太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2020/6/15
賢島へ行ってきた

久しぶりとなる外出を実施した。

昼ごはんを食べるだけだけど、志摩賢島まで遠出したのだが

今回のコロナ禍によって、外出を控えて、数か月ぶりに市外に出た。

もう十数年前から馴染みのお店に行ってみたが

その割烹料理屋さんも、コロナに関連し営業再開をつい最近行ったとのこと。

久しぶりに新鮮な魚介類を食べたいと思い

高速をぶっ飛ばして賢島まで。おおよそ一時間半の道のり。

お昼時前に到着し、魚の塩焼きやら、刺身の盛り合わせなどを注文して食べてみた。

今の旬が何かわからず、ただ単に出される料理を食べるだけ。

マア、和食に関しては、とんとわからない自分である。

カマスの子供みたいな魚。としか理解できていない。しかし、味は分かるんだよね(笑)

この度のお昼ご飯を食べて思ったことに

賢島駅近辺のお店は、どこもが閑古鳥が鳴いている。

寂しい限りで、賢島までの特別列車が近鉄から出ている割に観光客が少ない。

遊覧船乗り場にも客はいない。ましてや、遊覧船自体、開店休業状態。

よくよく考えてみれば、賢島駅の周辺って、ビュースポットってのがない。

要するに景色の良いところは、有名ホテルや旅館が占有していて

小さなお店には、それらのメリットが生かされない。

そして、次に、料理がつまらん!(失礼ながら・・・)

純和風にこだわるのもいいが、もう少し、いろいろなテイストが選択肢の中にあることも大切と思う。

たとえば、スペイン風の魚介料理、イタリア風等、和風だけにこだわらず、

その日の雰囲気でチョイスが広がればありがたい。 

先日、菰野のアルケッチアーノの奥田シェフが

東京虎の門にある新たなレストランで提供している

寿司屋さんの紹介がされていた。

日本の握り寿司を塩とオリーブオイルで食すレストランを造ったそうだ。

生魚を塩とオリーブオイルで食すのは、イタリア人がカルパッチョと称して

結構好んで食べるスタイルである。

それを考えれば、すしをオリーブオイルで食べることって、決して邪道ではないと思う。

逆に、味が想像できる。

イタリアンの調味料を使った、和風の食べ物。

食べる者にとって、新たな興味を持って、味の広がりが期待できそうだ。

ぼくは、この開拓心というか,創造ってのが田舎のむうどしょくには不足しているような気がする。

古臭い文化は、それなりに大切ではあるが、そんな文化に工夫と変化を加えることで

新しい食文化が作られるこれこそが。イノベーションではないだろうか・・・?!

2020/6/12
新型コロナウイルス感染症にかかる通所サービス事業所の人員基準などの臨時的な取扱いについて

こんな長い表題の通知文が厚生労働省から、随時発信されるのですが

今回の件は、通所介護費の請求単位を2区分上の報酬区分で算定できる制度の案内。

つまり、コロナ対策で費用が掛かっている通所介護、通所リハ、ショートステイの事業所は

通常の提供時間の2区分上の請求ができるよ!と言った制度のことであり

言ってみれば、通常のサービス提供を水増し請求できる。

これについては、単なる水増しできるには、それなりの条件が満たされなければならないのだが

僕は、この制度は、事業者にとっては嬉しいが、実際に悪い頭をフル回転させて考えてみると

どうも割に合わない制度のような気がしてならない。

事業者は2区分上げて請求できるということは、一回の利用に対し200~300点増額できる。

一日30名の利用者に対して考えれば、60,000円~90,000円(単純な計算式で正確な数値ではない)

事業収益が上がる。付きに4回だけ活用できるという条件から、ざっと見積も手も20~30万円のうわのせとなる。

しかし、この制度を活用するということは、今現在、重度の要介護状態の利用者が介護保険の限度枠いっぱいの

サービスを利用している場合、自費負担が生じてくる。または、今までの通所介護利用時よりも高額な負担を強いられる。

介護報酬の単価自体も以前に比べると、かなり減額されてお値打ちになってきているから

この上昇分は当然と言えば、当然と解釈できるかもしれない。

しかし、この制度を活用するためには、担当する居宅のケアマネジャーを含め

ご家族の同意と事前の説明が必要となる。

ただでさえ煩雑すぎる制度活用が、更に煩雑となる。

家族自身も費用負担が増える。

何とも言い難い、悪しき制度のような気がして仕方がない。

僕自身に欲がないわけではないが、この目先の利益を求めるより

もっとやるべき事はあるような・・・

どうもスッキリとしない制度である。

ちなみに太陽の家では、この加算設定は取り入れない!今までのままでいきます!!

 

2020/6/9
身体障碍者の外出に対して

今日、地域包括支援センターに出かけた帰り道、

幹線道路の交差点を伝送車いすに乗った障碍者に会った。

片側二車線の鈴鹿の中ではメインに相当する大きな通りを横切ろうとしていた。

電動車いすは、あまり一般の人にはなじみ無いと思うが

要するに車いすが、搭載した大型バッテリーを使ってモーター駆動するもので

四肢麻痺の障害を持つ人には、とても便利な移動ツールである。

ただ、電動車いすの弱点として、前輪の径が小さいことである。

以前から僕は、鈴鹿市だけでなく、日本の道路整備の不備を感じている一人であり

歩道と車道のつなぎ目が粗すぎると思うのである。

一般的に歩道は、車道より10㎝~15㎝ほど盛り上がっている。

尚のこと、つなぎ目にはコンクリートブロックの塊が埋め込まれている。

歩道事態も平たんではなく、水はけをもくろんだ傾斜が車道方向についている。

極端に古い施工の道路では、歩道上に歩道橋の階段が設置され、歩道の3/4を占有しているところもある。

歩道を歩く人すべてが健常者だけを想定しているとしか思えない。

そんな道路整備の現状が日本の交通インフラの改善すべき点であると思うほどである。

障害があろうが無かろうが、屋外を自由に自分の思うまま

外出できることは、その人の日々の生活の質に大きく影響する。

自由に安全に外を移動することが出来る地域。

鈴鹿市もそのような自由な街になるといいと思った。

 

2020/6/9
デイサービス利用時の携帯電話の持ち込みについて

昨日より、太陽の家デイサービスセンターでは、利用者の携帯電話の携帯を許可することとした。

そもそも、携帯電話を持って来れない理由は、

設立当初の時代には、携帯 電話の発する電波が心臓のペースメーカーに影響を与えると

言われていたことに起因している。

その当時から年月の経過とともに携帯電話の電波の悪影響はないと言われるようになり

今となっては、高齢者でも携帯電話で社会とのつながりを持てる時代となった。

言ってみれば、携帯電話の持ち込みをに反対する理由が見当たらなくなったわけで

先日も、利用者の方と携帯電話をめぐる処遇問題にもなったことから

今回のルール改定に結び付いた。

ただ、残念ながら、デイ利用中の携帯電話での通話、写真撮影などについては

ある一線で線引きをさせてもらった。

つまり、利用中の共有エリアにて通話は断り すること。

②お互いに電話番号を含む、携帯電話のデータの交換をお断りすること。

③利用中の写真撮影のお断り。

④すべてにおいて、自己責任で携帯すること。等の条件が伴うこととなった。

私としては、デイサービスを利用される方々に公平で公正なサービスの提供を約束したい。

このサービスを利用する上において、人間関係の崩壊や個人情報の漏洩などに

悩まされて、サービス利用を苦にされることの無いようにしたい。

そのためのルールを設けました。

携帯電話一つ持ち込むにも、いろいろと細かな制約で縛られると思われるかもしれないが

高齢者にとって、過ごしやすい環境と便利な環境を求める上において

ある程度のルールは必要かと考えております。

2020/6/5
ホスピタリティについて

デイサービスを運営している中で、いつも考えさせられる点にホスピタリティがある。

ホスピタリティとは、サービスを超えた思いやりとか、親切な援助などを言う。

元リッツカールトン ホテルの日本支社長であった高野登氏が、このホスピタリティをテーマに

いろいろな所で講演を行ってみえる。僕も、所属する協議会を通じて公演を企画したこともあって

二回ほど、ご本人とお話させていただいたことがある。

高野氏は、ホスピタリティ とは、相手を想う気持ちに、そっと自分の心を添えることと言われている。

リッツカールトンにおいては、顧客の要望に絶対にNO!と言わないサービスを心掛けてみえたそうだ。

さて、高齢者通所介護事業所において「NO!」と言わない支援についてはどうだろう・・・?

今日、この点について問題が生じた。

一人の利用者の方が、当通所介護事業所では禁止(これが問題で)されている携帯電話を持ち込んだ。

職員の朝礼の時に、この件が報告された。

私を含めて多くの職員が、耳をそばだてたのも当然で

携帯電話を持ち込み、自分の席に置かれたと聞けば、職員としては疑問に思うはずである。

禁止は禁止として、利用者の方々には最低限お守りいただきたい事項である。

一人の職員が朝礼後に即動いた。ご本人に注意するためにだろう・・・

僕が気づいた時には、すでにご本人の顔色が変わっていた。

明らかに職員の言葉に憤りを感じたのだろう。

途中から会話に割って入ろうか、迷ったものの、今の時点で割って入ることの逆効果を恐れ

様子を見守ることとしたが、結果的に、職員からは利用者を怒らせました。と報告を受けることとなった。

ルールはルールとして、この太陽の家を利用される方々にはお守りいただきたい。

が、しかしである。私たちは利用者の方々に我々の作ったルールに絶対服従を強要するものではない。

ルールが存在する理由は、利用される皆さんが公平に、正当に支援されるためであり

事業所独自の枠の中に(つまり事業所の都合の枠と言えるかもしれない)無理やり押し込んで

業務を簡素化しようとするためではない。

ホスピタリティとして考えてみれば、この通所介護を利用される方々は

言ってみれば自分から好んでこの事業所を選んだわけでなく 

内科氏らの生活上の不都合を感じ、その不都合を改善するため に、

この事業所にて支援されたり、訓練を受けたりしている。

わざわざ金を払って、他人に指示される窮屈な時間を好んで通う人はいない。

今回の問題は、私自身にこの通所介護におけるルールの再検討を促すきっかけとなったことは事実である。

同時に、職員の話しかけ方、接し方等についても一考を要すると感じた。

 


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