爺さん・婆さんとお付き合いして10年が過ぎた。
ずぶの素人だった自分が、色々なことを経験してきた。
10年は長いようで、短かった。
何も分からず、ただガムシャラに突っ走ってきた。ってのが正直な感想である。
そして、時々、そんなガムシャラ機関車も調子が悪くなる時があった。
な~んにもしたくない!気分の時があった。誰とも会いたくない。一日中、家の中に潜んでいたこともある。誰とも話したくはない。会いたくもない。ただ一人でいたかった時。
一日中、車を走らせていた時もあった。地道を走りはがら、何の目的もなく、行き当たりばったりのドライブ。気が付いたら長野にいた。
奇行 ばかりが目立つようだが、こんな不思議な行動が僕の10年を支えてくれた。
ヒューマンサービスは、人間の精神にとても重いストレスをかける業務である。特にソーシャルワーカーの業務は、他のヒューマンサービスの何十倍も重い心の負担を負うこととなる。
2025年、75歳以上の高齢者が人口の三分の一に及ぶ時代。その時代のソーシャルワーカーに求められるものとは??
だんだんと長生きさせられる世の中ではあるが、平均寿命が延びることに比例するように長生きが罪と感じる矛盾した時代が来るような気がする。
今日はエイプリル First. この日だけは『嘘』をついても良い日。
朝から、何か気の利いた嘘を探しながらも、忙しさに振り回され『嘘』どころではない。
そして、もうすぐ、嘘を言える時間も終わろうとしている。
年齢と共に、立場と共に・・・と言うより、自分自身にウイットやセンスが喪失していってるだけかもしれない。
だんだんと面白味もない、単なるオッサン化?!の現われ・・・