大府の研修センターに通っているうちは、まだ何とか持ちこたえて風邪気味ってな感じで過ごしていたが、先週の金曜日が過ぎたころ、つまりは研修を終えて修了証書をもらって帰ってきたころから、とうとう風邪に本格的に侵されてしまった。
特に先週の土日は最悪で、熱は出るし、咳と鼻水の嵐。9週間の研修の疲れがどっと出てきたがごとく、寝込んでしまった。鼻水がでると一番困るのが集中力が失せることと食欲が湧かないこと。まず匂いが分からなくなるから、食事の楽しみ半減する。そして、味覚も普段より鈍くなる。僕の頭は普段から鈍いから、どうってことはないけど、味覚だけは鋭いつもり。それが、塩加減が分からなくなる。塩加減ってのは、調理に欠かせないもので、これが狂うことは、そのまま味に関連してしまう。
まあ、今の栄養過多な自分からすれば多少、食欲の減退は望むところ。しかし、食いしん坊の僕にはつらい!
そんなわけでブログも久しぶりの更新となった。この間、ティッシュペーパーの箱を抱えながら、来週の火曜日に行う講義資料の作成に専念していた。パソコンに入力しながらも直ぐに飽きてくる。本当に集中できない。困ったものだ。
まあ、なんとか一つの講義は仕上げ、あと一単元の資料作りが残っている。早く仕上げないと、資料の印刷に間に合わない。先週は風邪でつぶれ、今週は資料作りで貴重なお休みが潰される。あ~ア、こんな研修の講義を引き受けなければよかった・・・トホホ…
今日が大府における研修の最終日。いよいよ長かった研修も今日で終わる。長いような短いような・・・終わってみると妙にこの期間の辛かった事が嘘のように消えてしまう。そんな最終日、朝から雪に見舞われた!
今日は朝の出発がいつもより10分遅れて出発したことから、案の定、四日市あたりで渋滞にはまってしまったことが一番の報告事項である。6時10分ころを目安に家を出るのだが、今日は検収最終日と言うこともあって朝からネクタイを締めてくることとした。これが10分遅れた理由である。まあ、たかが10分くらい・・・と高をくくって車を発進させたものの、家の前の道から、いつもより通行車両が若干多いなと思ったけど、国道に乗ってから車の量に愕然とした。締った!しまった!と後悔先に立たず。おまけに湾岸道、桑名あたりから猛烈な雪。道路も真っ白!ノーマルタイヤの私は、極端にスピードを控え50Km走行。雪道運転の緊張と、いつもより遅れている時間を気にするあまり、今度はトイレをもよおし始める。
名古屋中央ICあたりから雪も小降りになり、ようよう通常の速度で走行を始め、結果的に研修施設と横着は、いつもより30分遅れ。マックの優雅な朝食はなし。研修施設に直行し、カバンも何も車に放置したまま、そのままトイレに駆け込む。
まあ、ネクタイ一本が生んだ番狂わせ。ちなみに今日のネクタイは僕の一番のお気にいりのドミニク。車の中で考えることはおしっこまみれの自分の無様な姿。年とってもおしっこまみれの姿は、他人には見せたくないものだ・・・たとえ認知症となっても・・・
大府での指導者研修も、とうとう今日と明日の二日間をもって終了。9週間の研修は長いようでいて短かったというのが、今の感想である。研修前半の数週間は毎日、電車通学を行い、貴重な体験をさせてもらった。後半は車を使って通学を繰り返した。前半は電車だからブログの更新を実施する機会無く、後半に入ってくるまで来るようになって、研修が始まるまでに少しの時間に余裕が生まれた。朝、マックかデニーズに立ち寄れる。優雅なコーヒータイムを持つことができるようになった。それによってブログを更新できることとなった。そして、これが大きい。太ることとなった。だって、食べなくてもよいのに、コーヒーとパンケーキやら、フレンチトーストやら食べてしまう。太っている奴は寝てても食う!まさしくである。食べなくていいのに!と思いつつ、ついつい食べ物の誘惑には勝てない。
さて、そんな大府認知症研究・研修センターに通う日々も明日で終了する今を思うと、やれやれ!と言う気持ちの反面、ポカーンと穴が開いてしまうような物寂しい気持ちもある。不思議なもので、毎日暗い中起きて、家尾を出る時も真っ暗、帰るときも真っ暗。おまけに研修時期を冬に(別の業務のF-1のお仕事にかぶることから冬しか受講できない)選んだものだから、電車を使って通学するのは寒くって辛かった。こんなつらい研修って他にない!と毎日、自分が選択したにもかかわらず後悔していたが、いざ全ての単元を修了するころになると、妙に仲間と過ごした時間が懐かしい。
この研修を通して、いろいろなことを学ぶ。中心に認知用高齢者の介護をおいて、チームケア、地域ケア、連携や法や制度に関しても学ぶ。まあ、言ってみれば福祉系大学で学ぶ障碍者部分を抜いたすべてと言ってもいいだろう。それらすべてを9週間で学ぶのだから、厳しいのは当たり前。しかし、そのような高齢者福祉理論だけではなく、ここでは仲間とのつながりを得たことが一番大きな収穫かもしれない。ともに学び、ともに議論しあい、共有することの重要性を学んだ。うちに帰れば僕には僕のチームがある。今まで以上に。このチームを大切にし、お互いが成長できるものを得た。そんな得たものを生かして、地域ケアに何かをできれば面白い。
さあ、今日もそろそろ演習に参加するぞ!
昨日はデニーズ、今日はマック。隣同士の店舗であって、ここから大府の研修センターまで歩いて10分の所にある。マックの良いところは、クラッシック音楽がBGMに採用されている点である。しかも、それ程混み合っていない。今朝も僕以外に、一人の学生が勉強している程度である。大半はドライブスルーを活用している。
パソコンを立ち上げ、マックのコーヒーをすすりながら、ブログを書く。優雅なものではないですか。聞こえてくるのはクラシック。曲に合わせて鼻歌交じりでブログがすすむ。こんな時間って、結構意義深いもので、業務開始前の朝の気分が良い時は、一日を通して何もかもに順調である。
大府での認知症指導者養成研修も最終週となった。長かった9週間の研修もこの週で終了する。今日から授業設計を一週間かけて完成させる。実際の講義をゼロから組み立て、講義を実施するまでの工程をグループで完成させる。一時間半の講義をスクラッチから二日間で組み立てる。そして、二日間をかけて全員が発表を行うわけで、これが一番ハードな科目となる。今日から二日間で講義資料の完成にむけて、夜も遅くまでもがくのである。
さて、そんな最終週の幕開けは、大府の研修センター近くのデニーズからのスタートである。朝7時に入った店の中には学生がいっぱい。大学生風の若者が軽食を囲みながら談笑している。時より耳にする会話はバイトの話や睡眠時間の話である。彼らは夜を徹してバイトして、ここに集っているような会話が聞こえる。
昔の自分を思い出すような会話に、思わず笑いがこみ上げてきた。僕も学生時代に場所こそ違うものの、似たようなファミレスで、早朝からコーヒーを飲みつつ、バイトと夜遊びに疲れはてた体を引きずりながら、だべっていたものだ。
早朝のファミレスってのは、昼間のそれとは違った雰囲気を持っている。全体的に食事を目的に訪れるだけではなく、ひと時の気分転換を目的に来店する客が多い。そして、昼間に比べると静かだ。店内に響くのは、食器の音とひそかに聞こえてくる会話の一部が、結構耳に心地よい。こんな時のベンチシートも、ゆとりがあっていい。静寂な喫茶店もよいのだが、隣の客とのスペースが大きな問題と思っている。朝のひと時くらい、隣に人を身近に感じることがない方が良い。だれにも遠慮することなく、自分の空間を過ごせる。そんなファミレスがお気に入りだ。
電車を使って通学していた時には感じられない、微かなゆとりさえ感じ、ぜいたくな時間を過ごしている気分だ。そんな時間もたつのも早い。薄らと明け始めた空も、すっかりと明るくなってしまった。こうやってブログを書き連ね、過ごした時間も終わり、いよいよ激戦の時間に突入していく。
さあ、今日も頑張ろう!