10月に入って初めてのブログ更新です。今まで、毎日F-1日本グランプリの仕事で出っ張らっておりました。年々、セキュリティーの厳しくなるF-1ですが、やはり国内で開催されるモータースポーツの中でもF-1だけは別格ですね。地元で開催されながらも、ピット裏パドックは、さしずめイタリアか何処海外のサーキットと見間違えるほどの外国人の数、そして、海外チームの色にまとめられたコンテナーや物品の数々・・・おまけに海外チームお抱えのコックの作る食事の香りがイタリアンな雰囲気を漂わせています。
はっきりと自分自身がいつごろから、このF-1に関わるようになったのか定かではないほど、古くからF-1業務と関わってきました。様変わりする鈴鹿サーキットの設備や施設だけに限らず、F-1自体も、年々、バージョンアップを繰り返し、レース運営のほとんどを外国人が行い、本レースの表彰台には、プレゼンターの日本人以外、誰も立ち入ることが出来ないようになってきました。
今回、仕事の一環で、一日数十万円という入場料を払わなくてはならないパドッククラブなるセレブな場所に入ることが出来ました。本の数十分の限定された時間内のことですが、その姿なるや、そこには見慣れた鈴鹿サーキットの車両展示などを行うホスピタリティブースではなく、モナコやラスベガスなどのクラブラウンジを彷彿とさせる高級クラブがありました。ビートの効いた音楽と合わせて、バーカウンターの奥では、白人のバーテンダーが惜しげもなくシャンパンをグラスに注ぎ、振る舞っている。世の中、すべて金次第とはよく言ったもので、この世界を見てると、自分の住んでいる世界が非常にみすぼらしく思えてくるほどである。
さて、掲載した写真の紹介ですが、これを役得というのでしょうか?! 少しボケてますがF-1ドライバーのハミルトンと一緒に写真を撮ってもらいました。F-1の表彰台裏にある表彰対象者の控室、ソファーと共にF-1のロゴの入ったバックパネルが設置されています。食祭と共に立ち並ぶ磁気カード読み取りの入場ゲートの写真もあります。バトン、カムイ等のドライバーの写真は、ハミルトンも含めて金曜日の練習走行後の記者会見ルーム界隈での写真です。