経済産業大臣が九州電力社長に辞任を求めたと言うニュース。今回の震災以降、原発不信が蔓延し、日本だけではなく世界的な脱原発思考が広まってきてる中、九州電力で行われた原発再開に向けた意見交換会でのやらせメールの責任をとって社長が辞任すべきと発言したそうな! 確かに九州電力に限らず、今点検中の原発を再稼働させるには一苦労いる時代となった。福島のゴタゴタが世論を原発依存から脱原発思考にシフトしてしまっている時代。世間を納得させるだけの材料が電力会社にはない。菅内閣が打ち出している自然エネルギーの「全量固定価格買い取り制度」が審議入りし、これから討議される課題であるが、電力会社に固定価格で第三者からの売電を定額で買い取る仕組み作りは、逆に電気代の高騰に直結しているはなしであり、僕は決して最高に妙案であるとは考えにくと思っている。一番の理想は、発電事業と送電事業を分離させ、半ば独占専売事業のような電力会社だけに限らず第三者の発電事業者や一般の自然エネルギーを利用する一般家庭などから生産される電力を効率よく必要なところに供給できるシステム作りが、半永久的な自然エネルギーへ市場がシフトしていく最良の方法であると考える。
まあ、電力の買い取りシステムは兎も角。日本の政府は総理大臣一人辞任させることができずに、よその企業のトップ人事にまで意見する。これって如何なものなの?と首をかしげて笑える。前復興大臣は極度なストレスにより気分障害が発生して、思ってもいない事を口走ったりして被災地の人々に迷惑をかけたそうだ。総理大臣が自分勝手な思いつきの政治をするから、それに従う大臣なども発言に責任取れなくてもしかたない現状が今の政権には存在するのかもしれない。
それにしても、総理一人首にできない政権がいえること言葉ではないね!
エアコンの風を嫌って外に出た。早速、蚊の総攻撃!!柔肌の僕は格好の餌食・・・かとり線香を取り出して火をつける。ついでに吸い込まないけど吹かすだけの葉巻に火をつける。I-padから音楽を・・・これって優雅?? ちょっと聞いた感じ、優雅な雰囲気と言うかリッチな印象が伝わってくるでしょ!ところがどっこいなんです・・・。うちの周囲には水田や用水があって、そこに大量発生する蚊が餌食を求めて襲ってくるような場所なんです。蚊取り線香って蚊を殺すものだと思っていたのですが、追い払うだけで撃退には何の効果も無いようです。月夜の空を眺めながら、好きな音楽を聴き、葉巻をくゆらせ、蚊の大群の真っ只中、かゆみをこらえて、それでも外の空気を優雅に楽しんでいる振りをする。日本の夏、映像で見るより優雅ではなく、結構、生きる会糠のサバイバルな夏なのですね。
震災復興のための財源に充てるためにタバコ税が再び50円アップするらしい。喫煙者に50円の値上げをどう感じるか聞いてみた。
一箱420円のタバコが470円支払わないと吸えないということは、もう時代は一箱のタバコに500円が標準となったと考えるべきでしょう。でも、禁煙は考えられないと喫煙者は言う。禁煙は色々な手立てを打っても実現させることは辛い。ニコチンさえ体内から出てしまえば、それ程の中毒症状は無いと言われるものの、実際はいつまでたっても喫煙を懐かしく思い、再びタバコをくゆらせる気持ちになることもしばし。僕もこの1月からタバコを断っているが、今でも吸いたい時はある。時として、コンビニに飲料などを買いに行くときなど、ついでにタバコを買って吸ってみようか・・・と誘惑に駆られる。でも辛うじて誘惑には負けずに今に至っている。その理由は単純で、禁煙してからは身の回りにライターを置かなくなり、コンビニでタバコを一箱購入しても火種が無い。結局買っても火をつけられないタバコなんて、買わなくても良いもの。となってしまうんだ。
それと、経済的に50円程度の値上がりでは、喫煙者は引かない。少し余分を支払いながら、喫煙本数を減らせば特に問題は無しと考えてしまう。確かに、今一箱を一日で吸う喫煙者が、三日で二箱で済ませられれば、それはそれで価格高騰の問題はない。喫煙者は、このように自分に都合の良い解釈を加えながら喫煙を続けようとする。
タイトルのような状況って皆さんはどう思いますか? ・・・・特に何も・・・?
僕は、とてもうれしく、そして ほのぼのと優しい気持ちとなります。就業前の職場って、緊張の直前。もしも仕事自体に苦痛を感じることがあれば、その作業の直前に笑いは生じませんよね! 職員が作業準備にはいり、各々が分担して準備に余念がない時、ふとした冗談や会話に、その場にいる同僚たちが声をあげて笑う状況。良いじゃあないですか?
これを不謹慎とする経営者や管理者が居るとすれば、それこそ分からずやのトウヘンボクですよ。分からず屋と言うより、心狭いぞ!って感じかな!僕は、その笑いの中には入っていけないのですが(特に職員が嫌な顔をするわけではないのですが、自然な流れとして自粛しているだけです)、遠まわしに皆の笑い声に、ニタニタして一人で呟くのです。「いいんでないの!」と。
職場のありかたって、その場所によって随分と違います。うちはどんなのか?自分ではよくわからないのですが、ただひたすら心掛けているのは、出来る限り職員の思うように運営を任せようと考えてはいます。ただ時には、余計なことにまで忠告や口出しをしてしまうのですが、ゆくゆくは、この口出しも辞めてすべてを職員の手にゆだねたいと考えています。そして、職員さんには更なる自立を目指し、皆が同じレベルで利用者のお年寄りを見つめることができれば良いと考えています。
皆さん、頑張れ!それと、このHPの職員紹介ページをリニューアルするように事務長に指示しました。近々、写真の撮り直しや紹介コメントの書き直しがあると予定してください。よろぴこ!
目がみえない、耳も聞こえにくい。そんなデイサービスの利用者が若干名居る。デイサービスとして、この太陽の家に来てもらっている以上、何かの形で役に立ちたい。ただ単に時間が過ぎていく中に身を置いているだけで、特に何も接すること無く、感ぜず、体験することも無く、飯食って、風呂は入って、トイレに行って終わりという一日にはしたくない。
しかし、参加に制限が加えられている。ICFで言う身体機能の低下から参加に制限を受ける障害である。理屈からすれば、この方の障害となっている見えない、聞こえないという阻害因子を削除すれば、参加は可能となる。しかし、身体機能を医者でも無い我々介護の職員が治療することはもちろん改善することすらできない。それでは、ICFの理念は絵に描いた餅か?
いや、治療は無理でも参加できるように支援することは出来る。この時の「支援」とは?何を意味するのか?である。極度な難聴の高齢者の耳の代わりに?目の代わりに?介護職員がなると言う意味では無い。この場合の支援と言う言葉には、要介護者にその気になってもらえるように促す、働きかける、その気にさせる何かを探す。などの選択肢を提供する。それにより、要介護者の自身の行動の選択肢が増える。僕は、これらの支援が、実際のところ大半の高齢者に必要なサービスであると思っている。風呂に入る、食事する、トイレに行く。この三大介護は重要であり、人の人生において健康を維持するためにも充分なケアが必要な部分であるが、高齢者特に在宅の要介護者には、生きる喜びまでは求めなくとも、生きる目標や理由付けをしてあげたい。とかく生きることに苦痛や不安を抱えて、いつ迎えが来るのかと不安な気持ちで自分の死期を待ち続けることは、高齢者だから当然といった風潮が家族の中に潜在するなかで、我々介護職として、その一連の不安感や苦痛を緩和できる立場にいるのではないか?と思う。言ってみれば「緩和ケア」であり、緩和するための支援。緩和するために個別機能訓練であり、レクリエーションではないか?と考えている。
福島と宮城の震災被災地のグループホーム協議会空の連絡では、テレビのニュースで報道されるとおり、普段の生活の中で必要な物品が不足してる。市場に出回る前に欠品する。必要なところに、必要な物品が届かない。震災直後にペットボトルの水や乾電池が品切れとなって、この近辺でも品薄な状況は長く数ヶ月も続いていた。あの震災から4ヶ月が過ぎようとしている。あと二ヶ月で半年。もうこんなにも時間が経過してしまったのか?それともまだ4ヶ月なのか?は、その人のおかれた立場によって違う。しかし、4ヶ月が経過して尚、商品、物品の流通が回復していない。と言うよりコントロールされていない。 復興担当大臣が辞任し、新たに大臣が選任されて活動を開始したが、原発事故の影響で電力供給量が減少している中で節電や省エネルギーの必要性に躍起にならざるを得ない状況に、エアコンではなく扇風機やその他の冷却アイデアが切望される。東北地方も梅雨はまだ開けてはいないものの、連日30度を超える暑い日が続いている。じいさん、ばあさんも感覚は鈍ってくるけど、エアコンも扇風機の風も無い部屋に居れば熱中症にかかりやすい。
本当にすべてを急いで、超特急で行うことで、少しでも被災地の生活のレベルが普通に戻るなら日本国も精出して助けてほしい気がする。認知症のばあさんや爺さんは暑くっても温度はわからない!と決め付けていないとは思うが、この被災地の高齢者を救えない行政または日本の社会福祉は、とても大きな荒療治をもって改善されていくのかもしれない。
今朝がたのニュース報道を見ていて、福島県や宮城県の東日本大震災被災地では、この暑い夏の始まりに扇風機が買いたくても店頭には商品が欠品状態で手に入らないらしい情報。さっそく、三重県の認知症グループホーム協議会の会長と話をして現地に現物を送ってあげようと決定。朝から市内の家電量販店やDIYショップを訪ねて、まだ在庫で扇風機を持つ量販店を発見。私の方は10個まとめて購入し、そのまま福島県の協議会へ発送をお願いした。個別に送料が必要で割高ではあるが已む無し。また、地元の人にも扇風機は必要なところもあろうが、取りあえず福島へ送らせてもらった。買占めはいけないのですが、福島県の認知症グループホームに10個送ったところで、焼け石に水状態。必要な施設に配布しても、一事業所に一台が渡るか否か?
そのような状況の中、少しでも暑さに耐えて熱中症を予防できるよう効果を最大限発揮してくれれば、この扇風機の大きな役目は達成されたと思う。今回の物品配送にかかった時間、スピードは我ながら大したものである。と自画自賛!福島の仲間が喜んでくれる顔を想像して、今後の更なる支援を考えていきたい。