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ブログ-施設長の部屋

2020/8/19
異国で仕事をする難しさについて

介護業界に海外からの技能実習生が多く入植し始めている。

うちの太陽の家デイサービスにおいても、技能実習生ではないが

外国で生まれ、長年、日本で暮らしてきた者が働いている。

介護は初めての経験。

言葉は結構流ちょうに話せるものの,漢字は苦手なようだ。

人間はお国柄は違っても、同じ感情の持ち主であり

喜びも、悲しみも、苦しみも感じる。

嬉しいこと楽しいことも、同じようなメカニズムで感じる。

苦しみも悲しみも同じ。

でも、言葉が自由に、自分が思うように操れないことは非常につらいのです。

人は人との関わりの中で摩擦が起き、いろいろな感情に結び付いていきます。

これが対人関係といえるものなのですが

言葉が十分でないと、この関係性の構築が難しい。

相手がいて、その人を理解する上で、言葉抜きで相互理解はできにくくなります。

そして、 人間は時として非常に手間のかかる案件には前向きでなくなることもあります。

言葉での説明が難しくなり、手間取る場合は

理解する前に諦めてしまうことが増えます。

要するに放置される。結果となり、本人としては捨てられた気がするものです。

もちろん、じっくりと説明し、教えることの手間をとれないほど

業務が煩雑になっているからかもしれません。

それだけ、介護の世界ってのは瞬時に、

あうんの呼吸で支援の手を出さなければならないことも影響していそうです。

しかし、ここで、みんなに知ってもらいたいのは、

外国人で育った文化、歴史、環境の違うところで積み上げた経験を発揮するには

言葉が大きな壁になります。

どこまで私たちが、手間暇惜しまず接することが出来るか・・・?

僕は、この気持ちが外国人と相互理解に向けて一番重要だと思っています。

相手を分かろうとする思い、相手に伝えたい気持ち。それぞれが

同じ感情で前に進もうと努力しています。

相手を思う気持ち。これから少しでも日本人スタッフが

外国人スタッフに対してやさしく、根気強く付き合ってくれることを望みます。


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