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ブログ-施設長の部屋

2010/6/8
送迎バスの運転は、こうあるべきです!

 時々、私自身、デイサービスの利用者送迎のバスを運転する事がある。送迎バスと言っても、大型のバスではなく、リフト付きワンボックスカーであり、定員も運転手含めて10名をマックスとするバンですが。それでも、普通乗用車に比べてもかなり大きい。横幅も、長さも乗用車をふたまわり大きくしたようなスーパーロングと言われるような車両です。

 僕は、このバスの運転を得意としており、おまけに運転技術も、うちの事業所では一番上手と思っている。(・・・・?本当?)そして、送迎の時に一番気を付けている運転方法として、自動車教習所で指導されるままの運転方法である。つまり、交通法規にのっとり、車線変更には後方確認、ウインカー、そしてハンドルを切る。進行方向に障害物があり進路変更を余儀なくされた場合には、必ず追い越し前に後方確認、ウインカー、進路変更、元に戻るために再度ウインカー。といった風にかなり実直な運転ルールを守っている。もちろん、法定速度は絶対厳守。時々、他の車の流れに同じて、多少スピード制限を超えることもあるがその超過幅を10Km程度に抑えている。

 また、当然のことながら急加速、急発進、急ブレーキは絶対にかけないよう、心配っているつもりである。

 しかし、なぜここまで厳格に交通ルールを守ろうとするのか?この私達の高齢者送迎車両の動く時間帯は通勤ラッシュの時間帯が多く、多分に他の居合わせたドライバーをいら立たせているかと考えると、自分ひとりが安全運転に心掛けても、周りの車両との同調性に欠けることから、余計に事故の危険性が増すのではないかという懸念も存在するのです。しかし、私達の車両に乗っている高齢者の方の中には、走行中に自分自身でシートベルトを外してしまう方も居ます。または、シートベルトを締める習慣のない人に限って、シートベルトが正当な位置にセットされていない場合があるのです、これは、無意識のうちに三点式シートベルトを肩から掛けていたにもかかわらず、自分自身で勝手に通している腕を抜いたり、正常ではないポジションに書かていなかったりすることが多いのです。こんな時に急ブレーキをかけると、腹部だけを圧迫していずれかの骨を折ったり、内臓を傷つけたりしてしまうのです。運転中は前方だけに神経を集中しているため、出来る事なら急ブレーキをかけなくて済むような運転に心掛けることが必要です。だから、ブレーキをかけるときは、ゆっくりと踏み込み、スピードが落ちた時点でブレーキを抜く。そんな小細工まで使います。

 まあ、私の運転はスムーズであり、かく安全をもっとうとしているので、乗っていて安心できる運転であると信じています。おそらく自動車運転教習所の教官を横に同乗してもらい点数を付けてもらえば、今でも合格点はもらえると思っています。

 通勤ラッシュの途中に私達の送迎車両に出くわして、不幸にも向う方向が同じドライバーの皆さん。本当に急いでいる最中に申し訳ないのですが、どうかこれらの事情を理解して頂き、少しだけ安全運転にご協力ください。

2010/6/7
Frank Sinatraの音楽

ディーン・マーティン、サミーデイビス・ジュニア、フランク・シナトラディーン・マーティン、サミーデイビス・ジュニア、フランク・シナトラFrank Sinatra

Frank Sinatra

僕は今はもう亡きフランク・シナトラが大好きで、一番の思い出と言えば、彼が晩年に日本公演を東京武道館で行ったステージを聴きに行った事だ。チケットの代金は非常に高額で、今までコンサートにこれだけの金額を払った事のない程の金額であった。恐らく、値段を書けば、なんでそんな無駄使いするの・・・・!とお叱りを受けそうな金額であるので、ここには記さない。さて、そんなステージは、評論家には声が出ていないとか、色々と酷評が書かれてしまうような内容であった。しかし、声が全盛期のころに比較して出ていないのは当然である。もとより、彼はラスベガスなどのクラブシンガーであり、オペラ歌手でもなんでもない。ある程度限られたエリアのなかでお酒を楽しみながら甘いムードに浸る事を目的としたファンに受けていた。そんな彼の日本における最後のステージ。それは、若いころには無かった嗄れ声で、切々と歌う愛の歌。僕は、感きわまり涙して彼のステージを満喫した。

 批評家の酷評などどうでもよかった。自分が感激出来れば入場料なんて安いものであった。アメリカまで出向いて行かなければ聴けない彼を。この日本で満喫できる。そんな唯一のチャンスに高額な金額を支払っているのである。

 今でも、彼のCDを時々聞く。お酒をあまり飲めない自分であるが、それでもブランデーの水割りをなめながら。(本当にグビグビと飲んでしまうと酔っぱらってしまうので・・・・)とにかく、酒を片手に目を閉じて耳を澄ませば、そこはラスベガスのクラブの中。彼を愛する初老のアメリカ人のばあさん達に混じって、 Young at Heart を聞く。

 そして、今は亡きシナトラの息子が、ニューヨークの街を中心に音楽活動を行っているそうである。父親のシナトラのカバー曲を歌いながら結構、売れているそうである。一度、息子シナトラ・ジュニアの曲も聴いてみたいものである。

 太陽の家の職員さんに覚えていてもらいたい。僕がフランク・シナトラが大好きで、そんな彼の歌を聴かせておけば安心するという僕の習性を。将来、僕が認知症となって周辺症状がひどく対処できない時には彼のCDを演奏するだけで、精神的に落ち着きを取り戻すはずである。

 

2010/6/7
6月の施設内研修

6月9日(水)午後17:00~18:00

 介護保険制度Ⅱ(介護報酬)について

 講師:加藤玲子(居宅介護支援事業所 所長)                                                                                                                                     

 6月23日(火) 17:00~18:00                                                                                                                                                  

 高齢者の身体機能について (老化による身体機能の変化と認知症)

講師:玉田 浩一(施設長)

 以上の二つの施設内研修を予定しております、職員の皆様のご参加をお願いします。

 ※ 尚、今回の研修から当太陽の家利用者のご家族の皆様にも参加をご希望される場合はご自由に参加して頂ける様にいたしました。研修内容にご興味のあるご家族の方々は、ぜひご一緒に学んでみませんか? 参加方法は、事前に太陽の家までお電話またはこのホームページのお問い合わせ窓口からお申込みいただけます。いずれかご便利な方法をお選びください。

2010/6/5
おい!おい! 大丈夫かよ・・・?

 今日の日中、ある所へ行った。流石に土曜日だけあって、駐車場はとても混雑していた。随分と遠い場所に車を止めて、そこから炎天下の中、歩かなければならい。暑いし、足痛いし、面倒だし・・・なんでもっと便利な所に車を停められないの・・・?と、こんな経験した方も多い事と思う。特に行楽地の場合は、そんな場面に多く出くわす。

 しかし、それもこれも自分がチョイスして来た事。致し方ない!と車を停めて歩いた。少し軽く汗をかく程度歩いた場所に障碍者駐車エリアがパイロンで区切られて準備されていた。その駐車エリアの入り口前にはガードマン。しっかりと障碍者専用エリアを守ってくれているんだ!と感心していると、そこへ他府県ナンバーのワンボックスワゴン。入口のガードマンと話始めたが、どうもエリア対象外の車両らしく、一般駐車エリアへ戻るように言われている。その時、運転手は何を思ったのか車を急発進して、前に置かれたパイロンをなぎ倒し、その内の一本は車両の下に噛んだまま猛スピードで無理やりに障碍者駐車エリアに入った。ガードマンも大声で、停止を促していたが、その車は聞く耳をもたず。車両に絡んだパイロンがガリガリ音を立てているにも拘らず広い障碍者エリアに入り、蛇行運転をしていた。

 私達には詳細は分からないが、訪れている先の係の者の静止を振り切り、おまけにパイロンまでなぎ倒して我を通さなければならないのか?その車のドライバーと同情者の神経を疑う。ましてや、身体に障碍やハンディを背負う人達の専用エリアに、暴走車両、ただでさえ身体機能にハンディを抱えて移動に時間ノ必要な人達を巻き込んでしまう危険を考えれば、これは明らかに犯罪である。子供を持つ親のような年ごろの男が運転していたが、信じられない光景に唖然としてしまった。

2010/6/5
年齢????

最近のテレビを観てて、若いお笑い芸人のネタが面白くなく感じている。話のテンポと話題が全く意味がわからないし、笑えるポイントがない。ただ単に「おバカ!」を強調しているだけにしか受け取れないのだが、これって、自分が年くったってこと・・・・?

 昔、自分が若かりし頃、髪の毛の長い若者たちがエレキギターなるものを持って、派手に動き、歌うグループサウンズなる者達が流行した。その当時の私の父親や祖父達は、今のお笑い芸人に自分が感じているよな”・・・・・?”を感じていたのだろうか?

 その昔、私達が子供の頃、テレビで初めて見た海外の番組として『ちびっこギャング』や「三バカトリオ』なる番組。英語名で「Little Rascals」 と 「 Three stooges 」は、その当時の自分には面白かった。とても夢があった。と思っていた。これを今、どう感じてみることが出来るか・・・?懐かしさだけではなく、本当に面白いと思って見れるのか?

 年齢を加え、人生を重ねることで、笑いも変化していくようである。ひょっとすると私達が毎日、高齢者に笑いを提供しているつもりが、実際は高齢者が同情から笑ってくれているのかもしれない・・・そう考えると辛いね! ははははハハハ・・・・(^  ^)

2010/6/4
パスタ・イターリア! 手作りラグーで食べるパスタ。

 ラグーの作り方。

 ラグーとは、日本で言う「ミートソース」が近い。イタリアでミートソースと言うと合びきミンチだけではなくイノシシの肉とか鹿の肉とか、いろいろと使って味を変える。地方色も出て、奥の深い料理である。イタリアのボローニャ地方で提供されるミートソースのパスタは、ボロゼーネとも呼ばれて日本のイタリアンレストランなどで定番メニューの一つである。今日は、そのボロネーゼと言われるラグーを作ってみたい。

 さて、ラグーソースの材料は

 完熟トマト(湯煎して皮をむき、種を除いてダイス状に切る。)・・・・・・5個

 牛豚合びきミンチ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・300g

 玉ねぎ(みじん切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1個

 生マッシュルーム(みじん切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6個

 ニンニク(みじん切り)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1片

 オリーブオイル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量

 バター・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30g

 香辛料(白コショウ、カエンペッパー、クミンパウダー等お好みで)・・・適量

 パルメジャーノ チーズ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2はい

 塩・コンソメ(コンソメは固形の素一個で十分)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・適量

 ① 少し深めの鍋にオリーブオイルを入れて全体になじませる。ニンニクを焦げないように炒めて香りがたってきたら玉ねぎを入れて全体に火が通るまで炒める。

 ②次にトマトのみじん切りを加えて、強火でトマトから水分が出てくるまでソテーする。トマトの水分でスープ状になってきたらミンチとマッシュルームを加えてコンソメ、各種の香辛料を加え、時々焦げないようにかきまぜながら中火で煮込む。

 ③水分が半分程度まで減るまで煮込みを続け、しゃびしゃび感が無くなってきたら弱火にして、バター、パルメジャーノを加えてさらにかきまぜながら煮込む。

 ④ソースが全体的にとろみがでてきたら最後に塩・コショウで味を調える。

 ⑤茹であがったパスタをボールにとって、オリーブオイル少々、好みによってバターや生クリームを加えてパスタと絡める。少量のラグーをその中に加えて全体にラグーの味をなじませ、お皿に盛った後に残りのラグーをパスタの上に盛りつけ、パルミジャーノチーズをかけて出来上がり。

 このラグーとベシャメルソースと板状パスタを幾重にも重ね合わせて、一番上にパルミジャーノをまぶしてオーブンで焼いたものがラザーニアというパスタです。とにかく、ラグーソースは使い勝手の良いソースで、たくさん作って、小分けしたものを冷凍にして、必要な時に解凍して使うことも出来るので便利です。イタリアのマンマ達は、このラグーもそうですが、夏場の収穫期に大量のトマトソースを仕込んでビン詰めにして、一年間分を作り置きしたりしています。

 私たち日本人には、ソースを大量に仕込んで保存しておく習慣がないので、イタリア料理と言うと面倒で敬遠されがちですが、要領さえ理解すればイタリア料理って本当に単純で美味しい料理なのです。一度、お試しあれ!

 

2010/6/3
美容院で旧知の友と再会す!

今日は行きつけの美容院に散髪(・・・・なんと古い言葉・・・・今どきはめったと使わないだろうと我ながら思って笑える)の予約を入れ予定の時間少し前に美容院へ入った。入口入ってすぐ、昔聞きなれた声、洗髪台に身をゆだね髪を洗ってもらっている男性。 この美容院をひいきにしている事は聞いていたが、今までその店の中でバッティングする事は無かった。

 かれこれ6年程は会って無かった。それこそ年賀状だけのお付き合いとなりつつある方で、久しぶりに元気な姿を見て、とても懐かしく、嬉しく思った。以前は、色々な活動を共に行い、彼からうけた影響も大きい。高齢者福祉の中心的な要件として、地域との関係や友人と言う社会資源の有用性を学んできたが、まさしくそこに私の住む地域であり地元に密着した社会が存在した。

 子供から大人になり、地域に生活する中で自然と構築されるその人の「社会」。疎遠で希薄な関係であるにしても、高齢になるにつれ、育ってきた環境と言うのは大事なものである。

 年賀状だけのお付き合いで思い出したが、私が知り合ったある法人の代表者から毎年必ず年賀状を頂戴する。その方とは、この福祉ビジネスで知り合った方であるが、その年賀状のあて名が「玉置浩二」と書いて投函され続けている。玉置浩二は最近でも新たな女性との熱愛報道があり、あのプレイボーイとして有名な俳優をして「玉置浩二には負ける!」と言われている人物であり、名前を間違えられ続けている私としては、非常に腹立たしく悲しい話である。

・・・・・・・影の声・・・・・・・

( 毎年、私の方からも年賀状はお送りしし続けていたが、あて名の間違いは訂正されることなく今も送られてくる。 そんな現状に少々諦めの境地で、今年は年賀状をお送りする事は辞めさせていただいたのだが、これを反面教師に、自分がお送りしている年賀状のあて名についても、注意が必要かと思っている)

2010/6/2
日本の福祉経営

 今はまだ、大学院で研究途中のみであるが故、それほど大きなことは言えないが、それなりに学んだ中から今後の日本における福祉経営の課題を書いてみたい。

 あと10年もすると日本の戦後第一次ベビーブームの世代が65歳以上の第一号被保険者の年齢に達し、高齢者人口が一気に増加してしまう時代が来る。私達のような営利法人の経営する介護保険事業所は、その急激な増加に対応するべく設立が認められた軍団である。また営利企業であるからして利益が見込めなくなると、放っておいても勝手に福祉業界から撤退する。要するに行政側から見れば非常に使い勝手の良い業態なのである。必要な時(需要のある時)は増殖し、需要がなくなれば縮小していくわけで、これらの全てを社会福祉法人で賄うためには、増やした分需要が減少して以降の所得保証まで考慮しなければいけなくなる。そう言う意味でも非常に貴重な助っ人である営利法人である。

 それはそれで市場と企業経営の問題であるから個々の事業主が考えればよい。数日前の福祉新聞では昨年の介護報酬改定により今年の決算で国内大手の福祉ビジネス企業の増収増益が発表となった。全て全国展開を行っている企業ばかりであり、その年間の売上は数千億という額を計上している。しかし、これら数社の大手介護保険事業所以外の小規模程度の事業所では、前回の介護報酬の改定による増益は期待できないのが現状である。 実際問題として、介護保険ビジネスでも薄利多売の原理が生きているのである。小規模ほど人件費や事務関係費にかかる負担が重く利益を圧迫し、儲けが出せない現実がある。そして、小規模事業所の大半が、多額の設備投資を行った新規事業主が多く、それら投資に対する減価償却費が利益を下げる。そんな負担を背負って市場参入なのである。

 だからと言って、小規模にメリットは無いのかと言えばそうでもない。小規模のもつ唯一と言っていい程の第一のメリットとして機動力であり、その展開のスピードの速さである。我々のビジネスは全てに関して行政の方針に頼って運営を行っている。コンプライアンスにしてもリスクマネージメントにしても、その時代の状況に大きな影響を受けながらシステムの変更を迫られて運営を行っているのである。そう言う点では大規模にしても小規模にしても、ほぼ同じように受け入れていかなくてはならない。しかし、大規模には真似のできない点として提供するサービスの質がある。薄利多売方式で事業展開を拡大してきた事業所は、それに応じた職員の管理、サービスの管理が困難な点があげられる。そして、今の介護保険サービスの基本設計である、利用者の応益負担制度が逆に言えば小規模事業所には心強い有利なシステムとして利用できるのである。応益負担とは、全国一律に利用するサービスに応じた定額の利用料金を利用者に負担してもらう事を目的として取り入れられている。この定額という点で、大規模にも対抗できる競争力が小規模にも存在するわけである。薄利多売であり、提供サービスの質に関しても中程度(一般的)内容であって、料金が同じならば利用者は当然のように高品質のサービスを提供する小規模事業所へ流れる。

 また別の角度から提供サービスの質を求めなければいけない理由もある。それは、先にも述べたように団塊の世代が高齢者として要介護状態となる時を考えればおのずと納得が出来ることに、この団塊の世代は戦後の高度経済成長の時代に思春期や青春を経験してきた人たちである。その生きざま、考え方、風習、食事など個別の文化をもって育った世代の高齢社会には、個人のニーズは多様化し、それに伴い介護技術や対人援助技術にも専門性や高スキルを求められることと考える。今の戦前派の人々は戦争と言う特殊な社会の中で抑圧され監視され自由な発想に浸ることなく、大半が同じような文化と人生を過ごしてきた。その分、画一的な介護でも十分に対応できているのである。(もちろん、そればかりではない事は当然であるが)

 簡単に言えば銀座のクラブのホステスさん達が幅広い教養を身につけていないと商売が出来ない。それと同じ状況が今後の福祉の世界でも必要とされると思うのである。中途半端な暇つぶしさえ行っていれば何も言わない。そんな甘い考え方では事業の運営は継続できない。そんな厳しい時代がすぐにやってくる。そして、そのための職員の育成を今から始めていかないと乗り遅れる時が突然にやってくる。そんな危機感を持って福祉経営にあたらなければいけない時代のである。

2010/6/2
そらまめのコールドスープ(ヴィシソワーズ)を作りました。

そらまめのヴィシソワーズそらまめのヴィシソワーズはちく

はちく

うちのグループホームの職員さんの家庭菜園で採れたソラマメを頂戴して、今日の夕食に食べて頂くようソラマメのスープを作りました。本来のヴィシソワーズは、コンソメで煮込んだ野菜を裏ごしして牛乳と生クリームで伸ばして頂くのですが、ここは高齢者の施設ですから、コンソメで煮込んだソラマメと玉ねぎをミキサーでペースト状にしたものをストレートの牛乳だけで引き延ばして冷やして召し上がっていただきました。ただ残念ながら、作った量からデイサービス利用者の方にはお試しいただけなかったので、来年のソラマメの旬の季節には、色々と近隣の農家の皆さんにお声がけをして、ソラマメを頂戴できるようお願いしてみようと思っています。

 仕上げに生クリームを少々、器の中に輪を書くように垂らしてみました。とても簡単に出来て、暑い夏には食が進みます。ただ塩加減を間違えるととんでもなく塩っ辛いスープとなりますので気を付けてください。試食した職員さんからは「美味しい!」とほめていただきました。

 また、今回ソラマメを提供してくれた職員さんには、それも自宅で採れた「はちく」を煮てもらいました。今日はソラマメのスープとはちくと二品多めに食卓に上りました。

2010/6/1
反面教師!

鳩山首相を報道からしか知らないが、首相となってから以降の首相の言葉には空々しい響きが伴う。口調は非常に丁寧であり冷静な口調が目立つ。決し感情を表に出す事も無く、淡々と執務を摂り行っているように見受けられる。しかし、この冷静さや無感情な表情が逆に、この人の考え方を更に狡猾な印象を植え付けているように思える。

 沖縄の普天間基地移転問題にしろ、宮崎県の口蹄疫問題にしろ、行動と言動が乖離しているような印象が強い。衆議院選挙までの国民の見方的な言動に対し、今となっては国民の思いを無視して勝手にアメリカと協定を結び、口蹄疫による感染で宮崎県の多くの牛や豚が鎖っ処分された今になっての訪問。日本を代表する首相であるから勝手に決めて国政を自由にまとめることは許されている(厳密にいえば首相の勝手には出来ない)のか、まるっきり大統領のごとくの振舞いに少々興ざめしている。

 太陽の家でも、暴君としてのさばる玉ちゃん、子の首相の行動と判断の仕方を反面教師にして、よりよいサービスの提供に努力していく事を新たに決意した次第です。


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