本日、デイサービスとグループホームを分けて火災訓練を実施しました。
例年、火災訓練は両事業所を合わせて実施するが、今回の訓練では利用者の皆さんと言うよりは介助す職員に緊急時の対応を考えてもらうための訓練を実施しました。デイサービスは一階フロアー~の避難は正面玄関は元より複数の避難を確保しやすいが、二階のグループホームに関しては、非難が非常に難しい。その点について担当職員と話し合い、最悪の場合は南側のベランダに避難し、消防のはしご車の到着を待たなければならないケースも考えられる。という問題点が話し合われました。
実際の火事では、職員はパニックとなり、同時に認知症を抱える利用者は「危険」「避難」の認識が持てずに職員の避難誘導に反した行動が想定されるのです。そのような想定外の行動が更に誘導する職員をパニックに陥れることが懸念される。
火災は家財家屋はおろか人命まで一瞬に奪い去る恐ろしく、起こしてはならない事故の一つです。火災発生から非難にかけて出来る限り速やかに避難できることと同じだけ、安全に避難できるように心掛けなければなりません。
人の命を預かる施設である以上、「失敗しました」は許されないと思っています。