先日の外部講師に対抗するわけではないが、福祉の世界の中で使われるカタカナ言葉を拾い出してみた。日本の福祉は、戦後、欧米、特にスゥエーデン等ヨーロッパ諸国の福祉を見本に構成されてきた関係で、英語表記が多く見受けられる。その影響で、日本の福祉の現場、特に対人援助の現場では専門職が盛んに新たなる技法や概論を取りいれると同時にカタカナ言葉の洪水となってしまっている。下に記したカタカナ言葉、貴方はどれだけの言葉を理解してるでしょうか?(ケアマネなら、ほぼ全ての言葉の意味くらいは知っていてほしい言葉です)
1.エビデンス
2.ソーシャルワーク
3.レクリエーション
4.セルフケア
5.スタンダードプリこーション
6.アドボカシー
7.リハビリテーション
8.ストレス
9.べヴァリッジ
10.メディエーション
11.アルツハイマー
12.ターミナル
13.コミュニケーション
14.プロセスレコード
15.ガイドライン
16.データ
17.サプリメント
18.インフォームド・コンセント
19.バイスティック
20.スタンダードプリコーション
21.ストレッチング
22.クリティカルケアー
23.コーピング
24.ニーズ
25.ロコモティブ
26.パーソンセンタードケア
27.スティグマ
28.ケアプラン
29.インテグレーション
30.ネグレクト
31.セルフネグレクト
32.サポート
33.モニタリング
34.カンファレンス
35.スーパービジョン
36.バリデーション
37.コーチング
38.アセスメント
39.ノーマライゼーション
40.バリアフリー
太陽の家の職員さん、40のカタカナ言葉を記しました。この中でいくつまで説明が出来ますか?また、後日、教えてください。
昨日は、太陽の家に外部講師をお招きして「言葉・接遇」について研修を授けて頂いた。個人情報の絡みもあって、お名前は伏せ無ければならないのですが、講師を引き受けて頂いた方は、当太陽の家のグループホーム運営推進会議にもご協力頂いている方です。正確な日本語に対して現代人が編み出した近代語とでも言うのか、「ら」抜き言葉など、高齢者には理解できない今の時代の言葉について、そして、それに絡めて接遇についてお話しいただいた。この講師の先生は、元々、学校の先生をされてみえた方なんです。だからと言っては何ですが、やはり、教え方が上手。起承転結というか、しっかりと最初から最後まで一貫して、話題が逸れていかない。一貫性があると言うか・・・それでいて、緊張をほぐす様な笑いのネタも潜ませ、それは面白く一時間を越えて楽しく学ばせて頂きました。
ただ恐ろしいかったのが、当ホームページをとても詳しくチェックされていて、職員の紹介ページから私のブログに至るまで、ありとあらゆるところを読んで頂いていたことです。私のブログは、思いっきり、ほとばしる熱意を持って(自分で言うな!って怒られそうですが・・・)一気に書き上げ、文章の見直しをしないがために、誤字脱字はもちろん、文脈もへったくれもない、そんな乱暴な日本語を完全に無視した文章であり、そんなブログを・・・・ですから。まあ、恥ずかしい思いでいっぱいでした。
そんなプライベートな恥ずかしさは兎も角として、先生のおっしゃる「言葉」は生きていると言う点が面白く、共感できるところでした。私自身、まだ若いつもりですが、それでも今の太陽の家の職員さんと比べれば、オッサンに相当する者です。それなりに今の芸人の芸風もされど、話し言葉に未知の世界を感じ、「笑い」を認識できない世代に突入してきている。しかし、そんな現代人の言葉も時代と共に社会に認められ、古い戦前戦後の言葉つかいは、日本の社会から消滅していく。人間の寿命と同じで、古き人間世代が新しい世代へと交代して行くと同様、言葉も時代と共に変化して行くようです。
そして、そんな言葉の変化は社会の世相を反映するように、その中で尊ばれる接遇にも起きな影響力を持っているようです。相手に不快感を与えないことを私達対人援助のプロが求める接遇と教えて頂いている最中に、講義受講者の姿勢は、はっきりいって良く無かったのです。足を投げ出し、靴は脱いでくつろいだ姿勢で講義を受ける。それが今の世相と言うのかもしれませんが、そんな時代の同僚と共に話する場なら許されても、人に教えを請う姿勢では無い。そんな気がします。
相手に対する尊敬の念、相手を思いやる気持ち、その全てをもって高齢者に支援するのが、高齢者介護の基本です。私自身、昨日の施設内研修を受講して、知ってはいるものの通常の業務の慣れのなかになおざりにしてきた部分であり、改めて再認識させて頂いた。とても有意義な時間でした。
それはそうと、先生は、このホームページ上で使われているカタカナ言葉の数までチェックされていて驚いてしまった。指摘されたように、僕の文書の中には、結構多くのカタカナ言葉を使っている。これは、僕に教養があるからではなく、逆に教養がなく正確な日本語さえ離せない恥を隠すためにカモフラージュの意味でつかわれているように思う。例えば、正確な日本語が思い浮かばずバリアフリー説いてみたり、パーソンセンタードケアーと書いてみたり。もちろん、バリアフリーは障害物の無い状態を言うのだが、物質的な障害だけに限らず精神的な障害(障壁)を取っ払った状態と、日本語で分かり易く言ってしまおうとすると、説明が長くなりすぎる。また、パーソンセンタードケアとは、その人を中心に置いた介護と言う意味ではあるが、そこにはスピードを追求する、または、簡略化を追求するあまり海外から渡来する横文字言葉を、そのまま日本語発音で表現しようとする今の時代が存在するようです。
ちょい前から韓流テレビ番組にはまっている。NHKのBS放送では、「イ・サン」に始まり、今は、イサンと同じ監督が撮影した「トンイ」を欠かさず観ている。毎週日曜日の夜9時からは、何があろうともテレビにかじり付いて、食い入るようにテレビに見入っている。何が楽しいのか・・??って聞かれると、答えは難しい。しかし、日本の同種の番組に比べると、劇画イメージは強くでているように感じる。この劇画イメージと言う表現は僕個人の客観的な意見であって、日本の番組は緻密である。衣装、化粧、その役者の演じる人格から背景に至るまで、とても緻密に感じる。そして、時代考証も完璧で史実に忠実である。それに引き換え韓国の番組は、意外と雑である。もちろん、史実に出来る限り忠実に政策はされているようではあるが、結構、フィクションを交えて滑稽な味付けもくわえられている。(たまに、ストーリー的に興奮高まる場面にコミカルな挿入があると、何で・・・!と腹が立つ時もあるが・・・) それと、歴史ドラマの場合、場面変化が著しいという欠点も持ち合わせている。例えば、前回観た時から一週間後の放送では、子供が生まれて数カ月にも達していたり、一回の放送の中で一足飛びに数年も時間が飛んでしまったり・・・・まあ、ストーリーを追いかけるい視聴者の身にもなってよ!と言いたくなるような構成ではあるが、それでも、みてて素直に面白い。要するに分かりやすい。 登場人物の名前は韓国語で、日本人の僕には馴染みの無い名前が多く、うちの職員に番組の説明をするにも、人物の説明がし難い。という難点も持ち合わせていながらも、おもしろい。
本当に単純に面白いのである。また、妙にエロチックでもなく、日本の番組に多い、ちょっとエッチなところは一切含まれていない。清純というか、淡泊と言うか・・・・
でも、今、報道にのっかる韓国のニュースと言えば、北朝鮮の話題が多いなかで、僕の大好きな韓流時代劇って、この北朝鮮の過去にも関係するわけで、17世紀の韓国を描いた劇とニュースで流れる北朝鮮の様子を比較して、進歩を感じる事の出来ない複雑さにちょっぴり複雑な気分になってしまう。
高齢者介護の現場で無くともリスクマネージメントと言うのは存在するし、今では、このリスクマネージメントと重ねてコンプライアンスと言う項目も重要かつ優先的にケアして行かなければいけない課題である。つい先だっても、大手企業でコンプライアンス意識の欠如が問題となったが、我々、介護の現場におけるコンプライアンスとリスクマネージメントと言うモノをもう一度真剣に考えてみる必要がある。
まず、今日、職員の一人から電話が入った。子供がA型インフルエンザに罹患したので、当面お休みを貰いたいと言う内容。子供は風の子・・・なんて時代は遠き昔の話。今の子供は温室育ちが多く、やたらめったらと風邪をひく。また、社会全体の衛生管理が向上した半面、全体的に無菌室生活に近い分、ちょっとした雑菌にも抵抗力が無くなっている。
そう考えてみると、幼い子供を抱えて人ごみの中に入ることは、インフルエンザ等のウイルスに感染する大きなリスクを背負っている事になる。特に年末年始の人込みは、普段の人込みとは程度が違う。それこそ、風邪をひいていようが何であろうが、多少の体調不良でも外に出掛けたくなるものである。よく言うではないですか、正月早々、寝込んでいて勿体ない!と。
温室育ちも結構、無菌室育ちも結構、しかし、それならそれで、しっかりとあらゆるリスクを計算して、自分の子供を守りなさい。そんなリスクマネージメントもできない者が、高齢者の介護を、ましてやリスクマネージメントなんてできっこない!
自慢じゃないけど、とってもスロースタートな自分。新年も10日が過ぎると言う今日。ようやく今年のブログ2本目を書いている最中。正月から、一体全体、何をやっていたんだ!?と自責に念にかられている。今の世の中、10日も時間を過ごしていれば、色々なことが起こる。世の中も刻一刻と変化する。特に爺になってきて、殊更、時間の過ぎるスピードが速くなっている中、僕の中の正月明けは、どんな様子だったのか・・・・?って??? 正月三が日は、べたっと自宅で寝正月と言う訳では無く、いろいろな所へ出掛けたりはしたものの、旅行ってイメージでは無い。ただ単に時間つぶしのドライブ程度。
四日目からは通常通りの仕事が始まり、今年は年頭の誓いとして「タイムカード」をしっかりと打刻する事と誓い、初日の就労から打刻する。・・・・しかし、退出時の打刻忘れが続いてしまい、結果的に正月明けから今まで満足なタイムカードの記録が取れていない状況である。まあ、はやくも一年の誓いも何処へやら・・・・は~ァァ・・・・
そう言えば、この成人式前の日曜日、うちの前の大通りで面白いものをみた。それは、今頃の時期になると新成人が暴れたり騒動を起こしたりとテレビニュースを賑わすが、そんな同様の現象が、とうとうこの鈴鹿のような田舎でも出現。派手派手紋付袴のヤンキー達がオープンカーに改造したワンボックスカーに箱乗り乗車、中央通りをパレードしていたのである。車のボディーには決して上手とは言えない無茶苦茶なペイントで訳のわからない言葉(?)が書かれているような、そして、マフラーからは水道管のようなパイプが空に向かって突き出されている状態で、例によってブイブイ言わせながら、のんびりと信号無視を繰り返して走行。丁度、真後ろを走る事となってしまったが、相手は信号を無視して行く連中。こちとら信号は守る男。当然、そんな面白い連中の後ろについていくことは不可能。すぐに放されてしまい、その内に居なくなってしまった。
まあ、人それぞれ、好きなことが出来る社会。箱乗りも良いけど、あぶないね! やっぱり!