太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2010/10/23
次期介護保険制度改正に関しての裏情報

秘かに仕入れた裏情報であるが、認知症対応型共同生活介護事業所に関する変更点の一部が表面化されてきている。

1.既存の制度上必須であった人員としてのケアマネジャー。これが廃止。ケアプランは専門の研修を受講したものが作成することが可能となった。 よって、グループホームにはケアマネジャーの配置は必須ではなくなる。

2.2ユニット以上のグループホームにおける夜勤体制が1名でも可能であったが、今後は二名以上の確保が義務付けられる。これにより、複数ユニットの事業者には人件費がさらに圧迫されることとなる。

3.軽微な医療行為の規制を緩和。これにより介護職員においても軽微な医療行為は許される範囲へと広がる。当然、それなりに医療関係者を交えたトレーニングと研修を踏まえた上での拡大解釈であるには変わりは無い。

などが主だった改正となろうと言うことである。いずれにせよ、介護保険の財源がパンクしてる現在、これ以上の介護給付額の増額は困難をきたし、利用者への処遇改善に主眼が置かれた改正である。と言うところで、事業者にとっては経費負担の増加が予想され、事業主にとってみれば特に運営負担が軽減されたわけではない。

特にケアマネジャーに関しては、ひところ、ケアマネ不在で減算を余儀なくされた事業所も見受けられるが、今となっては、大半のグループホームにはケアマネを確保し、それなりに業務が流れている事と思う。そう言う中で、ケアマネが不要となっても退職を迫るわけにもいかず、この制度改正は何の得につながるのか疑問である。逆にケアマネジャーの資格意義自体が安くなりそうである。

夜勤体制の改正は、はっきり言って当然と言えば当然である。1ユニットでも1名以上の夜勤者は確保する事が義務付けられており、なぜ、その倍にあたる2ユニットでも1名で夜勤が可能なのかが理解できなかった点ではある。しかしながら、二名の夜勤者を必要とすると、さらなる職員の補充がいる。2名が同時に夜勤明けと休みをとるとなると、その分、昼間の業務が希薄になってしまう。その穴を埋めるために少なくても2名の余剰人員が必要となるのは辛い。

いずれにせよ、楽には儲けさせてもらえないのが公務員のなせる制度運営と管理である。

2010/10/23
何ともしようのない焦りの瞬間。

何が焦るのか?と言えば、夢の中で追われる瞬間。足は動かない、声も出ない・・・・しかし敵は猛スピードで追ってくる。万事休すというタイミングで目覚めてしまう経験はありませんか? あまり普段の事業運営の中で焦りを感じない。と言うより、無視してしまう鈍感な私でも、時として追いつめられる夢をみることがあるのです。今日は、夢の話ではなく、『 焦り 』について面白おかしく書いてみたいと考えています。

 次に最近体験した、何ともしようのない焦り又は苛立ちとして、トイレへの本能に急いでドアを開け用をたそうとした瞬間、かなりきつめに結んだジャージパンツの紐が解けない時。これは焦ります。想像して頂ければ理解できるはずですが、ジャージっていうはき物。股間に所謂「平和の窓」なるものもなく、パンツその物を下まで下げないと、用を足せないというモノなんです。なのに、腰に止めた紐が解けないとき・・・・地団太を踏むとは、こう言う時の事を言うのでしょうね!

 第二に、これまたトイレにまつわる話で恐縮ですが、以前、僕の住んでいたボロボロのおんぼろアパートのトイレが詰った時の話です。紙の使い過ぎか?急にトイレに流れが悪くなったので、しばらく様子を見てもう一度、水洗を流したのですが、全く流れる様子は無かったのです。高い水圧をかければ、その威力で詰りを押し流すか?という賭けをしてみることに。便器いっぱいまで水を入れるべく何度もトイレの水を流したのです。期待を裏切るように、詰りは解消せず、水位だけが加速され、便器の淵に到達、それでも詰りはとれず、見る見るうちに水洗の水は便器を乗り越え、床一面に流れ出す始末。これは焦りました。何ともしようのない、ただ茫然と自分のした事を後悔しながら見つめるだけの時間。

 第三に自分の人生の中でも重要かつ重大な運命を分ける試験の答案。非常に難しく、時間いっぱいに近くまでかかって、ようやく回答用紙に書き入れを終えて、提出間際に答案の順番を間違えている事に気付いた時。これは焦ります。制限時間まで5分という段階で、全ての回答が一問づつ、ずれていると気付いたとしたら書き直しますか?ここで諦めるか、火事場の馬鹿力をだして努力するか?人生の本当の分かれ道ですね。

 第四に、先日、大変な経験をしました。大型の荷物を運ぶ時にフォークリフトを使いますが、この時は大型の業務用冷凍冷蔵庫を地点Aから地点Bに移動したときの事です。冷蔵庫にはキャスターという小さいですが車輪が4個ついているタイプです。おまけに、地点Bはなだからな傾斜地。地点Aでは、普通に置かれていたのですが、それをリフトですくい、地点Bまで運ぶ事は全く問題は無かったのですが、地点Bに下ろし、フォークを抜いたと同時に、その冷凍冷蔵庫は勝手に動き始めたのです。フォークリフトはバックしている最中。冷蔵庫は加速されて移動スピードは速くなりつつあります。その先には新品の乗用車が。慌てました。フォークリフトを急いで停車、ロックして、飛び降りて、走り寄って冷蔵庫を受け止めてセーフ! その瞬間大きなため息と共に、それらの一連の様子を見ていた人に冷やかされ・・・結構びっくり、ドッキリの瞬間でした。

 まあ、言いだしたら限のない話ですが、余裕を持って行動すると言う事が、これらの焦りを未然に防ぐ手立てとして有効なのは分かっていますが、『 慣れ 』が、人間の行動を少なからず横着にしてしまうようです。これからも事故の無いよう、気分を引き締めることとします。

2010/10/21
ニッポンの総合病院

 これが日本の総合病院の入院施設か・・・?!と改めて日本の急性期医療の現場を再認識してしまった。近年では高齢者施設が個室ユニット形態だけしか、介護保険の指定をとれないとあって新たに設立される特養は、全てが個室ユニットであるが、医療の最先端施設である急性期病棟では、いまだに多くの病室が多床室として4人部屋、または6人部屋の施設が多く存在している。この地域の一番新しい病院にしても、大半は多床室であり、個室は数えるばかりの部屋数しか確保されていない。

 私の若かりし頃のアメリカ生活の中で、幾度も入院患者を見舞って大規模総合病院を訪ねた事があるが、そのほとんどが個室病棟であった。多床室は逆に探しても見当たらない。テレビでみる『 ER 』のような廊下にまで溢れる救急患者の列なんて光景は見た事がない。敷地面積の関係で、広く大きな施設建設は難しい現実をもつ日本の国土から考えても、すべての病室を個室化にすることは容易なことではない。また、同時に、入院過料費の個人負担にも、負担可能額の問題も影響を及ぼしていることだろう。

 色々な諸般の理由もあって、多床室ユニットにおける入院療養を考えると、非常に患者側の精神的負担も大きい。なんせ23畳ほどの広さの部屋にベッド、小灯台を含め6台を個々のカーテンで仕切るシステム。自分ひとりの占有面積はシングルベッド一つ分が良いところ。また、隣の患者との境は、先にも書いたように薄手の無地のカーテン一枚。話声はもちろん、イビキやクシャミまで、やかましい程耳に届く。急性期病院であるから、様々な声が響く。苦しみや痛みからくるうめき声、お見舞い患者の笑い声、テレビから漏れ聞こえる音楽や話し、病院食では満腹感を得られずお菓子を食べる音など。沢山の音が交差する環境に病が原因で気分のすぐれない時はさぞかし辛かろう・・・

 日本が経済的に豊かになって、世界No.2だ!なんだ!とか言っているうちに、とうとう中国に追い抜かれ今では、経済的にも低迷する国力となりはてたが、経済的な成功は、そのまま私達、国民の豊かさには比例しない。その点が日本の理解しにくい社会性と言えるかもしれない。

 

2010/10/15
太陽の家の職員さんの自己評価とは?

『自己評価』と言えば、公的な第三者による事業所評価の前に、事業所自らが運営方法や記録などの業務全般と利用者の方への支援内容を自己評価することが毎年課せられているが、太陽の家では、毎月、翌月の自己目標を持ってもらい、それに対する自分なりの評価を書いて提出してもらっている。これは、介護職員処遇改善交付金に係るキャリアパス制度が義務付けられる数年前より、自発的に事業所職員さんに課している。当然、処遇改善に関係してキャリアパスが導入されたことにより、ある意味、半強制的な存在となってしまってはいるが、それでも自主的に書いてもらっている。

 人によっては文章を書くことの苦手な職員さんもいて、抵抗ある提出物らしく、おいそれとは筆が進まないようである。書くよりも口で説明して自分の悩みを話したほうが手っ取り早いことも、この提出物が滞る原因となっているようである。僕も、こうやってブログを書いているが、これだって気分によるところが大きい。今月の初旬は、別の副業が忙しく、ゆっくりと机に向かうことも難しいほどの忙しさだった。そういう時は、やはりブログ更新もお休みがちになり、案の定、今月に入って書き上げたブログも8件目という。 職員さんも一日8時間、高齢者の皆さんに若い元気な源を分け与え、疲れ果てて家路について、また家事をこなさなければならない身、さぞや大変なことだろうと思う。

 この自己評価を提出してもらうと、必ず私が目を通し、私なりの感想とアドバイスを全員に書いて戻す。もちろんコピーは残し記録するが、完全に私以外のものは読まないように極秘資料として保管している。この職員さんの自己評価を呼んでいると、其の部署や担当者にどのような支援や声掛けが必要なのかが分かる。もちろん、なかなか本心は書いてはもらえないとは思うのだが、それなりに困っている点など伝わってくるものは大きい。僕の自己満足かもしれないが、このシステムを使うようになって、それなりに職員さんの定着が良くなってきているように思う。もちろん、提出してもらえない職員さんも居るが、その人に限って早期退職してしまう人が多いと言うのも面白い結果であろう・・・。

そして、自己評価と言う以上、自分で昨月の課題に対する評価点もつけてもらっている。私は、この自己評価点をキャリアパスの中に導入するつもりで居る。高得点が良いには決まっているが、私が重要視している点は、むしろ達成度である。課題の達成の無いまま次の課題に移るのではなく、継続的に自分自身のスキルアップを求めていく姿勢を評価したいと考えている。昨日も書いたが、対人援助技術の中で一番重要な『自己覚知』、この己を知ることから始め、己の壁を乗り越えていく工夫を評価したいと思っている。

 まあ、職員さんにしてみれば、これ以上の負担を掛けないで!と言いたいところだろうが、そこは、少し我慢して月に一回の提出だからと!

2010/10/14
・・・・・・・・・・・? ないしょですが・・・・・・!

 あまり大きな声では言えませんが、近々、顔面のシミをとってこようと思っています。市内のさる皮膚科でレーザーによって皮膚のシミをとってくれるところがあるのですが、この歳でなんで?と言われるかもしれませんが、やはり男でも見た目を気にします。外観というのは、何につけても重要であり、外見が悪いと、中身まで同様に悪く取られがちです。先日、うちの外周に張り巡らせたフェンスが大きく曲がってました。施工当時の姿を維持することは、ほぼ不可能です。なんでも、年数と共に変化していきますが、故意に傷ついたり、つけられたりした変化を放置すると、外から見たときに、中で行われている介護の質まで悪く見られそうでは無いでしょうか? 中身と外見には一切の因果関係は無くとも、荒れ放題に荒れている家屋や車は、其の持ち主の考え方にも影響を受けがちです。

 年齢と共に顔に刻まれるシワは、そのまま人生経験の現われのように言われますが、だれでも若く、美しくありたい願望はあります。男の私にだって同様の願望はあります。特に若い女性にモテたい気持ちなどと言うヨコシマな気持ちはありません。・・・・(・・・・・・はずです!・・・・・・・?)しかし、やはり年老いても、若い人のように輝いていようと思えば、出来るものはなんでもやってみたいのです。まあ、どれほどの変化が生じてくるのかは不明ですが、取りえず囁く様に報告しておきます。


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