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ブログ-施設長の部屋

2010/8/1
高速道路無料化社会実験区間を走って。

 今日は、伊勢自動車道と紀勢道を走行した。伊勢自動車道、津インターから伊勢方面、紀勢道の最終地までの区間は社会実験該当区間として高速料金は無料である。午前10時30分頃から津インターよりアクセスし、一路伊勢方面へ。清和多気インターまで、それなりに順調に車の流れは滞ることなく走れる。ただ、いつもの高速道路に比べると、やはり走行車両数は多い。長い下り坂では、自分より前方に隙間無く車列がつながっている情景が見れる。伊勢道は片側二車線。二車線ともしっかりと車の走行があるお陰で、追い越し車線に少しスピードの控えめな車が走ると、其の車を先頭に追い越し斜線にも車の列ができてしまう。まず、問題はここに発生している。追い越し車線の使い方である。日本の場合、高速道路といっても二車線以上の車線を持つ高速道路区間は限られており、走行車両の絶対数の多さから、追い越し車線が走行車線化している点にあると思える。

 そして、高速道路を走る上における得手不得手の問題が存在する。日曜日だけ、近距離だけのドライバーが、高速道路にも入り込んでくることから、余計なブレーキングを強いられることが多い。ただでさえ車両が多く、車間距離を保ちにくい状況の中で、やたらとブレーキを踏む、高速道路初心者が多く紛れ込んでいる状況が、非常に危険度を増していると思える。高速道路は、ある程度、平均的なスピードを保ちながら走る技術が必要であり、継続的にアクセルペダルを均一に踏み込んでいなければいけない、言うならば、特別な技術が必要と思われる。アクセルを均一にコントロールできないから、車間距離が縮んだり、伸びたりする。其の都度、また、アクセルを開けたり、ブレーキを踏んで減速したりする。それらの不均衡な操作が、後方につながる車両の渋滞に大きく影響を及ぼしている。 時々、大きい車列の後方につながってしまい、急にスピードが極端に落ちてしまい、前の車もハザードランプを点滅させたりして、高速道路上でスローダウンしてしまう状況に遭遇することがある。何か事故か故障か・・・・?と懸念しながら走り続けると、何も問題も無く、単に一台の不慣れなブレーキングの影響で自然的に渋滞してしまっていることがある。確かに長い下り坂で、おまけにカーブしている区間では、思わぬ場所でブレーキを踏む人が多い。 まあ、車の運転に不慣れな人も走ることもあるのが公共の道路だから、高速道路とて例外ではなく、色々なドライバーが存在するわけである。

 さて、次に、観光地から自宅へと帰宅する車両は時間的に皆が同じように動き始める。夕方の4時頃から、渋滞を避けるように徐々に車の数は増え始め、5時には区間によっては停滞し始める箇所も出てくる。個々のインターやサービスエリアの出入り口近辺。これらの場所では、どうしても高速を走行する車両スピードより遅くなってしまう。そこから、ブレーキングが増加し、其の波紋が後方の車両に影響し渋滞が始まる。今日も夕方の7時には清和多気から松阪まで渋滞8Km。ほとんど、動いてない状態である。そして、其の先の亀山から四日市までの区間も渋滞が発生している。

 高速道路で渋滞が始まると一番困ることが、到着時間が読めなくなることである。その結果、トイレの問題、食事の問題、到着後の業務や予定への影響など、たくさんの問題が発生する。

 僕は、高速道路は無料にする必要性を感じない。もちろん、高速道路を特権的に一部の限られた人間だけに限定するものではない。高速道路は目的地への移動時間を短縮するため、其のことから、活動範囲の拡大を目指すために存在すべきと考える。高速料金の負担はドライバーや家族にとって大きい。しかし、其の支払った分だけ早く、スムーズに目的地に到着できるから高速道路を使うわけで、渋滞に巻き込まれ、トイレを必死に我慢しながら、周りの走行車両に余分な神経をすり減らし、長時間のドライブを余計に疲れさせるような施策はいかがなものかと思う。


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