今日は、今の介護の世界に飛び込むまでの時代、特に駆け出しの時代を書いてみよう。
僕が鈴鹿サーキットのF-1日本GPに関わるようになって
もう20年を超えて携わらせてもらっている。
今は、自分で言うのもおかしな話ではあるが
言ってみればベテランに属する外部助っ人と言っても過言ではないと思っている。
もうすでにF-1チームへのインフォメーションブックには
顔写真を入れてもらい、名前とポジションも紹介されている立場に置いていただいている。
しかし、ここに至るまでには、何年も表舞台には用無しの、「黒子の黒子」時代があった。
F-1専用の入場パスは、何度もブログで紹介してきたように
顔写真入りのデジタルカードが必須であり、そのカード無くしてパドックにも
ピットにも入場はできない。
その当時の僕の仕事は、F-1のスタート前に行われる音楽隊の生演奏による
ファンファーレのQ出しが、唯一、F-1レースに関わる仕事だった。
当時、航空自衛隊の音楽隊に演奏していただいていた頃で
自衛隊の音楽隊は編成を組んで、ピットレーン入口付近から
グランドスタンド前のメインストレートに入り
演奏しながらスタートラインまで行進するのです。
隊列を整えながら、スタートラインを先頭に止まり
ファンファーレの演奏スタートの合図を待つのです。
グランドスタンドに背を向けて、隊列の中央に位置する指揮官に
無線連絡でスタートの言葉を受けて、僕の振り下ろす腕をきっかけに
指揮官が隊員たちに演奏をつげる。と言った流れが
この仕事の一番の山場でありました。
この一瞬の仕事に際し、僕は自衛隊の来訪を受け入れし、
宿舎代わりに使わせていただく近隣地域の公民館へ案内し、
夕食、風呂などの案内と、夜間のおつまみをお届けし
翌朝(演奏当日)のお迎え、鈴鹿サーキットに用意した控室への案内
朝食弁当の配布、昼食の弁当の配布を行い、出番までの数時間の
お世話をさせていただくのが役割でした。
自衛隊の方々への行進の準備を促し、一緒に園内を徒歩で移動し
ピット裏で待機する。もちろん、僕のこんな短時間の業務のために
撲専用の入場許可証なんてありません。
この一瞬の作業の時だけ、人の許可証を借りてコースインしました。
この一瞬に要する時間。それは、入場~演奏~退場までの総数として20分程度。
前日の昼前に受け入れして、演奏終わりで自衛隊がお帰りになるまでの
30時間あまりは、とにかく自衛隊のお世話をするだけです。
弁当を運び、お茶を配り、慣れない鈴鹿サーキットの案内をする。
単純であり、結構、時間をもてあそぶ仕事が、この当時の僕に与えられた仕事でした。
華やかなF-1の世界の近くに居ながら、レーシングマシンの姿も見えない場所にいて
聞こえてくるのはエンジンノイズと、自衛隊の控室の隣にあるVIP専用ヘリコプターが
離発着するプロペラ音だけ。ちなみに僕の控室はありませんでした。自衛隊の食後の合間を
みつけては、自分の弁当を屋外の空いている場所で座り込んで食べる。
自衛隊の控室の隣がヘリポートですから、そこで弁当を食べると言っても
本当に騒々しいのです。ひっきりなしに離発着するヘリコプターの音と地響きは
気持ちもゆっくりとできません。(笑)
そんな仕事を二年か三年やって、次に頂戴した仕事が
パドッククラブの着ぐるみドライバーの仕事でした。
まあ、この仕事については、また別の機会にお話しするとして
何でも、そうですが、一足飛びにトップには登れないものです。
F-1専用のクレデンシャルパスを発給してもらい、
ある程度、自由に自分が思い描いた仕事をできるようになるまでには
やはり10年近くの年月が必要なようです。
この当時の僕は、今よりずいぶんと若かったし、それなりに体力もあった。
自分がまかされた以上、お預かりする自衛隊の皆さんには不自由を感じさせない
かゆいところに手が届くおもてなしを心がけて仕事をしていました。
今なら、そんな仕事は御免こうむる!と言ってしまいそうですが
あの当時は、とても緊張し、仕事の瞬間をイメージしながら、ミスの無いよう
トレーニングしていました。
こんな若い時が、この僕にもあったのです。
笑えます!
今日、水曜日の午後3時半頃の写真です。
今にも大雨の雰囲気!
雷もなっています。
天気予報でも、今日の午後から局地的に大雨の予報でした。
西の空は厚い雲に覆われ、デイサービスの送迎時間の雲行が不安となります。
すでに過去の話となってしまいましたが、鈴鹿ハンターさんの店内多目的広場をお借りして
小規模事業所を利用される方々の趣味の作品展を開催いたしました。
この事業は、100%鈴鹿ハンターさんのご協力で成り立っております。
毎年、この時期に開催させていただいているのですが
今年は15の事業所が参加しています。
自分たちの作った作品の展示を見ていただくために
利用者の方々と共に訪れた時のスナップ写真と共に
皆様にご報告します。
今日は、一昨日引き続きアクトス鈴鹿さんのご協力の下
認知症サポーター養成講座を開催させていただきました。
それも午前に一回、午後に一回のダブルヘッダー。
さすがに二回も話をすると喉痛い!!!笑
しかし、市内在住の方々、僕よりは年上(?)の方々と思いますが
僕以上にパワフルです。
この講座の後に、体操をやって終了というスケジュールで活動されています。
こんな人がサポーターとなって頂けたら、この鈴鹿市も安心して認知症になれるね!
七夕です!
近所の竹やぶから頂戴してきた竹に
利用者さん手作りの短冊と飾り物をつけました。
毎年恒例で、どこの施設でもやっていることと思いますが
やはり初夏の風物詩の一つ。
これを飾ると、いよいよ夏だな~と感じます。
鈴鹿市は、今回の台風3号の影響も少なく済みましたが
九州や島根の方は、とても甚大な被害にあわれたようです。
そんな時に七夕なんて言ってられない状況と思います。
日本だけでなく、世界的に天候不順が市民生活に
大きく影響を及ぼすようになってきました。
世界が平和でありますように!安心して暮らしていけますように!と言う
お願いなんて「絵空事 」のような時代となってしまいました。
ささやかな七夕飾りですが、少しでも世界の平和と地域の人々が
仲良く暮らせることを祈りながら、このブログを公開させていただきます。
今日、午前10時より、鈴鹿市にあるスポーツジム 「アクトス鈴鹿」さんのご協力で
認知症サポーター養成講座を開催させていただきました。
今回のアクトスさんの教室は、明後日の午前と午後の二回の教室を含め
三回教室を開かせていただきます。
まず、今日は初日。
アクトス鈴鹿さんのアクティビティに毎週参加されている方々を
対象として約20名の方に集まって頂きました。
私より10歳程度年上の方々ですが
講座の途中で確認さ褪せていただいた限り
参加者全員、私よりも健康で、薬を飲んでいない方々ばかり。
そんな方ですが、やはり認知症は怖い、なりたくない!と言われるのです。
認知症の一番重度な行動心理症状ばかりがピックアップされている現状を
お話して、認知症を患っても、それまでの生活を維持することはかのであることをお伝えしました。
皆さん、最後までじっくりと話を聞いていただき、本当にありがたいと感じました。
最初に、参加者の皆様にはブログに掲載する旨、お伝えして写真掲載を承諾いただいております。
壁一面に鏡が設置された会場での講座は、さしずめガマの油の気分。
高齢者には、転倒がそれ以降の生活上の機能障害のリスクが高くなることは
以前から言われ続けているが、
特に平均寿命を超えた長寿さんたちの場合は
このリスクは更に高くなる。
転倒し骨折するまでは、年齢に応じた物忘れレベルに人が
ひとたび転倒し骨折してしまうと、途端に認知機能に障害が現れ始める。
うちのデイサービスを利用するAさん、自宅にて転倒し骨折。
入院はしなかったが、医師の指示のもと胸部を中心にギプスを必要とする。
石膏ギプスは、円背の高齢者には、患部以外の箇所にギプスが干渉し
痛みと共に苦痛が伴うようである。
本人の苦痛を緩和するために、ギプス自体を根本から再検討し
コルセット風のギプスに変更。
何時でも着脱を可能としたギプスではあるがやはり、ご本人には苦痛のようだ。
この苦痛が、次第と本人の意思に反した状況に対し納得がいかない
そんな状況を作っているようで、自分ではなんとも試用の無い 環境に
悶々とした日々を過ごすこととなり、それが引き金となり
家族とともに歩んできた日々の生活から、自分の思いに閉じこもる毎日に
変わっていった。そして、その悶々とした日々は、本人にいろいろと錯覚や
誤解を生み、それが妄想に発展し、次第に自分自身も記銘力の低下を
招いてしまったようだ。
転倒、骨折から一か月と少しが経過し、今、ご本人の訴えは支離滅裂とし
本人のQOLは非常に低い状況となってしまっている。
家族さんも対応に苦慮しているらしく
本人の行動に家族全体が振り回されているようである。
若いうちは骨折したとしても、多少の身体的な拘束感はあるとしても
日常生活に何ら損傷ないが
高齢者ともなると、ちょっとした身体の不都合が、
その人のいつもの行動パターンが崩れ、結構速いスピードで
精神的機能まで低下させていくようである。
さて、このような現状を、専門職として
どのように支えていくのか?
この答えは、やはり家族の理解を第一義に考え
家族が現状を理解し、ともに歩むことを考えていただくことが大切となる。
もうボケてきた!ではなく、今現在、自分自身を見失っている当事者と
一緒に生活するってことを真剣に真っ向から向かっていく姿勢。
そして、一番不安に思っている本人が納得できる説明をどのように実施するのか?
私は、専門性ってのは、このような場面で発揮されるべきと考えている。
さて、皆さんはどのように考えられるか???
昨日の日曜日。朝から用があって事務所に行かなくてはならなかったので
自宅玄関を出た。
いつものように、至って通常のことのように、サンダルはいて、
玄関ドアを開け、玄関アプローチのステップを降りようとした時
そこにまっすぐに横たわる蛇を発見!
何度も言うようだが、大の蛇嫌い(嫌いと言うより怖い!)自分。
大声上げて、降ろす予定の足をそのまま前に蹴り上げた!
要するに、飛び越える状態で蛇の上に足を置くことを逃れたわけだ。
真っすぐに伸ばしたように横たわる蛇、
おおよそ1メートルほどの長さはあった。
誰もいない日曜日の事務所に入り、呼吸を整え
もう一度、自宅玄関に戻らなければいけない。
あの蛇を跨ぐのも嫌だし、このまま事務所にいることも無駄だし…..
迷いに迷った挙句、意を決して逆サイドのスロープから入ることにした。
恐々、飛び跳ねながら玄関まで到着したが
もうそこに蛇はいなかった。
先日のネットニュースで、スターバックスの話題があがってた。
日本国内のコーヒーショップの中で、顧客満足度からスタバが圏外に落ちたという話。
色々と考察が書かれており、その記事を読んだこともあり
久しぶりに地元のスタバに寄ってみた。
鈴鹿のような田舎にも、2件目のスタバが比較的近場に開店した。
開店してから、そろそろ一年になろうとする今まで
行ったことがなかったが、今日はスタバの隣の家電販売店に立ち寄り次いで。
相変わらず、スタバには多くの客がごった返し、注文窓口は相変わらず長蛇の列。
都内のスタバと田舎のスタバの違いって、はっきり言って無い!
相変わらず分けのわからないイタリア語のコーヒーの名称とサイズの表記は
そして、そこで働くスタッフの顔ぶれも、どうも似たり寄ったり。
注文すると、カップ自体にマジックインクを使って落書きをする。
そのくせ、大声で注文を店内で復唱する。
確かに、スタバの店内ってのは、都会的な雰囲気が漂うのもあり
それ風の若い人たちでごった返している。
都内のスタバにはビジネスマン風の人が多いが
田舎のスタバは中高生くらいのティーンエイジャーが多いように感じた。
まあ、しかし、甘いね!グランデ一杯飲むと腹いっぱいになる。(笑)