太陽の家17年目にして初めての大掃除!!
日の当たらない北川の窓の周りに小さな蜘蛛が巣を作り
壁全体がウイルスに冒されたような汚れが、
それと壁面に緑色の藻が生えて、汚らしい正面玄関近辺。
今日、うちのスタッフの関係する業者さんにお願いして
足場を組んで大掃除をしていただいた。
若い衆2人と親方の3人で、朝8時から昼過ぎにかけて
壁面の汚れをタワシ、デッキブラシなどを使ってこすり、高圧洗浄機で洗い落とす。
そんな作業を実行して頂いた。
当所は、足場だけお借りして、僕の暇ある時にボチボチ塗装示威しようと考えていたが
業者さんが、ついで作業でやってあげるよ!と言ってくれたので
お言葉に甘えて、全ての作業をお願いした。
次の写真を見てもらえれば、結果がどのように変わったかが分かるはず。
ひとりでは到底できない作業。
若いパワーは素晴らしい!!こんなにきれいにしてくれてありがとうございました。
うちの太陽の家デイサービスセンターでは、今、外国人の介護職員が仕事をはじめた。
日本に30年近く住んでいる人で、介護の仕事は初めて
日本語は、結構流ちょうに話できる。
そんな彼女が、先日のお昼ごろ
「ちょこっと、分からない言葉があるので、教えてほしいです}と聞いてきた。
その質問を聞いて、そうなんだ!外国人には、この日本人的『適当」や「適宜」って言葉は理解不能なんだ!
日本人気質ってのは、全てに対して黒と白以外にグレーも存在するが
外国の風習の中にグレーは存在しない。
このグレーな部分を、どの様に伝えるのか・・・
ここが非常に難しいのである。
古い言葉となってしまったが、ファジーな頃合いをみて
適当に対応するのが日本人流のワビ・サビの文化である。
相手の顔色を見ながら、言葉を選ぶ。
その場の状況を見ながら案配良く行動する等、外国人が最も苦手とするところである。
僕もF-1日本GPに携わって20数年。
外国人との共同作業も多く、その中で必ず行うのが
事前の入念な打ち合わせである。そして、必ずプランA、プランB、時にはプランCまでの
代替案を計画する。
突然の対応にそれぞれが違った行動をしないために、最初から3パターンくらいの計画を練っておく。
日本時のように、臨機応変に周りの空気を読みながら、そして、相手を読みながら
阿吽の呼吸を外国人の中に求めても無理である。
今後、海外からの介護労働者が増加する中
日本人の働きかたを海外スタンダードを取り入れたシステムに変更する必要がある。