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ブログ-施設長の部屋

2019/1/14
第一回のブログから10年に近くなります。

第一回のブログは、2009年6月から開始していて、

今年の6月にちょうど10年を迎えることとなります。

10年前の自分が、何を考え、何を伝えようとしたのか?

あまり成長していないような気がしてしかたない。

そして、昨年暮れの大晦日から今日まで

休むことなく毎日更新を継続してきている。

これも、また、非常に珍しい奇跡のようなことで

うちのスタッフ達も、内心では「いつ、連続更新が途切れるのだろう?」と

思っているのではないだろうか・・・・

こっちはこっちで、意地でも続けたる!!と

へんな意地はってみたりして。

そう言えば、今日、玉ちゃんと話をした時に

ブログ書くのにどれくらいの時間をかけているのですか?と質問された。

普通、調子いい時は30分程度で更新完了させるけど

平均的に一本のブログ書くのに一時間はかかるかな・・・・と答えた。

すると彼女は、一日24時間の内の一時間をブログに突っ込んでいるのですか~と

あきれた調子で呟いていた!!

そうなんだよね!みんなに意地張って、毎日一時間づつ僕の貴重な時間を

ブログ更新のために費やしてるんだよね・・・

これもまた笑える話だね・・・。

2019/1/14
今日の父ちゃん

 久しぶりにグループホームにいる父を訪ねた。

いつ行っても、寝てばっかりいる父が、今日はダイニングテーブルの椅子に座って

目が明いていた。

丁度、父の斜め前の席に座る女性利用者の横にサイドチェアーが置いてあったので

そこに腰かけ、その女性利用者にベッタリと寄り添って座った。

この利用者さんは、特に何も会話することもないのだけど

普段から非常に豊かな感情表現をする人で

僕は、この女性が好きだ。

言葉なくても、この人は、誰に対しても無視しない人で

言葉による意思の疎通は無くても、嬉しかったり、悲しかったりという表情が

必ず表現してくれる。人の存在を無視しない!ってなんて心地いいんだろう!!

そんな意味で、僕はこの女性が好きである。

さて、そんな僕の存在を見ていながら、父は何も表情に現さなかった。

表さないと言うより、僕の感覚では父が嫉妬していると感じた。

息子の僕が、父に声をかけるより先に、他人の彼女に寄り添ったことに

たぶん父は腹が立ったのだろう!と感じた。

わざと無視するように、素知らぬ顔をしている父をみて

玉ちゃんが、父の耳元で「誰と思う?」と問いかけた。

すると父は「俺の息子やろ!」と言った。

その父の言葉を聞いて、僕は認知症の父も、普段から昼夜かかわらず寝ほけている父にも

そのような感情が残っていることが嬉しかった。

昔、怖かった父、そのものだった。

親子っておかしなもので、こんな単純なことに対しても

怒ったり、逆に癒されたりするのです。

ボケてしまった父でも、僕にとっては今でも父親なんです。

どこかで頼っている自分がいるようです。 笑えますね!


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