第一回のブログは、2009年6月から開始していて、
今年の6月にちょうど10年を迎えることとなります。
10年前の自分が、何を考え、何を伝えようとしたのか?
あまり成長していないような気がしてしかたない。
そして、昨年暮れの大晦日から今日まで
休むことなく毎日更新を継続してきている。
これも、また、非常に珍しい奇跡のようなことで
うちのスタッフ達も、内心では「いつ、連続更新が途切れるのだろう?」と
思っているのではないだろうか・・・・
こっちはこっちで、意地でも続けたる!!と
へんな意地はってみたりして。
そう言えば、今日、玉ちゃんと話をした時に
ブログ書くのにどれくらいの時間をかけているのですか?と質問された。
普通、調子いい時は30分程度で更新完了させるけど
平均的に一本のブログ書くのに一時間はかかるかな・・・・と答えた。
すると彼女は、一日24時間の内の一時間をブログに突っ込んでいるのですか~と
あきれた調子で呟いていた!!
そうなんだよね!みんなに意地張って、毎日一時間づつ僕の貴重な時間を
ブログ更新のために費やしてるんだよね・・・
これもまた笑える話だね・・・。
久しぶりにグループホームにいる父を訪ねた。
いつ行っても、寝てばっかりいる父が、今日はダイニングテーブルの椅子に座って
目が明いていた。
丁度、父の斜め前の席に座る女性利用者の横にサイドチェアーが置いてあったので
そこに腰かけ、その女性利用者にベッタリと寄り添って座った。
この利用者さんは、特に何も会話することもないのだけど
普段から非常に豊かな感情表現をする人で
僕は、この女性が好きだ。
言葉なくても、この人は、誰に対しても無視しない人で
言葉による意思の疎通は無くても、嬉しかったり、悲しかったりという表情が
必ず表現してくれる。人の存在を無視しない!ってなんて心地いいんだろう!!
そんな意味で、僕はこの女性が好きである。
さて、そんな僕の存在を見ていながら、父は何も表情に現さなかった。
表さないと言うより、僕の感覚では父が嫉妬していると感じた。
息子の僕が、父に声をかけるより先に、他人の彼女に寄り添ったことに
たぶん父は腹が立ったのだろう!と感じた。
わざと無視するように、素知らぬ顔をしている父をみて
玉ちゃんが、父の耳元で「誰と思う?」と問いかけた。
すると父は「俺の息子やろ!」と言った。
その父の言葉を聞いて、僕は認知症の父も、普段から昼夜かかわらず寝ほけている父にも
そのような感情が残っていることが嬉しかった。
昔、怖かった父、そのものだった。
親子っておかしなもので、こんな単純なことに対しても
怒ったり、逆に癒されたりするのです。
ボケてしまった父でも、僕にとっては今でも父親なんです。
どこかで頼っている自分がいるようです。 笑えますね!