いつも当グループホーム太陽の家の運営推進会議に出席いただいてる
地元の民生委員でもあり陶芸家でもあるMさんのご厚意で
グループホームの入居者さんに、とても良い機会を与えていただきました。
材料も全て準備頂いたうえに、奥さまもご一緒に
陶芸を教えていただきました。
入居者の皆さんにはご自分の使う陶器を形作って頂きました。
この後、乾燥させて釉薬を塗って窯で焼く工程があります。
まず今回は、思い思いの形を形成する作業を体験していただきました。
こんなの初めて!と喜び、とても楽しそうな風景です。
お花見を毎年のように実施しながら
今年は例年以上に寒い日が続き、桜の開花が遅れるし
ようやく花が咲いた途端に天候不順で雨の日続き。
明日、4月11日火曜日も雨が強く予想されるため
曇天の今日、お花見を強行実施!
鈴鹿市のフラワーパークに乗り込みました。
やはり皆さん考えることは同じとみえて
桜を求めて押すな押すなの人だかり!!
駐車場もフル満タンの状態。
そして、この写真でも分かるように曇り空、風もあり、肌寒い一日でもありました。
桜は青空の下では良く栄えますが、とても残念な日となりました。
利用者の皆さんにはひざ掛け、毛布をフルに活用して寒さをしのぎながらの記念撮影。
この意地悪な天気ではありましたが
それでも、皆さんには喜んでいただきました。
平成29年4月8日(土曜日)午後1時より、鈴鹿市役所12階 会議室にて平成29年度 鈴鹿市キャラバンメイト連絡協議会総会が行われました。
昨年に引き続き、若輩者の私が会長、西部包括鈴木センター長が副会長として指名されました。
今回の総会を記念して、大逆転の痴呆ケアの著者、品川にある総合福祉事業所『大起エンゼルヘルプ』取締役の和田行男氏を
講師にお招きし講演会を行いました。
和田さんは、30年にわたる高齢者ケアを実践する中で、関わりを持った認知症の人それぞれの性格や抱える問題を
その経験と英知を活用し、その人の思いに添った支援を実践してこられた人です。
私たちが気づかない視点や、深く掘り下げることもなく放置してきた難ケース
本人だけではなく、家族に対する思いやりにも新たな気づきを教えていただきました。
今日の講演から、認知症の人を支えていくには、家族だけではなく、私たち介護者の側にも
決意と覚悟が不可欠であることを気づかされました。
また、昨年度の認知症サポーター養成講座の開催回数の多いメイトに対し
プレゼントをお渡ししました。
さて、平成29年度、世界情勢もきな臭い状況が見え隠れします。
政治の世界には無頓着ですが、世の中がどのように変わっていっても
認知症の人も生きていかなければなりません。鈴鹿市が認知症の人にとって
暮らしやすい地域となれるよう、今年も頑張って地域に啓発、啓蒙活動を継続していきます。
デイサービスにおける支援に関して、いろいろと職員間で話し合った結果
午前中に、作業療法士による筋肉や関節の可動域訓練を行い
入浴して体をほぐし
午後からは、それらの筋肉を使った個別の訓練を実施する方向が決まった。
今まで、集団で同じことを日替わりで実施してきたものを
個別に、それぞれの個性や思いを聞きながら対応できれば尚の事良い!と結論付けた。
4月1日よりスタートさせた新たなチャレンジ。
同業の事業所から見れば、何も変わってない!と言われそうではあるが
この個別の思いを活かした支援は意外と難しい。
職員全体のレベルを上げないと、やっていることの効果が期待できない。
生意気なことを言うようであるが、デイサービスにおける個別訓練を
しっかりと実践するためには、事業所ぐるみの支援が不可欠である。
だから、太陽の家は良いことにチャレンジしていると自慢しているわけではない。
この取り組みを花開かせるには、今後の職員の個別の自己覚知とスキルアップが
当然望まれる。
太陽の家のデイサービスの取り組みが、更に発展することに期待している。