文章を書く時間帯によって、結構なイメージの変化がみられる。ってのをご存知?
夜、ひっそりとした時間帯に文章を書くと、センチメンタルな文章となり
朝、文章を書くと攻撃的になり
昼間、文章を書くと進歩的になる。って。
僕がブログを更新する時間帯の多くは、夜の寝る少し前に書くことが多い。
だから、僕のブログは軟弱なメロドラマチックな文章となりやすい。(笑)
これは、僕個人のパターンと言うよりも
誰もが陥りやすい時間帯の七変化みたですね。
僕の青洲時代によく読んだ本に
芥川賞を受賞した庄司薫氏の「赤ずきんちゃん こんいちは」だったか(??)
を読んでいた。庄司氏には申し訳ないが
なんで。この本が好きだったのか理解できないが、
この当時、僕が憧れていた女の子の影響が大きかったように記憶している。
それと、今夜のブログのテーマの関係性は?と言うと
その本の中で庄司氏が書いていたのが、この、夜に文章を書くと
ロマティスティックな文章となる。と言う庄司氏の持論なわけだ。
赤ずきんちゃん・・・って本は、どちらかと言えば
庄司氏のプライベートな日常を書き綴ったような文章で
一人で呟いているようなタッチで本を書いていた。
田舎で暮らす僕には、その当時の庄司氏の毎日が
とてもハイソな生活に見えて仕方なかった。
田舎言葉で言えば「ええとこの坊ちゃん小説」って感じかな・・・
実際、その中に出てくる女性は実在してて
現実の世界で、お二人は結婚してくこととなるわけだけど。
(中村さんって言うお名前のピアニスト)
マア、とにかく、そんな垢抜けた生活を感じながら
この鈴鹿で(その当時は、中央道路が田んぼの中を横切る一本道で
舗装もされていない時代だった)は、ピアノの音が聞こえてくるような
住宅街なんて存在しなかった。
そんなギャップを感じながら、僕には別世界の街を見ているよう な
それでいてとても優しい気持ちになったことを覚えている。
あの当時の庄司氏の文章、きっと夜遅い時間帯に
民案が寝静まってから書いた文章なんだろうな・・・と、
自分の書いたブログを読み直しながら、ふと思い出した記憶を
今夜のブログで書いてみた。