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ブログ-施設長の部屋

2010/1/17
資格試験・・・

 福祉の業界はとにかく、やたらめったらと「資格」を問われます。事業運営に際しても、色々な資格や経験を必要とし、それらの要件が満たされない場合は施設の運営ができない世界です。また、資格だけではなく、人員数や人材の質によって給付される介護報酬の額に差が生まれます。そういう点でも人の力を借りなければできない業種と言えるでしょう。

 特に必要とされる資格に「介護支援専門員」俗に言うケアマネジャーですね。そして「看護師」「社会福祉士」や「介護福祉士」などが大きな資格要件となります。

 資格みたいなもの、勉強すれば試験に合格して取得できると簡単に思いがちですが、これらの資格試験を受験するには、またまた受験するための資格や経験年数が必要となります。たとえば介護支援専門員は、介護福祉士や社会福祉士などの国家資格をもって5年以上の実務経験を経て受験することができます。もちろん、看護師や保健師、医師、歯科医師などの資格でもOKです。ただ、思いついてケアマネに成りたいから受験してみようか・・・では受験できないと言うことです。(ベースとなる資格さえあれば受験はできます。しかし、実務がない場合は合格しても資格は与えられません)

 さて、これらの資格は確かに重要です。しかし、資格を持っていることは、そのままその人に技量が備わっている証明にはなりません!と僕は思うのです。資格取得を急ぐあまり、肝心な人間の心を忘れて資格取得のための勉強に忙しい人に、心あるケアを期待しても叶わぬ望みと思ってしまうのです・・・。

 私も、ここまで経験年数はまだまだ少ないです。毎日が勉強の連続です。その中で、自分にできる限りの資格も取得してきました。しかし、先にも書いたように自分の持つ資格は、そのまま自分の技術と知識が高度なレベルであると言う証明ではないこと。また資格取得したその日から、スキルが格段の向上を認められたわけでもありません。しかし、資格取得すると自分の中の意識が変わることは事実です。資格を取得するにつれて責任感が生まれます。自分自身の発言や行動に責任が伴います。僕は、この感覚が重要と考えました。資格がすべてではありません。しかし、資格を取得するために努力し考える姿勢は大事です。私たちが実践する介護の業務は、非常に難しく、常に混乱と不安の中で正解のない支援を継続的行っています。これで終わりという考え方ではなく、常に「今以上」を追求して毎日の反省の上に介護の実践を行ってゆきたいと願っております。

2010/1/8
今年初めてのボランティアさん・・・・ありがとうございました。
2010/1/1
2009年から2010年、新しい年を迎えるにあたって。

 2009年も残すところ、あとほんのわずか。テストに例えるなら、答案を見直しているような場面でしょうか・・・。こう書きながらも、このブログが公開される頃には時計の針は深夜の12時をまわっていることでしょう・・・

 この年もいろいろな事がありました。毎日、毎日、真剣に生きたつもりですが、年の終りになって振り返ってみれば、まだまだ反省点も多く次年度に向けての課題となりそうな事項が思い当たります。反省と再計画の繰り返し。まさしく対人援助技術の基本形のようなもので、繰り返し繰り返し、達成されるまで計画として継続するわけです。しかし、ある面、いい加減学んだら!と言われる部分でもあります。今年こそは・・・ではなく。今年は必ず達成できるようにがんばって生きていくつもりです。

 やはり、書き込みをしてる最中に、日付が変わってしまいました。

「皆さん、新年、明けましておめでとうございます。旧年にも増して、皆様のご指導、ご鞭撻のほど、心よりお願い申し上げます。」

 

 


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