僕が幼い頃、母が良く言っていたことに
「寝る事が一番幸せ!」と言いながら僕を寝かしつけていた。
そんな頃の記憶って本当・・・?といぶかしく思われるかもしれないが
皆さんもご自身の記憶を手繰ってみてください。
恐らく二歳や三歳の頃の記憶も、薄らと残っているはずです。
一日、働き続けて体をウド化し続けていると
母が言うように、ようやくすべての仕事を終えて
疲れ切った体を横にする時、僕でも「ふぁ~・・・」と体中の力が抜けていく
そんな気がする時があります。
でも、疲れた体を休めるだけが、一番幸せと言わずとも
今の時代は、もっと他に幸せを感じる場面って多くあるはずです。
ある人は、一日の仕事を終えて一杯のグラスに注いだ酒を呑むとき。
アルコールが口から咽に、そして食道に向かって
余分な脂をそぎ落としながら、体中を清めていくような
そんな刺激を感じながら、『幸せ』を感じるのではないでしょうか。
また、ある人は、喧噪の場を離れ一人静かにタバコをくゆらす時、
ゆっくりと空に向かって広がる紫煙を眺めながら幸せを感じるかもしれない。
母が、寝ることが一番の幸せと言った、とても小さな欲望を満たしただけで
感じる幸せも、高級ブティックで何十万もする用品を買うことに幸せを感じるのも
根本は同じなんですね。
ストレスを発散する方法と手段が違うだけで
人は、ストレスを発散する時に一番幸せを感じるのではなのでしょうか。
際限なく溜まる一方のストレスを
如何に旨く発散できるか?
皆さんが知らず知らずのうちに抱え込んでいるストレスも
譬え少しづつでも、空気が抜けていく風船のように
ストレスから解放される時があるとよいですね。