太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2009/7/22
デイサービス利用者の男女比は?

太陽の家デイサービスセンターを利用される高齢者の方々の男女比は、圧倒的に女性のほうが多いです。比率でいえば女性7割に対して男性は3割となっております。

年齢的にも、平均は80歳程度です。介護度も要支援から要介護5までの色々な方々にご利用いただいております。

2009/7/21
グループホーム 外部評価の調査日

グループホームの外部評価および情報開示の調査日です。

三重県社会福祉協議会から調査員の訪問を受け、グループホーム運営に関する資料、記録やマニュアル等の調査が行われます。毎年この調査は実施されます。今回で太陽の家の調査は5回目。昨年度できていなかった資料や記録に関しては、昨年の調査以降に充足させていますので、今回、特に慌てることなく調査を受けることができました。

結果は数カ月後にワムネットにて一般公開されます。同時に、このホームページにもリンクさせて皆さんに見ていただけるようにいたします。

2009/7/20
おと~ちゃん!と呼ばれること。

グループホームの入居者の方若干名よりおと~ちゃん!と呼ばれる。お一人は「お父さん!」と、もうお一人には「おと~ちゃん」と呼ばれる。

ご自身のハズバンドを思うのか、それとも単なるオッサンとして総称的にそう呼ぶのかは理解できない。そう言えば、お一人は僕のことを「おじちゃん!」とも呼ばれる。

これは、やはり、オッサンと呼べない!失礼だから!という気遣いで「おと~ちゃん」と呼んでみえるのでしょうね!(笑)

でもお一人は、僕をお父さんと呼んだ後に涙を流して「嬉しかった!」と呟かれた。僕は心にジンと来るものを感じて、涙がにじんだ。僕は何もしていないのに、ただ単に二階に上がって、挨拶をしただけなのに・・・その方は、椅子に座ってテレビを観るでもなくジッとしていた。だから声をかけてみた。ただそれだけなのに・・・

その方は、テレビの映像をぼんやりと見つめながら、きっと遠い昔の思い出に旅をしていたのだろうと思った。お父さんと仲良く旅行でもしていたのだろうか・・・僕にはわからないが、グループホームの入居者の方々をみていると、何処となく寂しげな表情をする時がある。とても良く理解できる。そして、家族から離れてこの施設に住まなければならない事も理解できる。

私たち介護に携わる職員の中には、家族から離れた生活を強いられている。と考える者もいる。職員研修のときに色々な施設の職員さんたちに集まってもらうと、そのような考え方の職員さんをよく見かける。確かに、家族とは別の、離れた場所に共同生活とはいえ一人住まいを強いられている。寂しいだろう、辛いだろうではなく、その寂しさを我々専門職が拭い去って上げる努力をして、初めて入居者の方々の余生に光が差すのではないだろうか?

 介護職として現場に関わる職員のすべてが、この人たちの余生について、もっと真剣に考えて、もっと素晴らしい余生をおくれるように支援することができれば、入居者の方々も生きてて良かった!と思ってくれるのではないだろうか?

 私たちは、この現場を離れると、すっかりと入居者の方々を忘れることができる。逆にそうしないと、精神的なストレスで自分たちが潰れてしまう。だけど、ここの現場にいるときだけは100%年寄りのことを考え、支援し、その人の真横にいるようにしてあげたい。

僕には子供が居ない。つまり、僕の老後は孤独なものである。そんな自分もゆくゆくは施設で一生を終えることとなるはずである。そんな自分が住める施設を目指したい。少なくても、この太陽の家だけは、ぬくもりのある、やさしい思いに満ち溢れた施設にしたい。そう願ってやまない。

2009/7/20
介護福祉士を目指す実習生の当施設における実習開始

オフィースワーク鈴鹿医療福祉専門学校の生徒さん2名が、この日より当施設にて実習にはいります。初日は認知症について、グループホームについての講義を行い、順次身体介護へと実習の範囲を現場に移してゆきます。

 この実習生が、無事に国家資格を取得して、福祉の貴重な担い手に育ってくれるよう

 一生懸命に実習をお手伝いします。

2009/7/18
花火と若者

  

夏になると一段と騒ぎ出すのが夜間の若者たちと暴走族ですが、今日は若者が施設裏の駐車場で打ち上げ花火をやっています。それも、面白半分に打ち上げ花火を横方向へ撃っています。火花の先は駐車場の壁をバウンドして、隣の駐車場に停まっている車にあたっています。

 注意すべきか否かで迷うところです。最近の若者は逆切れが多く、その逆切れの度合いが殺人にまでいとも簡単に及んでしまいます。殺されたり怪我したりしたのではバカバカしい!という結論になり、もう少し見守ることとしました。

 夏になると、花火やバーベキューは、夏の風物詩ともいえるアイテムであり、花火はコンビニでも簡単に購入できる品物です。ちょっとした軽はずみな衝動で、悪気はなく始めた花火もいろいろと危険な要素を含んでいることを認識できないのが若者です。私の子供のころも同じように、少し考えれば予測できたのに・・・・という失敗は多くあります。

 ただ一重に大きなトラブルに発展しないよう祈るばかりです。

 さて、アメリカ合衆国、特にカリフォルニアでは州の法律で7月4日の独立記念日以外は一切の花火を禁じているのです。カリフォルニアには世界的にも大きな中国人街が在り、中国人の祝い事に花火は不可欠な物です。そんな中国人たちもルールは守ります。当然、違法ですから警察のお世話にもなりますから、賢明な中国人は花火はおこないません。

 話は変わりますが、僕は学校出てから企業に勤務した経験があります。その会社の仕事で一年間をアメリカ合衆国中部のネブラスカ州リンカーン市に暮した事があります。このリンカーン市は農業の盛んな街であり、ネブラスカ州の州都でもあります。ここの面白いルールに日曜日はお酒の販売ができないと言う約束事があります。お酒を飲むことは自由ですが、お店で販売も、酒場で販売することもできません。呑み助は、偶然にも買い置きのお酒がない場合には、市外へ、隣の市まで買いに行かなければならないのです。非常に面白いと思うのですが、これもある種の規制ですよね!自由の国、アメリカと言いながらも、結構規制に縛られているのですね。

2009/7/18
施設外での行事は多いですか?

介護保険法に記されている通所介護事業は、性格上頻繁な屋外行事等に偏向した介護は認められておりません。何故なら、通所介護事業所は普段在宅で介護をされている要介護者への入浴、排泄、食事および機能訓練を中心としたサービスの提供を主とした目的として設立されています。たまの気分転換や四季を感じてもらう為などに限定し、年間でも数回の外出行事となっております。

2009/7/18
太陽の家のサービス範囲はどこまでですか?

私どもの太陽の家では、三重県への申請の際に施設を中心に直線距離で9Kmとしております。直線距離で9Kmと言うと、南は河芸、西は亀山との境、北には楠町近辺までを範囲としております。しかし、この距離に関しても、実際の問題として、あまりにも送迎に時間を要する場合、車酔い、トイレの問題などを考えるとあまりにも時間がかかりすぎる場合は、範囲内であってもお断りする場合もございます。

2009/7/18
デイサービス利用を検討中ですが、体験利用は可能でしょうか?

太陽の家デイサービスセンターへの見学はいつでも可能です。見学前のお電話なく飛び込み訪問にも対応させていただきます。また、実際の一日を体験したいと希望される方々には、担当のケアマネジャーを通じて体験利用をお勧めしております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

2009/7/18
太陽の家デイサービスセンターを利用したいのですが?

デイサービスをご利用いただくには、要介護または要支援の認定を受けていることが必要です。要介護認定を受けていて担当のケアマネジャーが居る場合、そのケアマネジャーの方に太陽の家デイサービスセンターを利用したい旨お伝えください。ケアマネジャーの方からご連絡いただいてから、施設利用に関する契約をさせていただきます。詳しくは、ホームページのデイサービスをご覧ください。

2009/7/18
玉ちゃんの認知症講座

認知症になる原因疾患は多数あります。アルツハイマー病、ピック病、びまん性レビー小体病、皮質基底核変性症、進行性核上性麻痺、脳血管障害、脳炎、エイズ、プリオン病、脳腫瘍、多発性硬化症、慢性硬膜下血腫、正常圧水頭症、甲状腺機能低下症、アルコール依存症、ビタミン欠乏症など

そして、認知症には、いろいろな症状があります。

物忘れ(特に直近の物忘れがひどい)、判断力の低下、見当識障害(ここは何処、今日は何曜日が分からない。極端な場合、息子や妻のことも理解できなくなる)、失語、失行、失認等があります。これらの症状を認知症の中核症状と言い、上に記した原因疾患により脳の認知機能が障害されておこります。

そしてこれら中核症状に本人を取り巻く環境や人間関係などが大きく影響を及ぼし周辺症状と言う症状の出現があります。周辺症状には、せん妄(急に騒ぎ出したりする)、幻視・幻聴(実際にないものが見えたり、聞こえたりする)、物盗られ妄想(財布や物を盗られたという)、焦燥(いらいらして落ち着かない)、心気(必要以上に身体の具合を気にする)、異食(食べ物以外を口に入れる)、不眠(昼夜逆転現象)、徘徊、過食(目の前にあるものは何でも食べてしまう)、外に出て行こうとする、入浴や着替えを嫌がる、抑うつ状態(自殺願望)など

この周辺症状のために認知症介護が困難と言われる所以です。認知症の周辺症状の緩和には、その人の周りの環境を整えたり、専門的な知識を持って適切なケアが行われることでかなりの部分で安心して生活することができるようになります。

私たち太陽の家では、この専門知識をもって認知症高齢者の毎日の生活が安心できる環境に整備し、安定した暮らしを送れるように支援しています。

例えば、記憶に障害があって、外出ばかりを繰り返す高齢者には居室に閉じ込めてしまうことは逆作用です。興奮が高まり、暴れだしたり精神的に錯乱したり時には自殺にまで追いやることもあります。この場合、外に出なければいけない潜在的な意思が存在します。専門職はこの隠れた目的を察知し、その目的を別の形で達成させ外に出る必要性を元から解決します。

また、不眠に際しては、少しづつ日中の活動域を拡大するように仕向け、昼間はベッドから離れるように努めます。日中の散歩や家事や趣味の活動を増やし夜間の安眠へ誘います。もちろん、他の疾患があって日中の活動を増やしすぎると困るケースもあります。そのような場合は適度な休息を設けながらも、活動を促すようにします。

一番対応に困る症状に物盗られ妄想があります。記憶に障害を抱えるために、自分が整理したことを忘れてしまい、他人のせいにすることがあります。物が無くなったと言い出したら専門職は本人と一緒に、その物を探します。大半の場合は一緒に探すと探し物は出てくるのですが、物によっては直接ゴミとなって処分される場合もあります。そのような時には、正直に紛失した事実を話します。この時に、相手を敬い、丁寧に話しかけることが重要です。相手を説得するのではなく納得していただけるように努力します。

認知症と言うだけで、人間性も喪失した単なる動物扱いされることもあります。しかし、認知症患者には依然と同じような喜び、悲しみ、楽しさや怒りを感じることは残っています。介護者の感情の起伏に反応して腹を立てる認知症高齢者が居ても不思議ではありません。

私たちは、認知症を患っているとしても、その人の人間としての尊厳を守り、人間らしく対応することで問題行動と言われる周辺症状の緩和に努めています。


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