僕は怒っている! 何に対してかと言えば、子供のしつけに関する今どきの親に対してである。
最近、常に感じることだが、今どきの親は子供を叱らなくなった。そして、自由奔放、何の制約もないのびのびした環境で子育てを希望する夫婦が多いようだ。今日の近所のスーパーマーケットでも、子供が走り回り、商品陳列棚の間でかくれんぼをしている。また、幼児が用事を乗せたベビーカートを母親から離れた場所で、それも単独で押している。狭い通路をやみくもにカートを押して歩く状況は、献立に迷いながら品定めをして買い物してるオッサン、オバサンには危険である。
どちらの方向に行きたいのかわからず、こちらの方が自分の思う方向を譲らなければいけない状況があった。まあ、100歩譲って、相手は幼い子供のやること。そんなに目くじら立てて憤慨する必要もないわけだが、それでも、親は何も言わない。こちらの方がハラハラ・ドキドキする状態である。
今どきの親の考え方はともかく、夕暮れ時のスーパーは、夕ご飯の材料を調達して、速やかに夕食の調理にかからなければいけない者ばかり。みんな結構、先を急ぐ者が多い中、子ずれの客にも同様の権利があるといわんばかり、または、公共の公園で子供を放つ親のように、本当に子供は自由に、思うまま走り回る。これは、はっきり言って「暴力」である。あなた方以上に、私にも安全に、そして速やかに買い物ができる権利がある。相手が無邪気な子供だから責任はないにしろ、それらのガキを管理する義務は親は持ち合わせているはずだ。これらの無頓着な(横着な?)親に声を大にして言いたい。
「あなた方の勝手な理論を掲げて、子供を放し飼いにするな!」と。