若い皆さんは、このような感覚に陥ったことはないだろうか・・・?
今日、僕は車に乗って銀行に出かけた。
銀行の駐車場枠に自車をバックで入れるために、ゆっくりと後退し輪留めに当たったのでブレーキを踏んだ。
ちょうどその時、真隣りに止まっていた車両が前進し始めた。
前進する隣の車が資格に入ると同時に、僕は自分の車が後ろに動き続けている感覚に襲われた。
思わず、ブレーキペダルを強く踏み、必死で車を停止させようとしている自分がいた。
実際の駐車場での出来事は、僕の車は所定の枠内でしっかりと停止。
隣の車がゆっくりと駐車枠から全身で出ようとしている。
ただ、それだけの事だけど、僕の脳の処理能力が加齢とともに衰え始めているのか、
非常に妙な感覚に陥てしまったのである。
高齢ドライバーがアクセルとブレーキを踏み間違えて事故を起こすケースを耳にする。
若いころには、ありえない!ような状況も、年齢と共に目の錯覚、足の感覚、脳の処理能力の衰え等
いろいろな部位の能力低下によって、普段できていることが突如としてできなくなることがあるのです。
この一瞬の出来事にも感じた「世の中の時空がよじれるような感覚」ってのは
認知症の人が感じている違和感に近いのかもしれない・・・