今日、うちのデイサービス利用者の睡眠に関する課題が持ち上がった。
昨日、日曜日に近所の有料老人ホームに入居する伯母の睡眠についても話があった。
二日連続で高齢者の睡眠に関する話題が続き
高齢者の睡眠について、考えさせられた今日の話を書こう。
まず、有料老人ホームの伯母の話は、夕食後に着衣交換を行い、
そのままベッドに寝かされる。
もちろん、部屋のカーテンは閉められている。
落下防止のためにベッド柵で囲われ
自由にベッドを離れることができない状態が朝まで続くという。
夕食後。この時間が問題となる。
入所施設の夕食はおおむね午後6時には終わる。
洋服を着替え、ベッドに入るのは遅くても7時。
朝食は7時に始まる。約11時間。ベッドの中にジッとしている。
伯母は、夜が長いと言う。この言葉は当たり前で
11時間ベッドの中で過ごすって、僕にはできない。
ただでさえジッとしていない性格。眠れなければ起きるしかない!と
直ぐに動き出す。
さて、もう一件の話として、在宅で暮らす利用者Aさんの団欒。
デイサービスから帰って、小腹を満たすためにお菓子などを食べる。
多少の満腹感とともに軽く目を閉じて横になる。
夜7時ころには、夕食を食べる。
お菓子を食べて間もない時間でもあり、夕食に食欲はわかない。
食事を半知らけにし、そのままうたた寝をする。
深夜少し前に目が覚める。
ここでいつも眠れなく、眠剤を服用する。
眠剤を服用しても眠れない。
寝ようとはするが、トイレに起きる回数が増え
トイレの手助けに妻も起こされる。
結果的に妻も十分な睡眠をとることができず寝不足傾向になる。
爺さん、深夜帯に熟睡せず、朝方から疲れが出始め
ようやく眠気に襲われる。
睡魔に強烈なアタックを受けながらデイサービスにくる。
眠気によって足元がふらつく。
椅子に座ると自然に目が閉じて、体が傾いていく。
このように二名の高齢者の夕方からの過ごし方は
若者からすれば、もっとしっかりと起きていればいいじゃないか!と
一言でかたずけられそうだが、いずれのケースもそう簡単な話ではないようである。
何が問題で、どの様な課題があるのだろう・・・・?
一度考えてみてください。
連休前にパチンコ台を購入しました。
それほど待つことなく、
宅急便で運ばれてきたパチンコ台を開梱し、
早速プレーの開始。
ちょうど連休の最中、
うちの職員の子供が遊びに来てたのでその子にパチンコで遊んでもらいました。
パチンコなんて触ったことの無い子供ですから写真撮影用のポーズだけですが、
最近のパチンコ台は派手です。
電飾が光り輝き、音もやかましい!
僕自身、パチンコは打たないのですが、
グループホームの入居者や
デイサービスの利用者が時間を
持て余すことなく楽しんでもらえればよい!
と考えて導入を決めました。
さて、今後は、このパチンコ台をどの様に生かしてケアにつなげていくのか?
これからが勝負です!!ちなみに、パチンコ台は2台購入しました。
世間一般には、待ちに待った長期の連休のスタート。年度末の大仕事に追われ、慌ただしい日々を過ごした公務員の皆さんにはこの連休が良い骨休めとなることでしょう。しかし、ここ高齢者福祉事業所では、相も変わらず要介護者の支援に休みも関係なく通常の業務遂行が行われています。マア、代替、この辺でいつもの事ながら連休を休みとして取れる方々への恨み節と変わっていくのですが今年のブログは、そのような恨み節はやめておきましょう!先日、愛知県の認知症グループホーム連絡協議会事務局長と名古屋市内でお話をしました。お話の内容は、この11月に開催を予定している「認知症フォーラム」の概要を話し合ったのですがそこでも恨み節はやめておこう!傷のなめあいはやめよう!と話し合ったばかりです。認知症に限らず、日本の高齢者福祉事業は疲弊している、が、しかしその疲弊した中にも、明るい未来を見出せるような、夢を描けるようなフォーラムにしたいね!と認知症当事者が自分の思いを語り始め、地域が目覚め始め今までのような認知症の専門職です!と胡坐をかいているわけにはいかない世の中。私達は私たちなりに、地域と連携し、医療の専門職と繋がり認知創を地域社会でどのように変貌させていくのか??その点がとても重要となってきました。大手の事業所が豊富な人材を活用し、制度以外の視点からサービスを提供し始めています。そのサービスされる内容の是非はともかく、小規模事業所ではとってもない成し得ないことをやってのけます。そして、その結果、多くの要支援者や予防組を集約して抱え込む時代です。まさしく高齢者福祉の世界も薄利多売の時代に突入したといえるのです。損をして徳をとれ!と商売人は言いますが、そんな事業展開をやっているのが大手企業が運営する福祉事業所です。高齢者福祉事業の運営は非常にむつかしい局面に立たされています。今後の高齢者福祉を考える上において、私たち小規模な事業所は何を提供していくのか?じっくり、それでいてスピーディーに熟慮する必要があります。そんな事を考える月末でした。(笑)
太陽の家デイサービスセンターでは、気候もよくなり外出しやすい時期になったこともあり現在、利用者の外出支援を行っていおります。
立地的に歩いて数分のところに喫茶店があるのでそこまで徒歩でいき、自分で注文し、自分で清算して帰ってくる支援を行っています。
最小限度の職員の同行のうえ、見守り支援を行いながら喫茶を楽しんでいただいております。
自分の力で注文を決めて自分で注文し、清算も個別で自分の持っているお金で支払ってもらっています。
おつりも自分で受け取り、保管するまでを行って頂いております。
この支援の結果は、写真を添付して店内での注文状況を記入して各御家族に報告させていただいております。
昨日、平成30年4月22日(日)午後1時半より、鈴鹿市役所12階1203会議室にて
第5回鈴鹿市キャラバンメイト連絡協議会 が開催されました。今回の協議会には、
ご自身が51歳の時にアルツハイマー型認知症と診断を受けた当事者。
山田真由美さんをゲスト講師にお迎えし、認知症の人の出来ないことについて、
いろいろとお話を聞かせて頂きました。
ご本人は、初期診断から7年~8年を経過した今も記憶に関する障害は少なく
それよりも空間認知機能の低下から、着替えに時間がかかるそうです。
実際に会場でジャケットを着て頂いたのですが、洋服の上下の認識、
袖口の認識が取れないことから上手に服を着ることができません。
認知症サポーターを養成することを目的とする活動を行っている
私たちキャラバンメイトとしてさらに認知症の啓蒙活動を頑張らないといけないと思いました。