仕事休みのときは、朝からコーヒーを豆をひいてからいれる。
ハンドミルでゴリゴリと音を立てて、香ばしいコーヒー豆を挽く。
日によって、ミルを少しだけ調整して豆の挽き具合を変える。
少し荒めに挽いたり、ちょっと細かく砕いたりして味を変えている(・・・つもり!)
専用のポットのお湯の温度は常に一定にしているが
時として、フィルターを抜ける前のアクの色が違う。
ポットの注ぎ口から落ちる湯の量やスピードは常に一定にしているつもりが
毎回、立てたコーヒーの味が違う。
全て一定にしているつもりでも、味が違うのだから
豆の挽き方をかえると、更に味は大きく変化する。
一杯のコーヒーだけど、非常に面白い。
豆を挽くときにコーヒーの香りにくすぐられ
お湯を注ぎ始めると、更に濃いコーヒーの香りがキッチン中に広がり
その香りの中で、ドリッパーの中に全神経を集中してお湯を阻止でいる時間が好きだ。
ゆったりとした時間が流れ、ひと時の幸せを感じている。
コーヒーはインスタントでも全く問題ない。同じように美味しい!
でも、豆を挽いて、ペーパーフィルターをセットしたドリッパーをセットして
コーヒーをたてる。手間暇かけて作るものは、なんでも愛おしい。
お休みの日には酒を飲む人の気持ちと同じ。
どこかのCMではないけれど「 ふう~っ!」って、一息つく!