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ブログ-施設長の部屋

2022/9/6
認知症膝栗毛第26話 (加齢による変化)

人間、誰しも歳をとるのですね。

どんなに社会的に立派な人でも、どんなにも頭良い学者さんでも歳をとります。

こんな自分も老けてきました!(笑)

髪の毛が白くなってきます。

目がかすみます!

階段上るたびに膝関節が痛みます!

排尿に時間がかかります!

耳が聞こえにくくなります。

そして何より、愚痴っぽくなります。

誰も好き好んで年齢を重ねるわけではないのですが

知らないうちに高齢者とよばれる分類に仕分けられてしまいます。

今はまだ、かろうじて自分の身体の全てのバランスは保ててますが

この中の一つでもバランスが崩れてしまうと、それを引き金に色々な部分の調子が悪くなります。

この状況をフレイルといいます。俗にいう”虚弱”ですが、

私たちが常に健康寿命の延伸を目指している現状、

要介護の認定を受けている人たちも共にフレイルに陥らないよう

気持ちだけは元気で、若々しい毎日を目指したいですね。 

2022/9/5
認知症道中膝栗毛 第25話 (認知症の人の終末期)

認知症ってのは、 中核症状と行動心理症状という二つの病態に大きく分けることができます。

その中で中核症状とは、脳の病変による認知機能の低下から引き起こされるもので、理解力・判断力の低下、

記憶障害、見当識障害、遂行機能障害や失語・失行・失認といった症状を指します。

程度の差はあれど認知症であれば必ず起こりうる症状で、進行とともに徐々に重くなっていきます。

行動心理症状は、環境やお薬、対応するケアの質によって出現の頻度や形は変化しますし、全く症状の出ない場合もあります。

しかし、前にも書いたように中核症状は、必ず全ての認知症の人に出現する病態であり、そのような人の最終エンドステージってのは

素人の方々には想像しにくい場面ではないかと思います。

私の父も重度の認知症状となってうちのグループホームで息を引き取りました。

昨日、NHKBS1で夜の10時頃に放送された番組を観て、非常に感動したのですが

岐阜の小笠原先生の在宅医療の現場に関するドキュメンタリー番組が放送されていました。

その中で、小笠原先生はご家族の最終段階でのかかわり方について

最後の瞬間を看取ることを目標とせず、そこに至るまでの段階の接し方を大事にすること!

と言われていました。

死を迎える間際には、認知症であっても無くても、不安なものです。

そのような瞬間に、信頼できる人、頼りにする人が顔を見せてくれることの喜びを第一に

与えてあげて欲しいと言われていました。

新型コロナ感染症によって、認知症の人を取り巻く家族の面会の自由は突然疎外されてしまいがちです。

コロナを正しく恐れ、出来る限り家族が関われる時間をもって、幸せな最期を迎えさせてあげる。

そのために私たちは努力する。となりたいものです。

2022/9/1
ちょっと一言(救急車優先の意識・・・)

日本は、他諸国に比べて平和で安全な国であると言われている。

確かに、毎日、殺人事件のニュース報道はあるものの、銃の乱射事件ってのは発生しない。

高齢者を目がけた詐欺事件は多いが、夜間でも比較的安全に路上を歩くことはできる。

ところが、一旦、車に乗ると人が変わるのが日本人。

女性ドライバーも、男性ドライバーも、ハンドル握ると人が変わる。

とにかく狂暴になる!(笑)

私自身も長年運転している中で、ここ数年の運転者のマナーの劣化が気になりつつある。

特に緊急自動車に対する配慮である

交差点での緊急自動車との遭遇には、ほとほと日本人であることを恥じてしまう。

大半の車が道を譲らない。交差点での停止を守らない。

緊急自動車がサイレン鳴らし、現場に急行するというにも関わらず

一般車両は自分の道を急ぐ。これって、どういう心理なのよ??といつも疑問に思い、一人憤慨している。

救急車を優先に考える姿勢が育っていない国だから、同様に救急車をタクシーがわりに使ってしまう意識が存在する。

命に対する考え方が、国民の潜在的意識に欠けているような気がする。

救急車(緊急車両)が近づいてきたら、とにかく道を譲りましょう!

なるべくスムーズに緊急性を発揮できるよう協力しましょう!!

ここにアメリカの救急車の画像を挿入しておきます。あちらのお国柄かもしれないが

とにかく騒々しいのがアメリカの救急車。全てを蹴散らして先を急ぐ。そんなイメージが強いのですが

僕は、それでよいと考えています。まずは命を救う!そのための車両ですから・・・

fire-engines-als-rescue-ambulance_1000×502.jpg


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