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ブログ-施設長の部屋

2010/12/4
負の連鎖

やることなすこと全てがマイナス方向へ流れることを負の連鎖またはマイナススパイラルと言われるものがある。この状態を如実に物語る例として、貧困社会からの脱却の難しさである。テレビのドキュメントなどで紹介されるアフリカの貧困社会に生活する難民の問題やアジアの国々に生活する貧困層の問題である。この日本においても貧困は存在する。日本国民の大半は世界的な貧困層とは少し次元の違う貧困では有るが、それでも貧困という環境からの脱却は簡単ではない。日々の生活に困窮するほどではないにしても、経済的に余裕の無い生活は、我々の社会の中でも多く見受けられる。何か小さな事柄が原因していることは分かっているが、其の小さな原因を取り除こうとすると、そこに輪をかけて別の問題が降りかかる。どうも子供の頃のちょっとしたボタンの掛け違いが、後々の生活に大きなひずみを生む様子は、アフリカなどに存在する難民の多くが抱えている問題と似ている部分がある。

 原因の一つに教育が大きく影響を及ぼしている。生活する中において学校で習う数学や国語、歴史等の学問は無くとも生活は出来る。生活は出来ると言う表現よりは生きることは出来る。の方が正しい表現かもしれない。正直言って生きていくときに微分積分や江戸時代の年号などの学びは必要ないのである。確かに、学問は私たちの腹を満たしてはくれない。それよりは少ないながらも日払い賃金を得るほうが優先されるのである。世界の貧困社会も、このような問題を抱えながら、生きるために学問や教育、しつけなどの文化的行いをないがしろにせざるを得ない状況がある。

 もう一つは、国民としての義務の一つである税金に関して、貧困であえいでいても国税は容赦なく取立てを行う。無い袖は触れない現実があっても、そこには国民の義務として支払わなければいけない諸税の支払いが存在する。日々の生活にギリギリの状況に、非常にも追い討ちをかけるように諸税の支払いが督促される。僕も昔、金の回りが悪く、毎日の日銭で食う時代があった。毎日の生活を日銭でまかなう処に税金の支払いを求められ、非常に逼迫した日々で苦労した思い出がある。もう少し貯蓄できれば、多少は日々の生活にゆとりが出来るのに・・・!と思いながらも、年金や保険の支払いは猶予されない。そんな現実の厳しさに涙を流すときもあった。こんな状態のときに、そこから抜け出る一番の良策はといえば、ただひたすら耐える。そして、少しずつではあるが辛抱を続ける。辛抱に辛抱を重ね、徐々にではあるが余裕が生まれ、其の余裕が自分の生活を豊かに変えていけるようになる。このときに自暴自棄になれば、それこそ負の連鎖である。物事は全て悪い方向へ流れていく。本当に困って八方ふさがりと思える状況でも解決策は存在する。自分の求めるもの100%を確保しながら、猶予を主張することは自己中心主義の典型である。自分が理想とする世界に近づくには、今の生活よりも貧乏な生活に耐えてこそ新たなる世界の眺望が開けてくると言うものだ。

 人生は長いように見えて短い。そして、この人生は一回こっきりしかない。今の苦労しないで、一生苦労を経験しなくてすむ人生は数えるほど無い。大半が努力と忍耐に結晶が将来的に花開く人生として待ち受けてくれる。子供や親を抱え、毎日を何不自由なく生活できることは理想である。しかし、そこに行き着くには、それ相応の努力と忍耐が必要であること。チャンスは人から貰うものではなく自分自身が選び取ってくるものであること。そう考えると、毎日の生活を無駄にはできないと思えるのだが・・・・

2010/12/3
期待を裏切らない事。

12月に入ってブログを毎日更新している。先月も自分自身の周りで色々な出来事があって、それを理由とするわけではないが、何故かしらブログ更新が滞った時が多数回あった。私の都合は、ブログ上ではまったく意味の無い言い訳であり、その言い訳が通用する世界でもない。少なくとも、このホームページを開いてくれる御仁は、何かしらの新しいニュースを求めているわけであり、その新しいニュースが私のブログである場合もある。そうなると、ブログが更新されていない時があると言う事は、読み手側の期待を裏切っているわけであり、その期待を裏切る行為が継続されれば必然的に当ホームページの閲覧回数が減少すると言う結果で示されてしまう。

 これは単に太陽の家のホームページだけの問題ではなく、ホームページを維持する姿勢はそのまま施設運営と管理する側の気持ちの表れとして如実に経営者の考え方を物語っていると考えられるのです。非常にストイックな考え方ではあるのですが、私がこの施設のリーダーである以上、自分なりの考え方をしっかりと示していかなければ、職員は何を目標に作業するのでしょうか?と考えます。普段から、個々の職員の考え方感じ方はバラバラで、まとまりがない様に感じられるのですが、まとまりがなくても良いと判断します。必要な時に一枚岩になる事が出来ればそれでOK!普段はそれぞれの個性を反映して多方面な考え方をもって支援出来ればと考えている。

先の忘年会の日程に関して、新人職員二名がそろって出席できないと伝えてきた。理由はそれぞれにある。日を変えることで出席できるのであれば日を変える。ただそれだけ。目的に応じて対応を変えることは商売人にとって必須と言える技術ではないか。形振り構わずではないが、施設を一つにまとめるためには色々な手段を用いる。職員の一人一人も、そのつもりで頑張ってもらいたい。

2010/12/2
食事・嗜好と中性脂肪の関係。

今日は市内の総合病院にて検診をしていただいた。年相応のへたれは存在するようで、壊れかけの身体状況にじっくりと観測を続けなければいけないと言われた。と同時に、中性脂肪が高く、肝臓の機能障害も出ているらしい・・・(まあ、今の僕の太り具合から想像できる結果ではあったが)、心臓にも脂が厚くまとわり付いて、本来の機能に支障をきたしそうな・・・とにかく太りすぎだ!と・・・・!

 なんで太るのか?それ程多量のご飯を食べているわけではなく、まあ言ってみれば平均的な量と内容のご飯であると思う。朝ごはんもお茶碗一杯のご飯におかず。昼食こそ職場の厨房から提供される丼に一杯。それも軽く一杯程度のご飯。副食も含めて一食600~700Kcal程度のものしか食べていない。それで、夕食は・・・?夕食にもご飯は一杯。それも小さめのお茶碗一杯のご飯と副食。よほど運動量が少なすぎるのか、この食事の内容で、なぜ太るのかが説明できない・・・・!と思いきや、そこには自分自身の嗜好の問題が隠れていた。僕はご存知のようにチーズやバターなどの乳製品が好みで、自分で調理する場合には多量のバターや生クリームを使ったり、チーズをたんまりと振りかけて調理している。おそらくこの点が問題なのだろう。パスタ自体、結構はハイカロリーな料理で、生クリーム系のパスタともなれば一皿1300Kcalは超えているようなモノもあり、それを大盛りで食べるわけだから、太って当然と言えば当然である。イタリア人やスペイン人の女性や男性が結婚して家庭を持ってしまうと、一気に腹回りが太くなり、顎がなくなり始める。オリーブオイルやバターなどの食べすぎと言われる、病気のような食習慣が災いしての結果である。

僕の場合もイタリアのおっさんと同様、好きなものを食べているうちに太ってきました!って感じなのです。自業自得と言えば弁解のしようが無いが、本当に人間とは困った生き物で、自分の体に悪い食べ物を好んで食べてしまう。またそれらの食物の誘惑に負けてしまいやすい動物なのだ。タバコは体に害になる嗜好品ではあるが、ヨーロッパの山深く育つヤギの乳から作られたチーズはうまい。そん所そこいらの手作りチーズなどとは比較にならない程うまい。こんなヤギのチーズとイタリア産の生ハムやサラミと共に食べていると、いくらでも入っていく。うまいから舌鼓を打ちながら止め処も無く口の中に入れる。そして、其の都度、其の究極の旨味成分に感激して、うまい!うまい!と叫んでは食べてしまうのである。

 今日も利用者の皆さんに話をしたが、自分の好みの食材に関しては、知らず知らずのうちに食べ過ぎてしまうことが多くある。腹八分目も然ることながら、バランスよく脂質よりも野菜中心の食事に注意したいものである。

2010/12/1
12月になってしまいました・・・・が、暗いですね世の中。

平成22年も後一月を残すだけとなってしまいました。平成22年、2010年は僕にとっても記念すべき年となり、自分寺院のメモリアルな意味をこめてイヤープレート等の記念の品を購入したほど、僕にはこの年の重みは一生の中でもかなりの比重を持っていると思っている。しかし、世の中の状況は今でも暗い。最近の話題では歌舞伎俳優が深夜徘徊の末、全治二ヶ月の大怪我。国会における宮様に対する国会議員の暴言騒動、世界的な国家機密を公開し続けるウイキリーク、挑発的な軍事行動を言い訳にロケット砲をまとめて先制攻撃する超身勝手な北朝鮮。なんだかな~って感じですかね。

 世の中と言っても、私たち平民からは程遠い世界での出来事。まったく我々には縁儲かりも無い話でしたが、ここで家の太陽の家でも12月に入ったことから色々とあわただしい日々が出没し始めました。年末年始のサービス提供日に関する問い合わせも多く、利用者の家族としては(担当のケアマネジャー)としても年末年始は、出来る限りサービスの実施を長く続けてもらいたい気持ちが強いようである。しかし、正月の三が日に働ける職員を確保することが困難であることが、この時期にサービスの提供が間々ならない現実がある。そんな理由から、年末年始には、まとめてお休みを取得してしまうのが現状です。

 また、小さな悩み事として、デイサービスの利用者の方々の隠れた行為が、また少しづつ問題化していきそうな気配である。つまりは、自前のおやつの持込であり、それらのおやつを利用者同士が融通しあう行為が出現してきている。ポケットに忍ばせた飴を自分が食べるのならまだしも、他の利用者の方々へ譲ったりしている点をどう対処するのか?私の気持ちとしては、デイサービスの利用者自体は、基本在宅生活を維持しながらのデイサービス利用。自宅に帰ってしまえば、食べるもの、生活習慣などについて私たちの管理の行き届かない環境が存在する以上、デイサービス途中で密かな楽しみとして持参してきてる飴を食べることくらい許してあげたいのが本音である。しかし、問題は、これらの飴が体に悪い影響を与える人々も太陽の家を利用されている。こうなってくると、やはり飴は自宅でゆっくりと食べてもらうこととし、特に他社に差し上げて一緒に飴をなめることは避けたい。

 自分と同じ体調の者ばかりではなく、それぞれが個別の病気に苦しんでいる中では、飴を食べる行為は慎んでもらいたい。

2010/11/30
ちょっとやれば出来るじゃん!!

dsc02696.JPGdsc02697.JPG整理整頓が出来ないのではなく、下手糞なんです。其の証拠が、この写真です。


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