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ブログ-施設長の部屋

2022/3/31
神戸中学校の生徒さんから生花のプレゼント

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鈴鹿市立神戸中学校の生徒さんとは、コロナ感染症拡大以前には

当法人の事業所にて職業体験実習等に関わって頂ており

利用者の皆さんも、自摸と違って孫のような年齢の学生実習生と

交流することを楽しみにしていました。しかし、このコロナの影響を受け

ここ数年、一切の外部との接触を断たれてしまい、それは高齢者の生活のハリが

もぎ取られたような、そんな寂しい現実があります。

そのなか、本日、神戸中学校の福祉委員会として

写真のような成果の寄せ植えをお届けいただきました。

中学校の生徒活動の一環として「福祉委員会」という活動があることも

高齢者福祉を実践する我々として、非常に心強い活動であり

ましてや、このような寄せ植えをプレゼントして頂いて

利用者の皆さん共々、有難く感謝して います。

2022/3/16
認知症道中膝栗毛 第十三話

この日本が、ウクライナのように他国の侵略を受けるとなったら……

認知症の人達は、どうなるのだろう?

家族が連れて難民として国外に避難するのだろうか?

それとも、死を覚悟でグループホームに居残り、いつもの生活を継続していくのだろうか?

いずれにせよ、認知症の人を抱えて家族全員が無事に国外退去は可能だろうか?

そして肝心なグループホームの職員たちは、砲弾やライフルの玉が飛び交う街に居残り、

この街にとどまりながら認知症の人の支援を継続できるのか?

人間の精神状態が極限の状態下において、冷静に安全を確保し、平和を待ち望む毎日を過ごすことは可能か?

今のウクライナの状況を報道で見る限り、戦争状態の下で高齢な要介護者を非難させることは

かなり困難なアプローチとなっている。

非難するにも瓦礫が散乱し、爆撃による穴ぼこがそこら中に存在して

車でも移動が困難な道路状況を考えると、要介護者を連れて避難することは

ほぼ不可能な状況と言わざるを得ない。

毎日のニュース報道を観ながら、日本が同じ状況となったら、どうする?と考えてしまう。 

 

2022/3/10
認知症道中膝栗毛 第十二話

認知創となると運転免許証を返納しなければならない・・・・

車好きの私にはとても耐えがたい屈辱の様に思っている。

出来る限り、自動車に乗っていたい!ハンドルを握り続けたい!と願いながらも

最近、自分自身の老化現象を感じる始めたことをお話したい。

まず、駐車枠に後方から注射しようとする時、車体が斜めになる。

次に、変化のない平坦な直線道路を運転中に他ごとを考えていることが増えた。

そして、最大の問題点は夜間の視力が落ちた。特に雨降りの夜間の運転は非常に不安である。

若かりし頃は、一晩中高速道路を走り、東京⇔鈴鹿なんてヘッキ!だった。

そんな自分も寄る年波には勝てない。

認知症ともなると集中力が無くなる。従って、長時間の車の運転も次第にそぞろ運転となり事故を起こしやすい。

認知症ともなると、複雑な思考回路が減退する。従って、車を運転する上において

多方面への注意や 、瞬間的に変わっていく環境の変化に適応できなくなる。つまりは、突然現れる危険に対応できない。

頭はボーーーっとして、自分の今の状態を適切に判断できにくい状態で車の運転はやめたほうが良い。

こうやって考えると、やはり認知症となって車の免許を返納することは、この日本の道路事情ではあり得る話である。

68歳、タマチャン・・・・さて、いつまで車の運転を楽しむことができるでしょう・・・?!
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2022/3/8
認知症道中膝栗毛 番外編

私はしがない認知症高齢者のケアワーカーですが、

今回のロシアのウクライナへの武力侵攻には、断固反対します!

報道の媒体がテレビやラジオからSNSやインターネットに変わり

どの情報が真の現状を伝えているのかは分かりませんが

それでも武力によって、一般の住民が自宅を追われ、国外に避難する姿は

決して良い環境とは言えません。

同じ人間が采配し、進軍、攻撃を命じているから武力が行使されることからも

そのような行動は即刻解除してもらいたいです。

戦争状態の中で、認知症の人の生活はどうなるのか?

平和な社会しか経験したことがない私たち日本人には

全く想像もできませんが、遠い北欧に位置するウクライナにも

認知症の高齢者は多いと思います。

戦争のある社会では、人の命はとても軽く扱われ

一部の権力者の思惑が絶対であり、最重要課題となるようです。

世界ができる限り早いうちに平和に、そして、ウクライナに限らず認知症の人が

のんびりと何の苦労もなく毎日を過ごせる社会になってもらいたいと願っています。

太陽の家は全面的にウクライナへの武力行使に反対しています! 

2022/3/3
認知症道中膝栗毛 第十一話

認知症となると、まず今まで出来ていたことができなくなる。

簡単な物の組み立てや、行動の過程において失敗が増えてくる。

僕はプラモデルの組み立てが好きで、今も時間さえあればプラモデルを作っている。

先日は、昔、自分がのっていた車のプラモデルを一台組み立て終わったところである。

若いころは、もっと早く、解説書を読みながらモデルの組み立てを終えていたが

今は以前に比べて慎重になりながら、かなり完成スピードは遅くなってきた。

何度も組み立て手順を確認しながら、パーツを見直し、そして組み立てる。

その分、丁寧になってきていると思いきや、出来上がりは若い頃より「雑」な仕上がり。

なにせ、視力が乏しく、細かなパーツをしっかりと確認できなくなり

ピンセット等でつまみながら組み立てていく微妙な細工の実行力が劣化してきているから。

こうやって、年齢と共に、今まで自分ができていたことが困難と感じるようになると

自ずと緻密な作業を敬遠するようになる。

認知症の始まりは、ここにある。

面倒なことをしなくなる。自分が老いた姿を認識させられることを避けようとする。

認知症は恐ろしい・・・とばかり怖がるのでなく、認知症にならない為の意識づけを考えれば

自然と認知症は遠のいていく!

と、自分に言い聞かせながら生きている毎日である。
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