太陽の家

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ブログ-施設長の部屋

2010/7/3
カラオケに行った。

 久しぶりにカラオケに行った。前回にカラオケに行ったのは、一年ほど前に職員と一緒に長年一緒に働いた看護師の壮行会の二次会だったように記憶する。僕が音楽が好きな事は、このブログでも繰り返し書いてきて、恐らく耳にタコが出来るような状態だと思う。しかし、音楽が好きな事と上手に歌を歌えると言う事は必ずしもイコールにはならないのである。

 好きな曲、歌ってみたい曲は多数ある。また話は脱線するが、最近のカラオケって、本当に沢山の曲がチョイスできるんだ!と驚いてしまう。・・・・・・・そう、その歌い曲を選ぶにしても、そんなマイナーな曲でもリストにのっている。

 しかし、いざ曲を選んで流れてくる伴奏に、自分自身がついていけない。まったく調子が合わない。そこで思うのが「こんなはずじゃアなかった!」という決まり文句である。頭の中では、何時も聞いてる旋律と人の心を魅了するあの歌手の歌う唄が響いている。しかし、現実は思い通りにはいかない物である。カラオケは最初は意気込んでマイクを握るものの、曲のスタートとともに驚愕の事態に醜態をさらす結果となるのである。

 そんなカラオケも、若い職員達の歌を聞いていると楽しい。全ての曲に、詩に、その響きに聞き入り時として納得し、感動し、そして楽しみを共有することとなる。自分自身が上手に歌えない者としては、連続的にカラオケに行く事は難しい。しかし、たまに、忘れたころに気の合った者同士でカラオケに出向く事は楽しい。そんな感想を書いておこう!

2010/7/3
超ご機嫌!

 今月も最初の一歩を書き出し、今、すでに第三本目のブログを書いている。タイトルを「超ご機嫌!」としたが、なにがそれ程ご機嫌かと言えば、こうやってブログを書きながらも、自分の大好きな音楽を繰り返し聞きながら。それも、CDプレイヤーも使わず、ラップトップコンピュータ一台で二役。そして、何よりもリピートボタン一つで繰り返し聴ける便利さ。これは、本当に楽ちんで快適な時間である。時代はここまで来たか!と驚きの数々である。

 僕が子供の頃に我が家に初めてテレビがついた。ブラウン管テレビ、白黒画像、テレビボックスの左右下に丸いつまみの電源、音量スイッチとテレビのチャンネルスイッチ。今ほど画像は鮮明では無かったように思うが、それでも子供心に夢のような世界がそこにはあった。そのテレビを通じてアメリカから持ち込まれた洋物テレビ番組は、その当時の日本には見たことも無い大型の電気冷蔵庫、車、芝生のはられた大きな家、いつもきれいなフリルスカートをはいた美人のお母さん。そして、あの大きく厚い牛肉ステーキとたっぷりのマッシュポテトの夕食に驚きと羨望の中で、食い入るようにテレビ画面を見つめていたものである。(その当時の僕の家では、そんな大きなステーキなんて見たことも食べた事も無かった。…今でもないぞ!ははは・・・・)

 そして、日本にも経済成長の時代を経験し、洋風文化が身近になり、色々な電化製品が増えはじめ物質文化に浸っていく。僕の中では、アメリカ文化への憧れが広がり、行った事のない国に対する興味は大きく膨らんでいく。少しでもあこがれの国に近づきたいと願う気持ちから英語を学び、英語の文章を読み、暗記し、恥ずかしい話ではあるが暗記した英文を呟く事で、英語を話しているつもりとなり、ひと時の夢の世界に浸る時代であった。

 まだまだ音楽はレコードとラジオから流れるものが主流であり、カセットレコーダー、CD、MD等の普及には時間がかかったし、アナログレコードに慣れ切った時分には、CD等のデジタル音楽には抵抗があったほどである。音が堅いとか、平坦とか言いながら、その当時はやっていたジャズ喫茶の真空管のアンプから奏でる音に聞き入っていた時代である。

 そんな自分が、今やコンピュータの内蔵メモリーに記憶された信号を再生して、その音に酔っている。時代が代われば人も変わるものである。街を歩くにも小さなI-podをポケットに忍ばせ、両耳にイヤホンを付ければ、雑踏の中でも自分ひとりの世界が存在する。もちろん、イヤホンを使って社会から簡単に自分自身を孤立化させる事には、その他の弊害を同時に抱える事とにはなるが・・・・。

 まぁ、今はそのデメリットの部分は切り捨てて、夜遅くの自室のデスクでパソコンに向かってブログを書く時。そんな時は、この文明の利器に感謝するのである。

2010/7/2
うちのペット(アニマルセラピスト達)のお話

 今日も一日が過ぎ、デイサービス利用者が家路に就き、今は空っぽのデイルームに職員が残った事務仕事に精を出している。その中で、このブログネタを探し求めて職員の間をウロウロしながら、なんとかアイデアを貰おうと徘徊していた。リーダーが提示してくれたネタは全て、書いても公開できそうにないネタばかり。例えば愛人の事・・・・(そんなの居るわけないやろ!)、僕のコレクションのこと(コレクションは秘かに楽しむもの。他人に自慢してどうするの?)と、否定的な僕の頭はグルグルまわるばかり。そこに彼女に聞いてみた。『君の事をブログで紹介しようか…?』と。 すると、彼女は謙遜したように「私の事を可愛い!なんて書いてもらわなくていいですよ!」ときた。  なんともコメントのしようのな言葉に、僕はただ黙ってしまったわい。

 そこで、うちのペットの紹介をしようと思う。太陽の家には現在3匹のミニチュアダックスフンド(訂正、2匹のミニチュアと1匹のミディアムダックスにしておきましょう)が在籍してます。彼らは本来は、老人さん達のペットとして愛嬌をふりまき、日々の生活に潤いをあたえるべく職務があるのです。しかし、昼間も夜も絶え間なく食べて寝るだけの生活をしている彼らには、うちの年寄り達は睡眠を妨害する敵のような存在なのでしょう。特に愛嬌をふりまくわけでもなく、年寄りの姿を観るとワンワンと吠えているのです。そんな吠えてばかりのセラピストですが、本当のところ、個体別の個性をもっていて、個性と言うか癖と言うか、その面白い部分を皆様に紹介しようと思います。

 まず、一番上の姉であるショコラですが、非常にデリケートで怖がりです。怖がりだから、吠えて相手を威嚇しようとする。そんな彼女は甘えん坊です。時々洗濯物をたたんで置いておくと、その山の中から僕の靴下を持ち出してくわえています。僕が取り戻そうとするとうなり声をあげて、更に強く噛んで放しません。とにかく家族がいない時に、寂しいからか、家族の身に着けていた衣類をくわえてきて、その家族の匂いに埋もれながら眠る事が好きなのです。ある時、彼女は重度のヘルニアによって緊急手術を受けることとなり名古屋の一社に有る動物病院へ入院となりました。その時に、寂しがると可愛そうなので僕のTシャツを一緒に持たせました。病院の話によると、くわえていたのは食事までで、食事したらすっかりとTシャツの存在もわすれ、その病院のスタッフに愛嬌を振りまいていたそうです。

 次に末っ子のファニー君です。彼は、ミニチュアのはずが、食べることが大好きな犬で今ではミディアムダックスと言ってもいい程の肥満体。彼の特徴は、食後に必ずティッシュペーパーを食べるのです。おまえはヤギか?と言うほど、上手にティッシュペーパーを箱から抜き去り、両足で上手に縁をつかみながら少しづつ食べるのです。それもスコッティーしか食べません。他のメーカーのティッシュは好みでは無いようです。

 最後に二女のクッキーです。この子とショコラは本当の姉妹で、同じ両親から生まれたのですが、姉妹と言いながら、全く性格が逆の二匹なのです。クッキーは一番の偏食家で食事に対する好き嫌いが多いので、その分小柄です。そして体重が少ないから身軽な動きでソファーに飛び乗ったり、椅子に座っている私の膝に飛び乗ったりしています。彼女が飛び乗る事に抵抗は無いのですが、彼女はやたらめったらと自身の前足を舐めまくるのです。おかげで、僕の膝の上は彼女の唾液でベタベタになるのです。

 三匹の子豚ならぬ子犬達は、今日も元気に山盛りのウンチとおしっこを部屋中にばらまいてくれている事と思います。

2010/7/2
毎月の書き出しに苦労する現実のお話。

 年始、月初と一区切りの終わった後、必ず迎える初日であるが、このブログに関しても毎月の一番最初に書き込むブログが一番神経を使う。今回も例外なく書きかけのブログを数件、全て完結して公開する事も無くお蔵入りの文章が存在する。何も特に神経を酷使する必要性は無いが、ただ過去の自分の文章を垣間見て、各々のブログに対して反省を行いながら、次こそは!とか来月こそ!という意気込み新たに新しい区切りを迎える時にどうしても意気込んでしまう自分が居る。きっと、この意気込みが空回りの主要たる原因ではないかと考えるのである。

 さて、そのような中で、お蔵入りした文章の中で最後の最後まで迷った内容が、介護職員の介護スキルについてである。要するに介護職員である以上、自身のスキルアップはあってしかるべきであり、そのように時の変化と共に新しい介護手法について学んでいただくことは重要である。しかし、スキルという理論ばかりで気持ちが伴わない介護であれば、スキルアップしたとは言わない。知識だけが向上しただけで、それはロボットに新しいバージョンのソフトをインプットしただけに等しい。介護職員の一番重要な要素として学んでいかなければいけないものとして「気持ち」をあげたい。「相手を思いやる気持ち」「家族を思う気持ち」「困難な状況を分かろうとする気持ち」。何に対しても相手を「一人の人間として思う気持ち」が基本となるべきである。

 この課題と同様、資格取得という問題がある。資格を持っていることは、その人のスキルと技術が優れていると言う証にはならないという事実。実際、ケアマネジャーの資格を持っていても役に立っていない資格もある。また、社会福祉士の資格にしても保有していると言うだけで、社会福祉援助を行っていないケースもある。資格と言うものは、無いと困る。しかし、持っているというだけの資格は無いに等しい。資格を保有し、学んだ事柄を反映しながら社会資源の一つとして使えるような環境整備を実践し、他の専門職との協働を行って初めて、その資格が有効となるのである。(これも、机上の空論と言えなくはないが・・・)

 まあ、兎に角、介護現場で忘れ去られている「気持ち」これを、今月の自分の目標に据えて太陽の家を盛り上げてゆきたい。職員のみなさん、協力をお願いします。


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