


グループホームは、介護保険制度の中で『認知症対応型共同生活介護事業所』と明記され、市町村また特別区の保険者の指定を受けて事業を運営しております。
基本方針
私たちは、入居者のみなさんをケアの中心に置いた介護を行っております。認知症による数々の問題行動と言われる、認知症周辺症状を根本から理解し専門職として、適切な支援を提供し、安心して、普通の生活をおくっていただけることを目的に運営を行っています。
地域密着サービスでもご説明しましたが、グループホームの運営に新たに追加されたものとして「地域との連携」や「運営推進会議」が求められることとなりました。将来的には一人の若者が3人の高齢者を支えなければいけない高齢社会が到来します。その時を見越した措置ではないのですが、認知症高齢者の尊厳を守った介護を実践するなかで、施設だけではなく地域の皆様のご協力が絶対的に必要であると考えます。
例えば、徘徊を例にとれば、認知症の状態に記名力の障害があげられます。自分が誰で、どこに暮らして、何をする人か?がわからなくなることです。このような状態となって単独で屋外に出てしまうと当然のことながら交通事故、行方不明、転倒骨折等の危険性がついて回ります。このような課題に対して、地域の皆様が認知症を、グループホームを十分理解して頂ければ、例え単独で行動していて、不安定な歩行の高齢者を見かけた場合に施設へご連絡いただいたりできる。そんな関係を作り上げたいと考えています。
そして、施設にとって有意義な面だけでなく、私どもの施設から地域の皆様へ専門職としての知識とスキルを十分に還元させていただくことも、地元にとってのメリットとしていただけます。
グループホームに入居を検討される頃から、太陽の家では入居者ご本人についていろいろな情報をお聞かせいただきます。ご本人の生活暦、好きな物、嫌いな物、趣味や特技、病歴等の詳細情報をお聞きします。そして、それらの情報を基にご本人をそのままの姿で理解し、介護計画へ結び付けていきます。
まず情報収集→情報の整理と理解→介護計画の作成→実施→見直し→再プランへと問題症状や本人の居心地の良い環境が整うまで継続的に繰り返し支援を提供いたします。
この中で、ご家族の皆様にもご協力いただく事も多々ありますので、よろしくお願いいたします。
私たちの施設運営に関して、発生する苦情や意見に関しては真摯な対応をお約束いたします。
あらゆる苦情やご意見には直接、当施設受付に設置しました苦情受付箱に文章または口頭で申し立てていただけます。
また、苦情が言い出しにくい方には下記の苦情処理窓口もご利用いただけます。
グループホーム 太陽の家の事業所は以下の通りとなります。