すでに過去の話となってしまいましたが、鈴鹿ハンターさんの店内多目的広場をお借りして
小規模事業所を利用される方々の趣味の作品展を開催いたしました。
この事業は、100%鈴鹿ハンターさんのご協力で成り立っております。
毎年、この時期に開催させていただいているのですが
今年は15の事業所が参加しています。
自分たちの作った作品の展示を見ていただくために
利用者の方々と共に訪れた時のスナップ写真と共に
皆様にご報告します。
今日は、一昨日引き続きアクトス鈴鹿さんのご協力の下
認知症サポーター養成講座を開催させていただきました。
それも午前に一回、午後に一回のダブルヘッダー。
さすがに二回も話をすると喉痛い!!!笑
しかし、市内在住の方々、僕よりは年上(?)の方々と思いますが
僕以上にパワフルです。
この講座の後に、体操をやって終了というスケジュールで活動されています。
こんな人がサポーターとなって頂けたら、この鈴鹿市も安心して認知症になれるね!
七夕です!
近所の竹やぶから頂戴してきた竹に
利用者さん手作りの短冊と飾り物をつけました。
毎年恒例で、どこの施設でもやっていることと思いますが
やはり初夏の風物詩の一つ。
これを飾ると、いよいよ夏だな~と感じます。
鈴鹿市は、今回の台風3号の影響も少なく済みましたが
九州や島根の方は、とても甚大な被害にあわれたようです。
そんな時に七夕なんて言ってられない状況と思います。
日本だけでなく、世界的に天候不順が市民生活に
大きく影響を及ぼすようになってきました。
世界が平和でありますように!安心して暮らしていけますように!と言う
お願いなんて「絵空事 」のような時代となってしまいました。
ささやかな七夕飾りですが、少しでも世界の平和と地域の人々が
仲良く暮らせることを祈りながら、このブログを公開させていただきます。
今日、午前10時より、鈴鹿市にあるスポーツジム 「アクトス鈴鹿」さんのご協力で
認知症サポーター養成講座を開催させていただきました。
今回のアクトスさんの教室は、明後日の午前と午後の二回の教室を含め
三回教室を開かせていただきます。
まず、今日は初日。
アクトス鈴鹿さんのアクティビティに毎週参加されている方々を
対象として約20名の方に集まって頂きました。
私より10歳程度年上の方々ですが
講座の途中で確認さ褪せていただいた限り
参加者全員、私よりも健康で、薬を飲んでいない方々ばかり。
そんな方ですが、やはり認知症は怖い、なりたくない!と言われるのです。
認知症の一番重度な行動心理症状ばかりがピックアップされている現状を
お話して、認知症を患っても、それまでの生活を維持することはかのであることをお伝えしました。
皆さん、最後までじっくりと話を聞いていただき、本当にありがたいと感じました。
最初に、参加者の皆様にはブログに掲載する旨、お伝えして写真掲載を承諾いただいております。
壁一面に鏡が設置された会場での講座は、さしずめガマの油の気分。
高齢者には、転倒がそれ以降の生活上の機能障害のリスクが高くなることは
以前から言われ続けているが、
特に平均寿命を超えた長寿さんたちの場合は
このリスクは更に高くなる。
転倒し骨折するまでは、年齢に応じた物忘れレベルに人が
ひとたび転倒し骨折してしまうと、途端に認知機能に障害が現れ始める。
うちのデイサービスを利用するAさん、自宅にて転倒し骨折。
入院はしなかったが、医師の指示のもと胸部を中心にギプスを必要とする。
石膏ギプスは、円背の高齢者には、患部以外の箇所にギプスが干渉し
痛みと共に苦痛が伴うようである。
本人の苦痛を緩和するために、ギプス自体を根本から再検討し
コルセット風のギプスに変更。
何時でも着脱を可能としたギプスではあるがやはり、ご本人には苦痛のようだ。
この苦痛が、次第と本人の意思に反した状況に対し納得がいかない
そんな状況を作っているようで、自分ではなんとも試用の無い 環境に
悶々とした日々を過ごすこととなり、それが引き金となり
家族とともに歩んできた日々の生活から、自分の思いに閉じこもる毎日に
変わっていった。そして、その悶々とした日々は、本人にいろいろと錯覚や
誤解を生み、それが妄想に発展し、次第に自分自身も記銘力の低下を
招いてしまったようだ。
転倒、骨折から一か月と少しが経過し、今、ご本人の訴えは支離滅裂とし
本人のQOLは非常に低い状況となってしまっている。
家族さんも対応に苦慮しているらしく
本人の行動に家族全体が振り回されているようである。
若いうちは骨折したとしても、多少の身体的な拘束感はあるとしても
日常生活に何ら損傷ないが
高齢者ともなると、ちょっとした身体の不都合が、
その人のいつもの行動パターンが崩れ、結構速いスピードで
精神的機能まで低下させていくようである。
さて、このような現状を、専門職として
どのように支えていくのか?
この答えは、やはり家族の理解を第一義に考え
家族が現状を理解し、ともに歩むことを考えていただくことが大切となる。
もうボケてきた!ではなく、今現在、自分自身を見失っている当事者と
一緒に生活するってことを真剣に真っ向から向かっていく姿勢。
そして、一番不安に思っている本人が納得できる説明をどのように実施するのか?
私は、専門性ってのは、このような場面で発揮されるべきと考えている。
さて、皆さんはどのように考えられるか???