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ブログ-施設長の部屋

2019/2/13
松阪からの友人の訪問があった。

今日、突然、松坂で同じ仕事をする仲間が訪ねてきてくれた。

僕よりずっと若くて、格好いい好人物だ。

彼も自転車を趣味にしている人で、フェイスブックでは

自転車の話題が多いひとでもある。

(自転車にほとんどご無沙汰の僕が、彼も自転車・・・と言う権利はないけど)

そんな彼と、今の現状について意見交換をした。

最近、介護の関係者と話をすると話題は「人材不足」の

話題が多くなっている。

その中で、彼が面白いことを言っていた。

介護業界の悪しきイメージが先行している今、

もっとメディアが故意にでも、良いイメージを率先して流してもらえれば

この業界は助かるのではないかと言う。

3Kがクローズアップされ、介護者による虐待や殺人が

報道されるようになって、殊更、介護は苦痛のイメージが増加している。

コンビニのバイト君に一部が、浅はかな動画をSNSに公開し

社会問題となっているのと同じで、今のネット情報は

本の一部のイメージが、それこそ全体像のごとく社会に波及してしまう。

そんな意味を込めて彼は言っていた。

僕も同じように思う一人だが

今の日本社会ってのは、たしかに何処かで歯車がかみ合っていない。

労使問題もさることながら、なんでもマスメディアの言うがまま

事の本質を自分なりに咀嚼せずに、取り入れてしまっている。

サバの水煮缶が健康に良いと聞けば

マーケットの陳列棚からサバ缶が売り切れる、

ココナッツオイルが認知症予防になると聞けば

店頭からココナッツオイルが売り切れ続出となる。

単純な物事の理解は、一部のメディアにマインドコントロールされ

右に左に揺れ動く。

一国の大臣が、競泳スイマーの報道に

「がっかりだ!」とインタビューに答えるような国だ。

ある意味、国民が単純な平和ボケしていても

それはそれで当然かもしれない。

2019/2/13
介護に心を添えると言う意味について

今日の僕のブログは、毎月、提出してもらっている

職員の自己評価と次月の目標から感じたテーマに触れてみたいと考えている。

太陽の家を設立当初から、職員全員には自己評価を前月の自分に採点してもらう。

それを踏まえて次月の目標設定を自ら考えてもらう。

その自己評価を読ませてもらった僕から、メッセージやアドバイスを

記入して返却する。

このブログ更新がままならなかった時期には、

職員へ自己評価への書き込みどころか、返却まで滞って

皆には迷惑をかけてしまったわけだけど、

今日、読ませてもらった自己評価にアドバイスとして

皆が実践している介護全般的に言えることとして

内容はすごく良い介護を実践していると思う。

利用者の気持ちと個別性に配慮したケアは素晴らしい。

朝のコップ一杯のミルクにしても、

口腔ケアへの格段の配慮にしても

スキルと共に理念も充実していると感じた。

そして、ここでもう一つ、実践している現在のケアに

ほんの少しエッセンスを振りかけてもらえれば

尚のこと、この太陽の家のケアはよりベターな唯一無二のモノとなる

そんな気がした。

それは、皆さんのやっているケアに、皆さんの心を添えることで

利用者の気持ちに更に訴えることができるように思う。

例えば、コップ一杯のミルクを提供する時に

そのタイミング、温度、量を考えてあげる心。

口腔ケアに際し、水で口を漱ぐことに加えて

マウスウォッシュの希釈液で最後の濯ぎを勧めるとか、

使っている義歯の手入れを入念にし、今までよりサッパリと

管理してあげることが、僕が思う「心を添える」と言う意味だと思う。

元リッツ・カールトンの日本支社長の高野登氏の講演からも

なぜリッツ・カールトンが政界の一流ホテルとして残るのか?からも

ヒントを得ることができるモノが多くあった。

その人が「嬉しい!」と思えるサービスを添えること。

それも通常の業務にささやかな「あと少し」のエッセンスである

気遣いと思いやりを添える。

相手を思う気持ちは、好きな人にはすすんで発揮できる。

でも、相手に対する気持ちが無ければ、それは普通で終わってしまう。

今現在の内のスタッフを観ている限り、

普通で終わっているようには見えない。

異性としての愛情ではなく、人として相手を思う気持ちがよく見える。

それなら、そこに皆さんらしい一振りのエッセンスを

加えてあげてみると、さて、どう変わるだろう・・・・・

そこが楽しみだ。


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