念願でもありました「認知症」に特化した勉強会(・・・雑談会?)を、地元の認知症専門医のドクターを交えて組織することが出来ました。
先月末に発起人会を開催し、名称、活動内容などを決め、今後の活動が期待されるところです。
「認知症を考える会」は、さっそく、この5月31日(火曜日)夜に第一回勉強会を開催することが決まり、今、その準備に追われています。
この会は、元々、東京の品川区大井町にて定期的に開催されている『お福の会』を真似て、私たちの地域においても
認知症の人を支える地域づくりと認知症を共通言語として理解できる社会の構築を目指して組織されたものです。
職種が変われば同じ高齢者福祉に身を置くものですら、認知症をしっかりと理解できていない現状を改善すべく
高齢者福祉に限らず、社会全体で認知症を理解しよう!という目的を持っています。
現在、「認知症を考える会」には、認知症専門医5名、薬剤師、地域包括、行政担当者や福祉分野の方々の参加をうけています。
わたし自身、この会の将来にとても大きな夢を抱いており、なにかしらの影響を社会に与えることができるのではないかと信じています。
もしも、この会に興味ある方は、ぜひこのホームページのお問い合わせ窓口からご連絡ください。
6年と少し前から、東京都内において認知症をもっと学び、全国の種別の違うもの達全員でともに認知症を同じように理解していくための集まりに参加しながら、この鈴鹿、亀山地区においても、このような集まり立ち上げる構想を温めてきました。先月末の3月29日、そんな念願がかなって、第一回「認知症を考える会」と言う名称で医療職、介護、メディア、行政も含めて、同じ土俵で認知症を語り、理解を深める集いが開催されました。
今後の予定は、鈴鹿・亀山だけに限らず、三重県全域に賛同者を求めて学びを広げていく予定です。
この会の目的は、認知症を学ぶ機会は多いですが、まだまだ縦割り社会の中で、それぞれの社会が独自の認知症理解をすすめており横方向の連携が脆弱である点。医療現場と介護現場との情報共有に格差がある点、介護現場の資質の格差や認知症の理解の格差をなんとしても、今、改善していかないと2025年問題としての認知症ケアが立ちいかなくなる強い思いが基本にあります。
医療職として医師を含めて、認知症ケア、在宅医療とケア、地域ケアなど幅広く認知症の人をどのように支え、地域力を向上させるために何をするべきかを考えていきたいと思います。