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ブログ-施設長の部屋

2011/7/9
物が無い、買えない!何も出来ないのでしょうか?

福島と宮城の震災被災地のグループホーム協議会空の連絡では、テレビのニュースで報道されるとおり、普段の生活の中で必要な物品が不足してる。市場に出回る前に欠品する。必要なところに、必要な物品が届かない。震災直後にペットボトルの水や乾電池が品切れとなって、この近辺でも品薄な状況は長く数ヶ月も続いていた。あの震災から4ヶ月が過ぎようとしている。あと二ヶ月で半年。もうこんなにも時間が経過してしまったのか?それともまだ4ヶ月なのか?は、その人のおかれた立場によって違う。しかし、4ヶ月が経過して尚、商品、物品の流通が回復していない。と言うよりコントロールされていない。 復興担当大臣が辞任し、新たに大臣が選任されて活動を開始したが、原発事故の影響で電力供給量が減少している中で節電や省エネルギーの必要性に躍起にならざるを得ない状況に、エアコンではなく扇風機やその他の冷却アイデアが切望される。東北地方も梅雨はまだ開けてはいないものの、連日30度を超える暑い日が続いている。じいさん、ばあさんも感覚は鈍ってくるけど、エアコンも扇風機の風も無い部屋に居れば熱中症にかかりやすい。

本当にすべてを急いで、超特急で行うことで、少しでも被災地の生活のレベルが普通に戻るなら日本国も精出して助けてほしい気がする。認知症のばあさんや爺さんは暑くっても温度はわからない!と決め付けていないとは思うが、この被災地の高齢者を救えない行政または日本の社会福祉は、とても大きな荒療治をもって改善されていくのかもしれない。

2011/7/9
取り立てて言う必要は無いけどね・・・・

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今朝のよしずです。昼過ぎには風を受けて、よしずの下部の波が更に大きくなって段差から外れていました。

ちょっとブレましたね。結構望遠でひいての撮影ですから三脚無しでは厳しいですね。今日の夜の月です。

2011/7/9
我ながら迅速な対応!

今朝がたのニュース報道を見ていて、福島県や宮城県の東日本大震災被災地では、この暑い夏の始まりに扇風機が買いたくても店頭には商品が欠品状態で手に入らないらしい情報。さっそく、三重県の認知症グループホーム協議会の会長と話をして現地に現物を送ってあげようと決定。朝から市内の家電量販店やDIYショップを訪ねて、まだ在庫で扇風機を持つ量販店を発見。私の方は10個まとめて購入し、そのまま福島県の協議会へ発送をお願いした。個別に送料が必要で割高ではあるが已む無し。また、地元の人にも扇風機は必要なところもあろうが、取りあえず福島へ送らせてもらった。買占めはいけないのですが、福島県の認知症グループホームに10個送ったところで、焼け石に水状態。必要な施設に配布しても、一事業所に一台が渡るか否か?

そのような状況の中、少しでも暑さに耐えて熱中症を予防できるよう効果を最大限発揮してくれれば、この扇風機の大きな役目は達成されたと思う。今回の物品配送にかかった時間、スピードは我ながら大したものである。と自画自賛!福島の仲間が喜んでくれる顔を想像して、今後の更なる支援を考えていきたい。

2011/7/8
あまりの暑さに雲まで赤色?!

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昔、山谷ブルースって歌があった。「今日の~仕事は辛かった~」から始まる、僕の年代のオッサンには懐かしい歌である。今の時代、労働環境は格段の改善が行われ、仕事は厳しい面を持ち合わせているが、就労時間や業務管理などがしっかりと実施されて労働者は、完全に守られていると言っても良いと思う。僕が日本福祉大学で学んでいた頃、学校の授業でよく取り上げられた映画に「キューポラのある街」がある。浦山 桐郎監督、吉永小百合主演と、その時代の名監督、名優の映画で、内容も非常にストイックな部分を持ち合わせ社会に訴えかける映画である。時代は太平洋戦争後の成長期の日本。まだまだ生活は貧しく労働者の大半は搾取され、人権も大きく抑圧されている時代の背景の中、それらの不当な軋轢に立ち上がる若者の姿を描いている。キューポラのある街は埼玉県川口市の鋳物工場を題材として製作された映画である。戦後の日本の復興、少しだけ裕福になった日本は三種の神器といわれた家電製品を追い求め、安保闘争の時代へと突き進んでいく。日本全体が東京オリンピックの開催や大阪万博に賑わい、古い文化を忘れ新しい海外の文化、様式を乾ききった砂漠に水が沁みていくように社会は急激な変化を生み出した。鈴鹿の町並みも一変した。建物が新しくなり街を歩く人々のファッションも変わった。でも、今日の空の色は、其の時代も今も変わらない。僕が子供の頃、西条(この地)から西をあおげば、三日市の森が見え、空には協と同じような赤く萌えるような雲が浮かんでいた。人間がいくら賢くなっても、不可能を可能とすることが出来ても、自然を変える事はできない。しかし、この茜色にそまる夕焼け空を真っ黒に染めてしまうような変化や破壊は簡単に起こすことが出来る。今の福島県に代表される原発問題と地球温暖化へのCO2排出量の問題。経済活動と自然破壊行動の悪性な連鎖、複雑に利権が絡み合った今の日本社会。ドイツやイタリアのように単純に原発からの脱却は困難なようである。スーパーコンピューターの精度が世界二位では、なぜだめなの?と聞く国だから、節電と強制的な停電の可能性を言いながら、サマータイムの導入にも及び腰の日本。事業仕分けで問答無用の説法とともにすべての無駄を削ごうとした実力があるにもかかわらず、結果的には我々には見えないところで暗躍する陰の力に押さえ込まれて身動きが取れなくなっているように感じる。

今日、東海地方が梅雨明けした。例年よりも早いのはもちろん、降水量も例年よりも遥かに少ない今年の梅雨。さてさて、どの様にこの地方の夏を形つくるんだろう・・・?

 

2011/7/8
深夜の徘徊・・・パート2

今日も徘徊した。それで行き先は? 今日は浜街道を走り四日市へ。夜の10時をまわり、いっぱいのコーヒーを求めて喫茶店を探してドライブする。最近では喫茶店が減った。減ったどころか街中から喫茶店が消えたと言ったほうが近いかもしれない。昔は、辺鄙な駅前にも一件程度の喫茶店は営業していた。また、郊外にも、少し車を走らせると美味しいコーヒーをのませてくれて、ちょこっとだけ新聞や雑誌を読んでリラックスさせてくれる店があったのに・・・最近はこじんまりした喫茶店に変わり、全国チェーンのコーヒー専門店やらファミリーレストランなどが乗り込んできて、市内の小さな資本の喫茶店は、次々と店をたたんでしまったようだ。

昔は、行きつけの喫茶店に朝早くから行っては、モーニングコーヒーを楽しんだものだ。コーヒー一杯に小さなサラダ、ゆで卵、厚切り食パンのトースト付で350円とか・・・・喫茶店のモーニングでたべるゆで卵、コレが結構旨い。コーヒーをすすりながら殻をむいて、塩かけて食べる。口の中でパサつくものの、これが意外と癖になる。それにトーストにべったりとぬってくれるマーガリンの塩加減が程よく感じられる。このモーニングサービスってのは、発祥が名古屋らしい。行きつけの喫茶店にいつものマスターが居て、または何時ものベッピンなママさんが居てコーヒーを入れてくれる。これも日本の文化では無いですか?!アメリカのように座れば、コーヒーポットを持ってきて「 Coffee?? 」ってすすめられるファミレス的サービスとは違って、日本の場合はコーヒー一杯に、それなりの価値観が付随していた。

まあ、だれも深夜徘徊を朝食まで引っ張るつもりは無いし、昔の日本の喫茶店文化を懐かしむつもりはないが、夜は酒!コーヒーは昼!と言った固定観念が夜間の喫茶店の営業を断念させ、私のように酒を飲まない人間の深夜徘徊の行き先が無くなってしまうと言った田舎っぽい現象(?)が発生するのでしょう。そう言えば、喫茶店だけに限らず赤ちょうちんの数も以前より少なくなった様にも感じる。町中の飲食業がすべて低迷し、確実に業績を伸ばしてるのは深夜のコンビニか牛丼チェーンか?と言ったところか・・・? 非常に簡単、安価で味も一定している全国チェーンのお店ばかりに客が集中する理由は今の時代に合致しているのは理解できるが、客が店を育て、店が客を育てる共存のシステムが存在しない田舎ほど食の文化が低迷する理由がここにある。安くて、早くって、安価で、量も多いだけの食事を求め始めると、食事を楽しむ、その喜びを味わうこと無く、単なる満腹中枢を満足させるためだけの固形物の摂取という単純な行為に、人間の生活する意欲やQOLに大きく影響を及ぼす要因がある。


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