太陽の家

  • ホーム
  • 太陽の家とは
  • 施設のご案内
  • サービスのご案内
  • ブログ-施設長の部屋

ブログ-施設長の部屋

2014/5/21
熱意・・・

何にしろ「熱意」ってのを、僕は重視している。熱過ぎるってのも困る面を持ち合わせていることは確かではあるが、それでも熱い人間が大好きである。先ごろ、NHKのBSでも「Cool!Japan」って番組の中で、日本の持つクールなモノを紹介している。

クールって直訳すれば「涼しい」とか「冷たい」となるが、このクール。意外や意外、全く逆の日本人が熱く燃える部分を取り出し、それを外国人が「カッコいい!」と感じるモノを紹介している番組なのだ。

言葉の使い方としては逆でも、熱い、独特なこだわりが外国人が持ち合わせていない、日本独自の文化であると称賛している。先ごろでは、日本政府も日本の観光誘致にこのクールなジャパンを広く海外に向け発信している。

認知症ケアに対しても、日本の認知症に対する専門性は欧米に引けを取らない段階に達していると思える。ただ単に制度的には介護保険をなまじっか採用したあまり、その固定枠に縛られ過ぎて、その制度上のほころびには、まだまだ手が回らない状況ではあるが、それでも僕は世界に自慢できる認知症ケアを浸透させてきている日本を褒めてあげたい。

しかし、この熱意、まだまだ日本人の根底に根差していない。今なお、一部の者達によって先導され、それに踊らされ、熱意を持ったような錯覚を感じているだけの者もいる。特に協議会などの同業者の構成する団体などをみていると、その辺の他人任せな日本人の悪い面が大きく表面化されてしまっている。出る杭は打たれる!という格言を気にするあまり、出るタイミングばかりを計って。結局、何もせずに傍観者で終わってしまう。そんな日本人の悪いくせが、やはり根強く蔓延している。

これから将来を担っていこうとする若者たちよ!勇気を振り絞れ!人間一人ではできないことも束になれば、なんでも動かすことは可能である。青年よ大志を抱け!だよ・・・

2014/5/20
慣れの恐ろしさ

5月に入って自分のオフの時間は二日しかない状況が続いている。自慢するわけではないが、少々、休みが少ない。従って体がしんどい!そして、このところ随分と出勤時間が早くなっており、朝は8時までには出勤するようにしている。夜も一番遅くまで事業所に残っている。(残っているだけで、仕事しているとは限らないけど・・・笑)

まあ、こんなハードなスケジュールで動いている60歳。しかし、この業界に入る前の自分にとって休みなんてのは無いに等しかった時代がある。物販を生業にしていた頃は、週に一回の定休日に朝も早くから大阪まで、仕入れに車をとばしていた時代である。

大阪まで西名阪を通って心斎橋まで仕入れに行くには、片道2時間は確実に必要で、夕方に帰宅する時間帯の渋滞を考えると一日5時間は車の運転をしていた。それ以外は売れる商品とおぼしきものをかき集め、支払いをして、出来る限り多くの問屋さんを覗きめぼしいものを探す。これも結構ハードな仕事で、心斎橋筋界隈と言えば(実際は久宝寺って場所だけどね)、車の量も多く 駐車場も少ないので、いつも利用する駐車場に車を預けて、徒歩で問屋街を走り回る。若かったからできたのかもしれないが、相当な距離を歩くこととなるわけで、その後、車を駐車場から出して、回った問屋さんに預けてある荷物(商品)を拾い集めてから帰路に着く。そんな日々を暮らしていた。

あの頃は体の疲れも感じることなく、無我夢中の連続だった。なにせ、そこで仕入れる商品の如何によっては、売り上げに大きく影響を及ぼし、自転車操業の自分の店では、見定めることに失敗することは死活問題に直結していた。だから、仕入れってのは真剣勝負の場でもあった。

如何に売れるものを安く買うか?!が勝負どころ。だから、疲れた!なんて言っていられない厳しさがあった。

さて、そんな時代から事業の方向転換をして、この業界に入ったわけだが、ある意味、人様の命を預かる点では真剣勝負ではあるが、 やった分だけの対価は掛け値抜きで入ってくる。値引きもなにもないのである。何処もが均一の対価を売り上げることができる。

この福祉の世界から比べると商売人の世界は雲泥の開きがある。商売は水物と言うくらい、安定しない世界である。ぼけ~っとしていると食えない。今よりは少ないものの借金は存在していた。売り上げの中から借金を返し、必要な経費を差し引いて残るものが利益である。

毎日、食うか食われるか・・・な生活をおくっていると体を休めて休養を取るなんてのがばからしくなってくる。休んでいれば、その分の利益が無くなる。そう思うと、恐ろしくって休んでいられなくなる。それでも、そんな生活が普通のように感じていた。自然と疲れは意識しないで済む。しかし、介護保険にとっぷりと浸ってしまう軟弱な環境に慣れきってしまうと、週一回の休みでは少ない。疲れが取れない。と勝手な小言を呟いてしまう自分が居る。

その生活に慣れきってしまう。そして、その慣れは、撲自身の生きる力を奪ってくような気がするのである。慣れは恐ろしい。

昔を思い出して、明日からもうひと踏ん張りし、厳しい目で介護の質を高めていけるよう奮起しよう!!(本当かな~ア)

2014/5/19
職員不足・・・

つい先日まで、太陽の家のデイサービスは、とてもシビアな求人難に陥っていた。スタッフは常に流動的であり安定することのないのが高齢者介護の業界だけの問題ではないと思うが・・・こうまで職員が集まらないと業務が停滞するばかりか、残ってくれたスタッフが疲弊することとなりマイナスのスパイラルへと移行していきそうで恐ろしくなるのである。

新聞の折り込み求人広告の力も借りたり、ハローワークに求人募集を行なったり・・・人員不足を補うために私自身もできる限りの援助をする。自分ができることは限られてはいるが、それでも何か手助けしなければいられなくなる。職員も自分の休みを返上して仕事を手伝ってくれる。

この間は、本当の意味で事業所全体が一つに向かったことを象徴していた。離職していった者、残ったもの と色々な考え方のもとで職員は自分の水戸を歩くのは当然である。マズローも言うように、各々の職員は自己実現を目指して自分たちの思う道を歩いているのである。だから残念ながら離職居していった者を責めるつもりはない。しかし、今回の極限を体験できずに離職した者には、今回の一丸となった体制を体験できなかった。これは、一つに「もう一つの学び」の機会を得ることができなかったことでもある。

新天地を求め旅立った者達には、長い人生の中で一度くらいは立ち去るだけではなく残される立場を体験するのも必要なのかもしれないと思える場面だった。

介護の現場は3Kだけでの職場ではなく、そこで働く人たちの考え方一つで遣り甲斐、生きがいと感動の世界でもあることを知ってほしいと願っている。この職場は自分には合わない!と思い込むのではなく、そこに自分がどのように絡むことができるのか?それを探してみてほしい。視点を変えればきっと何か新たな発見があるはずだ。

2014/5/18
亀山市 坂本棚田

tanada7.jpgtanada6.jpgtanada3.jpgtanada2.jpgsakamoto5.jpgsakamoto4.jpgsakamoto1.jpg

鈴鹿市の隣、亀山市の棚田にサイクリング。紀州の方にも有名な棚田はあるけれど、こんな近くに棚田があることを人づてに知り、朝から自転車でやってきた。

ちょうど新名神高速の真下を通って山の中の集落が坂本町。本当にのどかな里山である。棚田と言いつつ、やはり稲作に使っている方が少なく、大半は水を抜かれた畑のようである。

この集落の手前の町から延々と7~8Km、上り坂ばかり。途中息抜きする場所もなく心臓が破裂する寸前までこぎ続けての棚田到着。久しぶりに足がつった!でも、この景色を眺めていると来てよかった!と思えた。

以前、日福の雨森教授のゼミで名張の里山見学に行った時のことを思い出した。この里山の一部に新名神が走っているので、時々、走り狂うレーサー気取りの馬鹿者の運転する車の排気音が、里山の静寂を破るが、それ以外は本当に静かな町である。

久しぶりにのんびりとした日曜日のひと時を過ごせたような気分である。

2014/5/17
職員から飲みに誘われること。

今日の夜は、初めて職員から飲みに誘われた。普段からあまり酒を飲まない生活をしていることを知っている職員は、滅多と私を飲む場所に誘うようなことはなかった。

それが今日の夜は何かが違った。固定電話のような携帯電話に職員の一人から着歴があった。

冒頭でも書いたように、職員からのお誘いなんてない私と職員の関係性から、何か重大なことが起こったのか?と心配になり電話をかけてみると、近所の焼き鳥屋で他数人の職員と一緒に飲んでいるという。

週末の土曜日と言うこともあって、気軽に合流することを告げ服を着替えて歩いて店に向かった。その店は本当にうちの家から数分で歩いて行ける距離の店で、いつも散歩のときには店の前を横切っているので知ってはいたが、実際に中に入るのは初めての場所である。入口近辺には職員の顔は見当たらず店を聴き間違えたかと思いつつ、店のスタッフに奥の部屋へ通してもらい無事に合流することができた。

時間も時間で、職員たちは十分に出来上がっている状態で、私も急いでビールを大ジョッキで注文し、十分に酔っぱらった職員と共にたわいもない話に花を咲かすこととなった。

酒を飲んでノミニケーションとよく言われたものだが、お酒の力は上手に使えば仕事上のストレス発散には効果がある。みんなで言いたい放題の会話をし、焼き鳥屋に関わらず枝豆とビールだけの宴席に、それなりに充実感を感じていた。

毎回でも困るが、時折、こうやって職員から飲みに来ませんか?と誘われることにうれしさを感じた。何だか職員との壁が低くなったような気がした。普段から敬語交じりの話しかけをされ、自分も立場をわきまえながら地を隠す関係から、多少なりとも本音で語れる場所を提供されたような喜びである。

僕が参加した時間には皆すでに出来上がっており、撲自身もビール一杯でお開きとなり、それ程の時間を過ごすことはできなかったが、それはそれで楽しい時間であった。

みなと別れて夜の11時はまだまだ宵の口といった印象を与える鈴鹿の町に、なんだか「元気」を感じて心躍る気分で帰宅したのだった。

2014/5/15
東海地区 認知症フォーラムを終えて

dsc020571.jpg
さる5月10日(土曜日)は、東海三県の協議会が合同で開催する「2014 東海地区認知症フォーラム」が、名古屋市中村区名駅のウインクあいち 小ホールが行われました。フォーラムの感想に関しては、協議会(三重県地域密着型サービス協議会 http://mie-gh.com)のホームページをご覧いただくとして、この私のページでは、その後に行った懇親会の模様についてお話します。

今フォーラムは、時間は短く半日だけの企画で開催されましたが、その分中身の濃い熱い大会となったようです。企画段階から参加し、今回のフォーラムを実施した私としては、今までのどの大会よりも大きな達成感を得ることが出来ました。当日のシンポジュームは特に盛り上がり、シンポジストのノリも良く内容も濃いものでした。実は、シンポジストの4名の方々は、会場控室にお集まりいただいてから既に議論を交わしてみえて、私が控室を訪れた時には話を差し込む隙のないほど白熱したトークバトルが始まっていました。この熱意に水を差さないように、本会場ではシンポジューム中間の休憩を設けず3時間ぶっ通しで進めていただくようお願いいたしました。

結果、途中退席の者もなく、さらにシンポジストは熱くなり、激論というよりは本当に真剣に認知症ケアの今後に対する情報の発信と意見交換がなされました。その熱いバトルは懇親会会場まで持ち越され、名駅の高級ホテルのブッフェを借りて行った懇親会会場が第二ラウンドにかわる場所と化してしまった様相でもありました。

私自身、お酒も入り話に夢中になりすぎてブッフェにもかかわらず自分で料理を取りに行けず、同行したうちの職員にお願いして適当に見繕ってもらった料理を食べる。そんな状況でありました。2時間の時間枠を30分延長して夜8時半ころにお開きとなった懇親会。同行したスタッフと共に帰ろうとしたのですが、そこでシンポジストの一人(写真の人物)に捕まり、二次会(三次会から四次会まで・・・)へ誘われ、とうとう午前様という結果に終わってしまいました。朝方にホテルに入り仮眠をとって風呂に入り、前日着ていた服を着て特急に乗って朝帰り。とんでもない結果となってしまいましたが、この認知症フォーラム。とても有意義な時間を過ごすことが出来ました。

講師の皆さんに感謝。そして、いろいろと陰で支えてくれたうちのスタッフに感謝!!そんな一日でした。

dsc02058.jpg

dsc02060.jpg

2014/5/6
自分の時間

誰しも自分だけの時間ってのを持っているはず。これが無くなると人は苛立ち始めるようだ。

僕だけの時間ってのは、通常は夜の就寝前の数時間。自室にこもってパソコンに向き合う時。自室では喫煙しないので、もっぱら飲むだけ。(お茶をですよ!(^ ^)

さて、そんな時に考える事ってのが、何の役にも立たない事を考えている場合が多い。例えば、鼻毛が伸びてきた!とか、もう使わなくなった使い捨てカイロの残りをどこに保管するか?購入した衣類防虫剤をいつ交換するか?などである。

自分の時間に仕事のことやスタッフのことを考えていると言えば格好もいいのに・・・なんで、こうまで無用なことばかりが頭に浮かんでくるのだろう。

まっ、そんな体たらくな生活をしているのが、とても意味がある自分の時間なんです。

2014/5/4
燃費悪いんです!

kusamoti2.jpgkusamoti.jpg

消費した先から補給して!意味なし!って感じでしょう。

この自転車、とても燃費が悪いんです。

2014/5/3
この格好よさは自転車?それとも写真?

conti-06.jpgconti-10.jpgforgot-highway-1024×576.jpg

この三枚の写真は、以前も紹介したように自転車専用ウエアの会社『ラファ』のホームページに掲載されたものです。

どの写真も、僕が見ると「むちゃ!格好いい!」となってしまうのですが、これを自転車に対する興味がまだ持てない人が見るとどう感じるのか?疑問に思ったのです。

僕からすれば、自転車ってのは人力に頼る乗り物で、自分の体力が勝負なわけです。だからこそ、この写真は、とても苦しい息のなか、無我夢中で自転車を転がしている人物が格好いい。そして、そこにひっそりとした地味なエレガントを感じてしまうのです。

何と言えば分りやすいのかと言えば、ただひたすら目立たない地味ではあるけど、その地味さの中にすべての人が出来るわけでもない独特のオリジナリティが感じられるのです。人間の中には、他社とは違う個性を重視する人もいると思うのですが、その個性が自転車に感じられるのです。

自転車に取りつかれている男の書き込みだから、あまりあてにはできないかもしれないけど、これは、自分もやってみれば理解できるのかもしれないです。よろしければ貴方も自転車、乗ってみませんか??!!

2014/5/3
また、探し物

先日、大事な鉄道用パスカードを探していて見つからない!とぼやいていた矢先に今度は、洗濯機のレベル調整用のネジを失くして、昨夜から部屋中を家探し。今日の午後なんて、ゴミとして搬出したゴミ袋まで、中の物を取り出して再確認。それでも見つからない。

このレベル調整ネジってのは、洗濯機の一番底の部分についているネジで、設置場所のフローリングのレベルに合わせて高さ調整を行い、洗濯機が水平に保たれているか調整するための物で、このレベルが水平でないと洗濯物の片寄りで脱水状態の時に洗濯機自体が大暴れする、とても重要なパーツの一種である。

今日の夜も家探しを継続していたが、神隠しにあったように何処にも見当たらない。

こんな小さな一個のパーツのために洗濯機を買い替えるのもバカらしいし、欠けたパーツを取り寄せている間、洗濯ができないというのも不便極まりない。なんとも仕様の無い焦りの中、ひょっとしてと思い屋外にある分別ごみのペールを覗き込んでみた。

あった!!ガラス瓶の収集用ペールの中に。

自分の気持ちは20代のまま、でも、本当はそれなりに高齢になってきつつあるのか・・・なア・・・と、我ながら情けない!!(笑)

何はともあれ、前回に次ぐ大失態!恥ずかしいやら腹立たしいやら・・・


2024年 5月
   12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031    
月別表示
最近の記事

  • 太陽の家 お気軽にお問い合わせください
    〒513-0808 三重県鈴鹿市西條町495-1
    TEL:059-383-8383 FAX:059-383-7938
  • インターネットからお問い合わせ
  • お電話でのお問い合わせ
059-383-8383
受付時間/9:00~18:00
閉じる  印刷する