版の二種類が販売されていた。興味ある方は、一度お試しください。

2012/11/16
おはらい

最近のこと。うちの職員の中で妙に災い多い子がいる。その子が災いではなく、その子の周辺で災いとなる事象が多く、本人も非常に苦にしてる最近であった。最初は、そんなの気にするな!と一笑に付していたわけだが、どうも一向に災い風の向きが変わってくれないようで、本人も結構、真剣に悩み始めたようであった。

人間、不運ってのは重なる様で、子供が熱を出した!とか、怪我した!とかのハプニングが重なり、おまけに自分も何か知らないけど災いが降り注いだ!とかで、毎日浮かぬ顔をしてデスクに座っている。そんな彼女を眺めつつ、どう励ませばいいのか、本当に迷ってしまうのである。僕は、不幸のどん底に落ちてしまった時には、逆に思いっきり暗い音楽を聴いて、不幸の淵から這い上がろうとする。まあ、音楽程度で変わる気分であるから、本来の不幸のどん底ってのは経験してないのかもしれない。しかし、これは、結構なことに失恋の痛手(今の歳で・・・??・・・・だから!昔の話ではあるが・・・)を被った時には、本当に暗い音楽を聴いて、いっぱいの涙を流し、きれいさっぱりと忘れることとしていた。(余談ではあるが、映画音楽の中でも、シンドラーのリストのテーマ曲やディアハンターの主題歌などが最適である。最近では、韓国の時代劇「王女の男」の主題曲もなかなか、こんな時の音楽である)

 まあ、余談が長くなったが、そんな訳で、今日の午前中に、地元の椿神社へ連れて行った。もちろん、お祓いを透けるためである。まあ、もう一人、職員でお祓いを受けなくてはいけない者も一緒に二人が受付をして、お祓いを受けていたようである。僕は喪に服している者として、神社への立ち入りは許されない身なので、社の外で待っていたが、その時に社の中で、どのようなお祓いが行われているのかは、十分に経験積み。神主さんが祝詞をあげて、お祓いしてくれる時、神前にうなだれて神妙な気分の時に味わう、背筋がシャンと伸びるような、一瞬電気が走るような、そんな気分でお祓いを受けているのだろう・・・と想像しながら、駐車場の紅葉狩りを楽しんでいたのである。

 昔、うちの女房の父親が、度重なる接触事故を苦にして、愛車のお祓いをしてもらいに来た時の事。同じように神殿の前にうなだれながらお祓いを受けて帰宅する途中、乗っていった愛車を溝に落としてしまった!と怒っていたことを思い出す。人間って、気持ちが及ぼす影響って、本当に大きいものがある。そういえば、今朝の僕の運勢をテレビで偶然みたのだが、あるテレビ局では、てんびん座は7番目に運勢が良く、もう一局の方では三番目の良運だった! 実際問題、この運勢の違いって?どうなのよ??って思いませんか? 12星座あって7番目ってことは、それほど良くはない。しかし、もう一方では、三番目! やはり、運勢ひとつとっても、気持ちの問題ってのは大きい。今日の僕の運勢、とくに悪くはなかったし、結果的に一日を振り返ってみれば、7番目でも3番目でもなく、普通の一日だったように思う。

 永遠とどん底を舐めるように這いつくばって生きているとしても、真っ当に考え、行動していれば、いつかは日の当たるところに出れる。どんな辛いことも、いつかは解放されるときがある。そう信じて、毎日、普通の生活を普通のようにおくる姿勢が大事だと思う。まあ、そんなわけで、うちの職員さんたち、気にすることはない。そのうちに過去の笑い話として語れる時が必ずくる。そう信じて、今、自分に与えられたことに真摯に取り組むことを目指そうよ!

 大丈夫!大丈夫!世の中には、いろんな神様がいる!一人くらい、そんな君を助けてくれる神様は必ずいる!!

2012/11/14
将来の高齢者介護のいくえ

団塊の世代が高齢に近づき、次第に機能低下が始まる頃。日本の高齢者介護の現場は、どのように変わっていくのか?僕の尊敬する大学の教授が講義の中で常に言い続けていた、福祉のビッグバーンは必ず近いうちに訪れる!その言葉が、妙に頭にこびりついて仕方ない。

団塊の世代から少し遅れて生まれた私自身も、そう遠くはない将来に第一号保険者となる。要介護状態となるかは分からないが、遅かれ早かれ人の手を借りなければ生きていけなくなる日は来るはずだ。その時の自分自身を考えると、今、自分たちが対応している高齢者の求めよりも遥かに多く、遥かに幅広い要望を持つことと思う。物がない時代に青春時代を過ごした人たちとは違い、物が豊富に整った時代に育ったわれわれ世代。ものの考え方一つにしても、自由奔放な考え方が許されていた時代に育ったものだから、人間性も多義にわたる。

カラオケひとつとっても、戦後の復興の中で流行した歌謡曲が唯一の音楽だったころと違って、ジャズもクラッシックもレゲーもヒップホップも、本当に幅広い音楽を吸収して育った世代が歳を重ねたとき、いったいどの音楽を聴くと心が和むのか?集団で過ごすことよりも単体で生きることに慣れた世代が大規模通所介護事業所の中で、どのように自分の居場所を確保できるのか?世界中の食文化にふれる機会をもち、いろいろな味を堪能した世代が、給食程度の食事や色気もなく生きるためだけの配食弁当を食べさせられ何を思うのか?

高齢者介護を生業にしているものが思うことではないが、自由な行動すべてに制約を加えられながら生きることって、何の意味があるのか?そこまでして生きながらえる自分は、どんな目標と生きがいを持てるのか?そう考えると、自分たちの将来に不安を感じる。

今、僕同様、社会福祉や高齢者介護を学びながら実践する者たちに将来を託さなければならない。僕が今、不安に思っている点をどのように考えているのか聞いてみたい。そして、その答えに対して、答えてくれた彼らの高齢社会に期待が持てるのか?を考えてもらいたい。

今なんとかしなければいけない。日本の今をしっかりと見つめ、今皆が学ばなければ次を育てることができない。私たちが生きる上で、チェーンのような連鎖的努力と意識の継続性がなければ、その時点で社会は崩壊する。福祉だけでなく、経済もすべてがマッドマックスの世界へと変貌する。

※ちょっと、ブログにしては重いねえ!暗いね!・・・・・いや、これくらい真剣に考えていってもらえないと、日本の将来は今以上に困窮する福祉難民が増加すると考えている。

2012/11/10
一つのミスの犯す大きな禍根

 今日、旅行関連の人と話をしてる中で、北陸の方で起きたツアーバス事故の影響を大きくうけて運営に苦悩するバス会社の話題が出た。要するに、あの夜行バスによる大事故で多くの犠牲者がでたわけではあるが、あの事故を境に行政の安全規制が厳しくなり、それと同時にバス会社自らの安全意識改革もあって運転手が不足しているという事態に発展しているそうである。夜行バスに限らず、長距離運行バスの安全を確保するために、運転手の就労条件を改善し、適切な休憩をとり、適切な勤務体系を整えることが必須となった。そのことで、今までのような一人運転手で長距離走行することが困難となり、複数のドライバーを確保しなくてはならないことが、車はあるものの、運転する者が居ない。そのような状況になっているそうである。

 バス会社としては、需要のある時に閑散期のマイナスを取り戻すことが経営上、必要不可欠の要素ではあるにもかかわらず、安全を重視するあまり利益より、健全な運行を確保する必要があるわけだ。

 言ってみれば、一人の犯した重大なミスは、同業各社を巻き込んだ大騒動となったのである。

 しかし、ここで質問。車の性能、居住性(車に居住性を求めること自体、意味わからんが!)の向上と道路整備の行き届いたインフラ整備の改善まで行われた今、なぜ?これほどまでに事故が多いのか? 今、市販車の中では、走行補助機能付き乗用車の販売が増えてきている。前方の障害物を感知して自動で止まったり、進路外す前に機械的な衝撃を加え、ドライバーに危険信号を発したり、それこそ手放しで寝てても車は、無事に目的地まで運んでくれるような時代である。にもかかわらず、前回のような観光バスの事故や幼児を巻き込んだ人身事故が発生する。機能が向上することと、安全運転とは、まったく異なるもののようだ。どこまで技術が向上しようとも、やはり人間そのものの意識が、必ず必要であるわけだにゃ!

 継ぎ目を感じさせない道路環境、大型で見やすく整理された道路案内板、昼間のように明るく視認性の優れたLEDライトの採用等、車を取り巻く環境の改善よりも、運転手の車を運転する意識が絶対条件となっている。

2012/11/10
ウインドウズ 8 の その後

10月31日を最後にブログ更新できていないわけだが、その理由(言い訳)はこうだ!

10月末にWindows 8を搭載!までは良かった。その後に、いろいろと弊害が出始め、それらの諸問題を解決するために東芝のHPより、対策ソフトをインストールした・そしたら絡んだ! パソコンが起動しない!何をやってもダメ!この薄っぺらなノートパソコンの中では、いろいろなソフトが、熾烈なバトルを繰り返しているようだった。固まってしまって動かない。

 ありゃ!こりゃ大変!と、内の姉妹施設の施設長に泣き付いてみた。ソフトを自分で組み立てることのできる人だから、絶対に直してくれる。と、電話してお願いしてみた。パソコンを預けて、数日後。希望通り、Windows 8は削除してもらい、最新のWindows7を再インストールしてもらった。

・・・と、いう事は! パソコンが工場出荷時と同じ状態に戻ったという意味である。問題は解決した!と同時に、すべての記憶がゼロとなった。お始めの状態に戻った。メールも送受信できない、ネットにもつながらない。印刷もできない!

 このような訳で、暇さえあるとパソコンとにらめっこ。一から入れ直しをしていたというわけである。やはり、慣れない事はするもんじゃあない。今まで、パソコンで幾ら無駄なお金を使ってきたんだ!?と自分を責めるものの、使ったお金は元には戻らない。バーチャルな世界だけに、実感もモノも残らず空中に消え去ってしまった。とても空しい気分になった。


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