1970年代初頭、私が未成年のころに住んでいた古巣です。
今、とても懐かしく、その当時の思い出がよみがえってきます。
そして、その当時とは様子が変わった街をみているのですが
背景につながる山の形や木々の雰囲気は、その当時のままで
建物の様子は変わっても、なんとなくその当時を思い出す。
認知症の人に も、このような地形や山の形による
おぼろげな記憶の淵をたどって、徘徊は行われるようです。
認知症の人が行方不明となりますが、その人の生い立ちやその当時の情景を考慮に入れて
探してみれば、必ずなじみの場所を目指していることが分かります。
認知症の徘徊による行方不明事故。皆さんにも昔自分が育った環境や情景を思い浮かべてみてください。