新しく月刊誌が発刊された。
名前を『 GG 』という。
そのまま爺のための生活情報雑誌である。
自分自身がその年代になろうとする今、
この雑誌の広告を目にして、即、定期購読する気持ちになった。
今まで『レオン』というファッション雑誌を定期購読していて
少しずつではあるが、自分の財布の中身と掲載されるファッションやアクセサリーに
隔たりを感じ始めていたこともあり
爺のための雑誌は大いに興味を引いた。
今日、うちのデイサービスを使っている爺さんたちにも
さっそく読んでもらった。感想こそ聞けなかったものの
僕は、日本人の爺さんたちは、もっと年齢に関係なく自分の生活をエンジョイすべきだと考えている。
この前のブログにも書いたように、日本人の高齢者は、年相応ってのに
あまりにも型にはめすぎている感がぬぐえない。
若くても、老いていても、人間には変わりないし、男であることに変わりはない!
年齢に関係なく恋愛も、喜びも、楽しみも謳歌すべきである!!
60歳過ぎたらグレー一色の世界なんてのは古すぎる!
赤でも良い、黄色でも良い!何色でも良い。
僕は年齢が色を決める「常識」ってのをぶち壊したほうが、人生を更に楽しめると思っている!!!
しかし、本音を言えば、この雑誌で紹介されているファッションもアクセサリーも
やはり僕の所得では高嶺の花であることに変わりないけど…….
今日の仕事も終わりかけに頃に、うちの居宅の所長と雑談を交える機会があった。
なぜ、このような話になったかと言うと
要介護者のサービス提供について、担当ケアマネジャーとして
関係する事業所への気遣いも結構な負担としてのしかかってくる!と言う話を発端として
先日、ネットのニュースで読んだ内容について話をした。
日本の介護費用がGDPに占める割合を他国と比較したデータについてである。
情報元は忘れてしまったが、その情報によると日本の介護費用は世界でも最高に高い割合だそうで
GDP比49%だったように記憶している。福祉先進国のイギリスやスウエーデンも
日本程の割合には達していなかったことが非常に不思議で
それだけ金をかけている割には、日本の福祉ってよくならないね!と愚痴っていたわけだ。
所長曰く、インフォーマルサービスの幅が小さすぎるのがだめですよね!!と。
欧米のようにキリスト教的マインドがベースにある国との違いも考えられるが
それよりも、私が思うには、日本の介護保険ってのは
身体介護に重きを置いた視点でサービス提供がなされる。
私は、この制度自体が、逆に日本の高齢者とその家族をダメにしているのでは無いかと考えている。
つまり、予防と言いながらも、やっていることと言えばリハビリ中心の機能訓練であり
寝たきりや重度要介護者にならないように活動を増やしましょう!的な思考ばかり。
本来ならば、老後を如何に楽しんで幸せに暮らすのか?を市民レベルで
もっと考え実行していくことが優先されるのではないか?と思うわけである。
さらに言えば、健康寿命を延伸させるために、本当に必要な努力とは何ぞや?を
もっと真剣に話し合わなければいけないし、そのための活動にお金を使わないといけないと考えている。
日本は、全く逆の発想から介護保険が成立している。
寝たきり、要介護状態になったら、どの様にサービスを使っていくのか?である。
まずサービスありきの介護を常識として社会が取り込んでしまえば
介護保険料なんて、うなぎ上りに上昇していくはずだ。
近い将来に1.5人または一人の成人が高齢者一人を負担していくような社会になろうとしている今
この制度を、もっと話し合っていかないと、この国は
高齢者介護に食い尽くされていくこととなりかねない。
私自身、その真っ只中に突入する世代として
本当にこれで良いのか?と疑問に思えて仕方がない。
※ 今回のつぶやきの元となる数値は不適格な数値と判断されるので、このままのデータを鵜呑みにはしないで頂きたい。ただ、内閣府が発表しているように日本の社会保障費の増加は、実質問題として今後の日本の社会保障に警鐘を鳴らしているという点では不適格な表現ではないと考えている。この点だけご理解の上、読んで頂ければ幸いです。
ほんの小さな事業所でも、介護保険で賄われている事業所には
大手企業並みの福利厚生が求められている。
私のところでも同様で、職員に支払う給与や賞与に対して
非常に厳格な人事考課制度の採用を求められ
そこには常に職員のマネージメントやガバナンスが要求される。
小規模だから、対象となる職員数も少なく、その分、人事考課も作業量は少なくて済む
しかし、対面する人材育成のボリュームではなく、同じだけの手間は人数の大小に関係なく
管理者に負担となって押し寄せてくる。
職員の処遇を大幅に改善するために、
職員のモチベーションを上げて、作業効率の向上と改善を目指すことが
その事業所から提供されるサービスの質の向上につながる。
そのような趣旨をもって人事考課が採用されている。
本来、人事考課なるものは、大手企業で働く者の細部にわたり
監理する側が実態を把握し、それに準じた評価を行うために存在する。
我々のような小さな事業所においては、個々の職員がどのような働き方をしているか
管理者自身身をもって知っているし、何よりも、その子の普段を熟知している。
だから今更、なんで人事考課なんだろう?と言われることも多い。
しかし、個々の職員の内面的な欲求や願望を含め、事業所にとって
どのような仕事をしてもらうのか?どのような人材に成長してもらうのか?は
それこそどんぶり勘定では賄えない部分が多くある。
小規模だから不要ではなく、小規模だからこそしっかりと人事考課を
活用し、職員の自己実現にむけて背中を押してあげることが必要となってくるのではないかな?!
先日、ホワイト介護さんの研修講師をさせてもらって言い忘れたこと、
それが、この人事考課制度に関するお話でもあった。
人材育成は公平に客観的に職員を評価し、さらなるステップアップに向けて課題をともに考え
一歩踏み出す勇気を与えることから始まると考えている。
叱りとばして、罰を与えることから人材育成はスタートできない。
この点をしっかりと伝えることができたのかどうか、今振り返ってみて不安になる点である。
日の経つのは早い!!
6月も、すでに20日が過ぎてしまった!
いったい今まで何を終えたんだろう!?と自問自答する。
毎日、せわしなく一日が過ぎ去るだけのような気がする。
最初の目標にしていた事項も
理由をつけては先延ばししているような……..
これではいけない!明日から、少しネジを巻かないと
乗り遅れていってしまうだけだ!
と、今日は切迫感でいっぱいになってしまった。
夕暮れ時を迎え、少々焦り気味の自分である。
会社勤めをしていた頃は、金曜の夜が最高に幸せなひと時でした。
もう何十年も前の話です。(笑)
私が会社勤めをしていた頃とは、もちろん独身時代のこと。
仕事することは嫌いではなかったのですよ。
どちらかと言うと、仕事している方が好きな人間でした。
でも、仕事が休みとなると、それはそれでとても心ウキウキするのです。
あの当時は、レーシングカートにはまっていて
週末は必ず、雨が降っても雪が降っても、津の見当山(こんな漢字だったかな??)って
所にあるレース場に、軽トラックに積み込んだ自分のレーシングカートを持ち込んで
プラクティスに明け暮れていました。
レーシングカートって、今ではF-1レーサーへの登竜門と言われるくらいに
モータースポーツファンには存在が知られてきていますが
あの当時は、大人のおもちゃ程度でしか認識されていないカテゴリーでした。
高速で走らせること。小さなサーキットの曲がりくねったコースを
出来る限り無駄なく早く走り抜けるために
コーナーの走り抜け方にチャレンジする日々でした。
まさしく金曜日の夜は、次の日の練習走行にむけて
一人、ガレージでカートのエンジン調整や、フレーム磨きに徹しているときなのです。
何もかも忘れて、ただひたすらカートを磨き、摩擦係数を下げるためにオイルをさし、
明日に備えるのです。こんな時間が大好きでした。
他にはだれも居ないのですよ! 農業用の倉庫に片隅に、
専用のメンテナンス台を置いて、
黙ってカートをいじっている。カートが光り輝くほど
空気の抵抗もなくなると信じて、ピカピカに光らせていました。
歳を重ね、あの当時よりも金銭面では余裕を持つころには
カートを乗りこなすだけの体力が残っていない。(笑)
それでも、若く体力もある当時に、燃えるものを持てたことは
今思うと、とても幸せなことだと思うのです。