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ブログ-施設長の部屋

2020/4/30
グループホーム利用者家族の気持ち

今月初めに父を亡くしたことは言った。

亡くなるまでの3年半ほどをうちのグループホームで看てもらっていた。

特に何がと言うことはない、逆にうちの職員に世話掛けてる意識の方が強かった。

毎日、この距離でありながら、父の顔を見に行くことなく

自宅と職場の往復だけで終わっていたような気がする。

父には、申し訳ない気持ちも残るが

以上に、職員にはいろいろな意味で気苦労をかけてしまった。

何だろう………サービス利用にスティグマはないものの、

どこかで自分自身が介護放棄しているような後ろめたさが残る。

この思いは、僕だけでなく、恐らく施設に家族を預けている全ての利用者家族が常に感じているのではないか。 

そのような意味では、父がなくなり不謹慎ながら、自分も肩の荷が下りたような気持になった。

何度も言うが、両親ともに去ってしまった今、全ての責任を受けなくてはならない重みは感じる。

防波堤がなくなった。

2020/4/29
健康サプリメント=プラセボ

プラセボとは、偽薬のこと。

テレにを見ていて、本当に健康サプリメントのCMが増えてきた。

僕もご多分に漏れず、年老いてきて、もうすぐセブンティになろうとしている。

食べる量は減っていかないのに、運動量だけが減少し

食事に掛ける時間は、年々短縮し、今では10分程度で食事を終わらせている。

つまり咀嚼回数が減少。結果、便秘気味となる。

歳をとると、便秘症が、若い頃より苦になる。

だから、僕も便秘を解消するため、その症状に対して有名なサプリメントを定期購入している。

呑み始めて一年。

毎日、処方分をせっせと服用している。

でも、変わらない。 全く変化なし!

健康サプリメントは、自分から「効く!」と信じて飲まなければいけないようだ・・・

自分で効くと思えなくなってきたら、プラセボ効果はゼロ。

そろそろ、定期購入をやめようかな・・・ 

2020/4/29
まるでゴーストタウン・・・

今日は、県に提出する書類の期限もあって、少し遅くまで仕事した。

今日中に書類を郵送しなければいけないので

出来上がった書類を封して、そのまま郵便協に投函に行った。

夜8時を少し過ぎた頃にも拘わらず

幹線道路を走っている車が少ない。

うちの前の中央道路ですら、通常の深夜帯に等しい走行量。

新型コロナ戦争、本当に皆さん不要不急の外出控えてるんだ・・・

そんな中、トラックで走っている自分は、まるで非国民のごとく

ところで、今日のお昼に衆議院の予算員会の模様をテレビで見た。

予算委員会で討議している議員さん方全てが、使い捨てマスクを着用している。

誰一人として、布マスクを着用している議員さんはいない。

これだけ市中で使い捨てマスク入手困難で、多くの国民が手作りマスクを着けているにも関わらず

国会議員の皆さん、どこで手に入れているのでしょうね?

あっそうか・・・布マスクは、不良品の検品作業で

発送が遅れていたんだ!

そりゃ、議員さん方も布マスクは着用できないわなあ~ 

2020/4/28
高齢者認知症グループホームでの新型コロナウイルス感染

今日、認知症専門職の、愛知県、岐阜県の友人達から連絡を受けた。

東海三県ではないが、国内の同業グループホームの複数の事業所(それも結構多くの)で

新型コロナウイルス感染者がでた❕と言った内容だった。

ヨーロッパでは、すでに認知症高齢者施設でのクラスター発生による

高齢入居者の多くが亡くなっていることを考えると、日本だけがのがれることが出来るわけがないのも事実。

案の定、全国で7事業所で感染拡大が広がっている。

事業所を外部から隔離することで、感染予防を目指してきたが

やはり、そこで働くスタッフが 媒体となって、感染を広げている。

問題は、PCR検査で陰性であっても、陽性であっても

一旦、感染者が出ると、濃厚接触者は隔離されるという事実である。

認知症の人が、個室に閉じ込められ隔離される事態は、非常に危険だ。

また、介護職員がアイソレートされることで、人員不足に拍車がかかる。

大規模の特養などでは。ある程度、職員を融通できるが、

小規模事業所ほど、職員数に余裕なく、極端に言えば、職員3人で9人の認知症の人を

24時間支えなければならないケースもある。

夜勤も含め、職員の数に無理がある。

医療現場の崩壊に続いて、高齢者施設の崩壊は

直接かかわる弱者に確実に死の宣告をするに等しい状況となってしまう。

市中感染が一番問題となっている今、

布マスクではない、サージカルマスクもアルコール消毒液も入手できない。

物資は潤沢にお店から亡くならない!と政府は言うが

うちの利用者のおやつ作りのホットケーキミックスすらスーパーでは売り切れ。

最近では体温計用のボタン電池が売り切れとなっている。

シャープの生産する不織布マスクも、パソコンからの発注もままならない。

日本の政府はアベノマスクすら配布しきれていない。

品質の悪犬のマスクに対し500億円も使うなら

その金で、大型のマスク製造工場が作れるだろう・・・

中国は武漢で発生したコロナ過に対し、緊急措置として大規模の病院を作ってしまった。

各世帯に二枚の布マスクの配布。

その予算でいくつのマスク工場を作ることが出来るだろう・・・

対処法で政策を押し出している政府のやり方には、どうも納得がいかない!! 

 

2020/4/27
cafe Jazz

 https://www.youtube.com/watch?v=8YRgzbhf5wI

不要不急の外出を制限され、部屋の中でのんびり暮らす。

そんな時に、このUチューブがいい!

三重県のコロナ感染者、ここ3日間、感染者ゼロ。

この調子でコロナの感染者増えないでほしい。

そのためには、少しだけ、自分の行動をスローに

自分を守り、他者を守るために、ちょっとだけ我慢しましょう! 

2020/4/25
Covidiots

『 Covidiots 』 とは、イギリスで作られた造語で

今回の新型コロナウイルスと 感染拡大阻止に協力しない馬鹿者を掛け合わせた造語。

(Covid + Idiots(愚か者) = COVIDIOTS

この造語を聞いて、本当にうまいこと言うな~と思った。

我が家の前の24時間営業の大型スーパーが夜10時には閉店するようになった。

この感染拡大、いつになったら今までの普通の生活に戻れるのだろう・・・・

2020/4/25
ちょっと僕の昔話に付き合ってよ・・・

僕の父は、車のメカニックとして生計を立てていた。

僕が小学生のころ、必死になって整備士免許の勉強をしていたことを覚えている。

アメリカ生まれで、今でいう帰国子女で、9歳の年に日本に家族とともに帰国してきた人だ。

第二次大戦が終わるまでは、二重国籍を持っていた。

祖父はアメリカで一旗揚げて、家族とともに日本に凱旋したようだが

私の父が完全にアメリカ国籍を失う頃には

蓄財も使い果たし、とても貧乏な毎日を暮らしていた。

決して楽にならない生活のために、何とか 国家資格が必要だったようで

本当に必死に勉強していた。

その苦労のかいもあって、2級整備士の免許を取得し、家族全員で喜んだことを思い出す。

僕は、決して裕福な家庭に生まれたわけで無いにも拘らず

アメリカの学校に留学させてもらった。

あの当時の父の給料がいくらかは知らないが、まだ1ドルが360円の時代のことだから

僕の学費を工面するのもかなり無理をして送金してくれていたんだろう。

後で知ったことだけど、あの当時、父と母は、毎晩夕食を終えてから

家の外の倉庫の中で内職をしていたそうだ。

ちょうど、立ち上がったばかりの鈴鹿サーキットのゴーカートのエンジンのオーバーホール。

エンジンをばらして、灯油で洗浄し、ガスケットを交換し組み立てなおす仕事だった。

自分の努力だけで、ここまで来たような顔をしている僕だが

皆には見せないところで、 今の自分まで育ててくれたのが今は亡き父と母である。と思っている。

始末に始末を重ね、大した高級なアクセサリーも衣類もなく

少しづつ貯めたお金も、全部僕につぎ込んでくれた。

父が亡くなって相続の手続きをしている中で

父と母がどれほど節約生活を我慢して生きてきたかを知った、

本当に親不孝な自分。親のいなくなった今、改めて親の偉大さを身にしみて感じる。

決して裕福ではない、社会的地位のあった人でもなく、いたって一般的な低所得者家族であったが

今、もう一度、父と母に会いたい。そんなことを考えてしまった夜だ。 

2020/4/22
名前は知らないけど花が咲きました。

コロナでノイローゼ気味の貴方へ

この写真を贈ります。

ずいぶん前に、デイサービス利用者のご家族からお借りして

そのまま返却を忘れている欄の一種です。

大事に育てるうちに、また今年も花を咲かせました。

img_1189-002.jpg

2020/4/21
巨大地震への備え

新型コロナの感染拡大問題に加え

地中深くでは、妙な地殻活動が起こっている。

コロナで疲弊している上に、ここで東北の震災規模の巨大地震が発生でもすれば

それこそ自暴自棄になりかねない。

しっかりと自分たちの足元を固めて、日々を暮らすようにしなければ・・・

こればかりは、なんともしようのない不運。

巨大地震が発生しないよう祈るしかない!

2020年4月20日 20時39分ごろ 薩摩半島西方沖 4.6 2
2020年4月20日 5時39分ごろ 宮城県沖 6.1 4
2020/4/21
超お恥ずかしい日本人

まあ、恥ずかしい!

日本人に限らず、人間って思いのほか野蛮で短絡的で自己中心的な動物なんだと思う。

三重県で新型コロナウイルス感染者第一号となった罹患者の自宅に石が投げつけられ

ガラスが割られ、落書きされる。

緊急事態宣言の最中、家族ぐるみでビーチに公園に、山に、川に・・・

屋外だからと言う気の緩みで、逆に屋外でありながらも密集させてしまう日本人。

昨日のプライムニュースでは、小規模事業者の事業継続困難事例に対して

非常に厳しい意見も出ていた。

小規模事業所の大半は、自然淘汰されてしかるべきであり

政府の補助金を充てにさせてはいけない!と言い切る評論家も出てきた。

今回の新型コロナウイルスに関して言えば、現代版『ノアの箱舟』のような状況である。

旧約聖書の創世記に記されているノアの箱舟は

堕落する人類に神が洪水をおこす。洪水をもって世の中を一掃するのだが

中でも神への信仰厚い『ノア』一家と全世界の生き物をつがいで箱舟に乗せて避難させる。

新型コロナウイルスを、この神話の洪水に置き換えてみれば

なんだか非常に恐ろしい気がする。

つまり、新型コロナウイルス感染症においては

我々人類は、その人間性をふるいに掛けられているのではないかな?

必ずしも善人ぶる必要はないけど、僕はこの騒動に関しては日本人として冷静で客観的に判断できるようでありたい。

最後に全く関係ないけど、僕は、今回の騒動では安倍内閣に不信任を突きつけたい!

医療への配慮、国民への配慮とリスクマネージメントの欠如と判断力・決断力共に低すぎる! 


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