世間はゴールデンウイークの名の元、長期休暇にどこもこも人にあふれる時
私たちは、相変わらず仕事の連続。世の中が祝日なのか、日曜なのかも認識できず
その時になってハッと気づく始末。
別に世間さんと一緒に休みたいとは思わないが、この時期、介護職員さんにしても
子供を預かってもらえる場所に苦労している。
太陽の家に限らず、介護職員さんの苦労はどこの施設でも同じようである。
また、私たちの地域では長期休暇の人材不足をネタに愚痴っているが
九州地方では、先の震災による要介護者の増加、介護職員の被災など
只でさえ介護職員が不足傾向にある高齢者介護の現場では
実際に現場で介護にあたる職員が疲れ切っていると言う。
我々が加入する全国グループホーム団体連合会からも人材支援が要請され
全国の会員事業所から5日単位で人材の派遣を実施している。
東北の震災は死者の数も多かったが、何よりも原発の問題が大きかった。
九州の震災は、異常な回数の有感地震。
どちらも、体験した者にとって生きた心地がしない日々であろう・・・
東南海地震が危惧される中、この地方にも、同じような震災被害が起こってしまうと
生きることに視点が集中することで、どうしても煩わしい存在となるのが認知症の人たちであろう・・・
生きている必要のない人たちと疎外され、健常者が優先されてしまうかもしれない。
そのような風潮の中で、私たちはどこまで認知症の人を代弁し、守っていけるのだろうか・・・
念願でもありました「認知症」に特化した勉強会(・・・雑談会?)を、地元の認知症専門医のドクターを交えて組織することが出来ました。
先月末に発起人会を開催し、名称、活動内容などを決め、今後の活動が期待されるところです。
「認知症を考える会」は、さっそく、この5月31日(火曜日)夜に第一回勉強会を開催することが決まり、今、その準備に追われています。
この会は、元々、東京の品川区大井町にて定期的に開催されている『お福の会』を真似て、私たちの地域においても
認知症の人を支える地域づくりと認知症を共通言語として理解できる社会の構築を目指して組織されたものです。
職種が変われば同じ高齢者福祉に身を置くものですら、認知症をしっかりと理解できていない現状を改善すべく
高齢者福祉に限らず、社会全体で認知症を理解しよう!という目的を持っています。
現在、「認知症を考える会」には、認知症専門医5名、薬剤師、地域包括、行政担当者や福祉分野の方々の参加をうけています。
わたし自身、この会の将来にとても大きな夢を抱いており、なにかしらの影響を社会に与えることができるのではないかと信じています。
もしも、この会に興味ある方は、ぜひこのホームページのお問い合わせ窓口からご連絡ください。
最近、うちの事業所に管理者あて電話が頻繁にかかってきている。
グループホームの管理者、居宅の管理者など、それぞれの事業所の管理者むけてのコールである。
初回のコールから、管理者を名指しで電話してくるそうです。
電話に応対した者には、○○と言う名前で電話してきます。
本人不在の場合は、携帯電話番号を残していくらしいです。
応対した者からすると、管理者の知り合いか又は旧知の友と勘違いするような口調らしい。
よくよく話を聞いていくと、ヘッドハンティングのお誘い電話らしく、結構くどく誘ってくるようだ。
管理者の職に就く者にもいろいろ、今はたらく事業省に不満をもつ人もいるかもしれない。
しかし、世の中、人材難も極致にたっしているのか、このような 無秩序な手法が横行するのもどうなの?
昨年の11月以来のブログの更新となってしまいました。言い訳のようになりますが、フェイスブックを活用するようになって以降、ホームページへの書き込みがおろそかン委なりがちとなりました。その理由としてフェイスブックでは、書き込みに対する反応がみえる。反応がみえるのと、公開範囲を簡単に設定できるなど、ブログの持っていない機能が、とても簡単に利用できるから、どうしてもフェイスブックを主流としてしまうのです。
このブログも、認知症グループホームやデイサービスの太陽の家が発信する掲示板として考えれば、それなりの利用価値は存在するのですが。「書く」と言う行為には、それなりのエネルギーを必要とし、労力を突っ込む以上はなにがしかの効果がみえる方が楽しいという事は分って頂けると思うのです。
まァ、フェイスブックでプライベートな話題を発信しながら、公の情報発信をブログに限定さえすれば済む問題なのですが・・・・・・
さて、昨年の11月から何が起こっていたのか・・・・??ですが、
とにかく忙しい毎日です。デイサービスとグループホーム、それぞれには個々の管理者がいるわけですが。それでも忙しない!
毎日、何かしらの問題が発生してくるのです。大した問題ではないのですよ。でも、放置することで、ことは大きくなり次第に解決の糸口も見えなくなる。そんな問題の事です。世間一般にどこの事業所にも存在する些細な問題。人材育成、インシデントやコンプライアンスに関わる問題、運営資金の問題、人間関係。切がないくらい多彩な問題で悩まされてしまっていました。
それで結果として「生きるってシンドイことなのね!!」と呟いて自分を納得させて解決!といった具合です。
昨日、平成27年11月8日(日)午後1時より名古屋駅前にあるウインクあいち、小ホールにて愛知県、岐阜県と三重県の三県合同イベントの認知症フォーラムを開催しました。
ゲストに松本一生 先生とレビー小体型認知症当事者の樋口直美氏をお迎えし認知症の人について当事者としての体験談や多くの認知症の人を診察してきた事例をお話しいただきました。認知症は記憶に障害をもつ脳細胞の変質による病であり高齢者に多く発生する病気という一般的な知識が覆され、今後の認知用ケアは大きく変化していく、また変化しなければならないと強く感じるお話でした。
私たち介護職の者達は日ごと認知症に関する研修を開催したり受講したりしながら、自分たちの提供するサービスの質の向上を目指しているのですが、やはり介護だけでなく適切な医療的支援との連携が不可欠であり、医師の先生方にも適切な医療支援を行う上において介護の状況報告が重要なことを説明していただきました。