まだまだ目標には達していないのですが
僕の中では、職員全体に働き甲斐を感じてもらえる職場づくりを目指しています。
僕の中では……とは、何ともええ加減な!と思われるかもしれませんが
このアプローチってのは、密かに進めるべきだという考え方の元
ヒッソリとすすめています。
私たち昭和の生まれも、いよいよ高齢者層の仲間入りになりつつあります。
世間では平成生まれが社会に出て、そろそろ一人前の年齢となる時代。
若者の考え方や生き方も、ずいぶんと我々の世代とは変わり
自分流のライフスタイルを求め、自己実現自体が多様化しているようです。
社会人また企業人でありながらも、自分の個性を臆面もなく中心軸に置いて
生きることを望みます。
下積みに耐え、仕事の流儀を目で盗み、物まねに磨きをかけて生きてきた
私たちの世代とは全く違う世代に働き甲斐を見出してもらわなくてはならない。
スパルタ的指導や、同情心を煽り無理やりにせざるを得ない状況に持ち込むなんてのは、完全に否定されるのです。
そのような世代を相手に、同じ方向に目標を定め、目標に向かって熱意をもってもらえるためには、何をすればよいのか?
今月、ホワイト介護さんの研修講師をさせていただくのですが
今回の研修では、この点を受講者と共に考えてみたいと考えています。
スーパービジョンとコーチングを理解して、チームケアを確立するために
職員さんだけではなく、個々の事業所の管理者、施設長にも真剣に考えてもらうことが狙いです。
ただ優しいだけでは施設長も管理者も失格です。
また、個人を尊重するふりをしながらの放置などもってのほか!
この放置!ってのが結構多い。仕事を指導するというより、指示だけいれ
その後をフォローできない。確認が完全に欠如している事業所は離職率も高い。
だって、言うだけ言って、後は知らんぷり。成果も結果も反省も何も
ひいき出してくれない場所では、職員さんも伸びようがない。
世代の違いの問題以前の問題です。この点をスーパービジョンや人事考課を
駆使しながら、モチベーションの向上に使ってもらいたいですね。
そして、そこに添えられる優しさ。が、世代を超えてスムーズな人間関係の構築につながるのではないでしょうか?!
少し説明が不足してるので分かりにくいブログのようですが、最初にお話ししました、密かなアプローチってのが、僕流の優しさとして理解してもらえればうれしいですね。
しかしですね……このテーマで2時間お話をさせてもらうのですが、非常に難しいテーマです。二時間でうまく落としどころを見出せるか?が僕の今の課題です。