早い! とにかく早い!・・・・・・何がって? 時のたつのが早いのです。先日、年末のスタッフのシフトに苦心し、正月を何とか迎えたところですが、もうすでに2月に飛び込んでしまいました。 そう言えば、先日、あまりの寒さに買い物に行く気がしなくって、戸棚の中の食品を物色していたのですが、こんなときのためにと思って買ってきていた食材を取り出してビックリ!賞味期限が過ぎているのです。
もしもの時の非常食が・・・・買い込んだ食品の賞味期限と時の経つのが早い・・・は一緒にはなりませんが。この点でも如何に時が早く過ぎ移るか?を理解して頂けるかと思います。
知らず知らずのうちに、一日の過ぎ去るスピードの速さに驚きと嘆きを感じる年になってしまいましたか?!・・・・・ははは・・・
年齢を重ねるごとに日常の動作は緩慢になり、一日にこなせる仕事量に変化が表れ、その分、一日がのんびりとしたスピードで流れていくのかと思いがちですが、ところがどっこい、何もすることが無い。ひまなんですが、一日は想像以上に早く過ぎます。時間の流れは老いも若いも同じスピードのはずなのに・・・・。
これは、ある意味、当然なのかもしれません。若いころは、やる事がいっぱい。楽しみもいっぱい。めまぐるしく自分の周りの世界が動いています。その分、一秒あたりの充実感は老人の感じる一秒間のそれよりもはるかに多い。要するに、若者の一秒は老人の一時間に相当するのかもしれないという事です。逆に何もすることのない老人の一日は、若者の一時間に相当する。という理論です。当然、年寄りが一日を矢のごとく感じることとなるのです。
一日中、何の目的も持たず、一人でボ~っとしている時間が長ければ長い程、同じ尺度としての時間を消費しているのですが、実際の達成度は限りなくゼロに近いというわけです。この達成度の低さが、高齢者の時間に対する感覚を短くしてるのではないかと思うのですが・・・・逆かしら????